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【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》

古都、薬を売る老翁(壷公)がいた。翁は日暮に壺の中に躍り入る。壺の中は天地、日月があり、宮殿・楼閣は荘厳であった・・・・

貴重化石を切刻, 画期的成果/林 昭次(06/14)_学究達=615

2023-12-17 05:10:25 | 浪漫紀行・漫遊之譜

ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年12月17日<ⰧⰊⰧ

☆ ノースカロライナ州で兄弟が機械を空に飛ばしたって?冗談じゃないのかな(1903年=人類初の動力飛行に成功)。    ☆ 日本初のモノレールが上野動物園で営業開始、サルが運転しているのかと噂される(1957年)。    ☆ 我らの偉大なる金正日将軍様が、農民≪特に女性≫へのあまりに熱心な指導の末に過労死により息を引き取られた(2011年)。 追伸、正日氏と後継争いを演じいた故金日成主席の実弟・英柱氏が死去の報が昨日あった。100歳前後だったと言う。 さぞや天国は騒がしく成ろう。

本日記載附録(ブログ)

何千万年、何億年もの前の地層から掘り出された恐竜の化石

貴重であることはもちろん、稀少かつ高額でもある

そんな化石を切り刻み、画期的な研究成果を次々とあげている

  = 大阪市立自然史博物館の林昭次 /06 = 

【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

  第3回 ステゴサウルスの大きな棘のナゾも解明=1/3= 

ステゴサウルスのもう1つの謎、棘(スパイク)についてはどう考えればいいのだろうか。

 まず、派手な背中の板に比べて、棘はあまり意識されないことも多いので、どこにあってどのようなものか再確認を。

 ステゴサウルスの背中の板は尻尾の上にも少し小ぶりになりつつ続いている。そして、それが途切れたあと、尻尾の先端近くに何対か、棘状の突き出しがある。

「棘、スパイクっていうのがどう役立ったのか、いろいろな説があるんですが、おもしろいのは、同じ時代に生きていたアロサウルスの骨にステゴサウルスのスパイクが刺さったような穴がある標本が見つかっているんですね。それで、捕食動物であるアロサウルスに対抗するための武器として使っていたんだろうという話があります」

 長い尻尾の先についている棘だ。思い切り振り回せば相当な威力であっただろう。

「形状的に強そうだとか、レントゲン写真を撮ると中も詰まっていて実際に強い構造だとかあって、武器として使えたという説が有力だったんです。でも、反論する研究者もいて、その人が調べた標本では、円錐形というよりももっと扁平で強そうではないし、中の構造もスポンジ状で、むしろ背中の板に近い構造をしていた。だから武器としては無理があって、飾り的な要素ではないか、ということだったんです」

 ステゴサウルスには論争が多いが、これも、背板よりはやや地味であるものの、決着がつかない論争のひとつだった。しかし、林さんが、またも、骨の組織学的なアプローチを中心にして、結論を出してしまうのだ。

「実は、棘が強いか弱いかという点で、両方とも間違えではなかったんです」と林さんはいう。

「子どもから大人に成長するにつれて、ステゴサウルスの棘の形や内部組織がどのように変化していくのか調べてみたんです。するとはっきりしたんですが、子どもの骨はやっぱり華奢でですね、円錐形じゃなくて平たくて、非常にスカスカで脆い構造をしています。一方で、大人のやつは、逆に円錐形で中身も緻密でがっちりした強い構造をしていると。つまり、ステゴサウルスの棘っていうのは、子どもの頃は華奢だけど、大人になると頑丈な武器として十分に使えたということを明らかにしたんです」

 論争の対立点を、実は対立点ではなかったのだと、より大きな枠組の中であきらかにする。素晴らしい成果である。

 さて、林さんの武器である骨の組織学研究というのは、具体的にどうするのか、そのあたりについても伺ってみた。

明日に続く・・・・・

【参考資料】 : ステゴサウルス(1/8)

Ω・Ω その驚愕の秘密と絶対知りたい魅力 Ω・Ω

古代の地球に生息していた恐竜たちは、現代には絶滅してしまったものの、その姿や生態についての興味は尽きることがありません。特に、独特の形状を持ち、その姿が印象的なステゴサウルスは、恐竜ファンの心をくすぐる存在です。

本記事では、「ステゴサウルス徹底解説!その驚愕の秘密と絶対知りたい魅力」と題して、ステゴサウルスに関するさまざまなトピックを取り上げていきます。ステゴサウルスの基本情報から、特徴的なプレートや尾の棘、生態や発掘史、さらには映画や書籍に登場するステゴサウルスについても詳しく解説します。

恐竜に興味を持っている方はもちろん、これから恐竜の世界に触れようとする方にも、ステゴサウルスの魅力を存分に感じていただける内容となっています。ステゴサウルスの世界に深く入り込み、その驚愕の秘密と魅力をぜひお楽しみください。

ステゴサウルスの基本プロフィール:見た目・大きさ・時代

◎ 名前の意味 / 屋根に覆われたトカゲ ◎ 生息地 / 北米  ヨーロッパ  中国

◎  時代  / ジュラ紀   ◎ 全長   / 約9メートル   ◎ 体重  /  5トン   ◎ 食べ物  / 植物

ステゴサウルスは、その特徴的なプレートと尾の棘で有名な草食恐竜です。ここでは、ステゴサウルスの基本プロフィールについて見ていきましょう。

見た目

ステゴサウルスは、背中に並ぶ大きなプレートが印象的な恐竜です。このプレートは、体の温度調節や敵からの防御に役立っていたと考えられています。また、尾の先には4本の棘があり、自衛のために使用されていたとされています。

大きさ

ステゴサウルスの全長は約9メートル、高さは約4メートルと推定されています。体重はおおよそ5トンほどで、現代の象とほぼ同じ大きさです。

時代

ステゴサウルスは、約1億5000万年前のジュラ紀後期に生息していたとされています。この時期は恐竜が繁栄し、多種多様な恐竜が地球上に存在していたことで知られています。ステゴサウルスは、現在の北アメリカやヨーロッパで化石が発見されており、当時の環境が熱帯林であったことが示唆されています。

以上のように、ステゴサウルスは見た目や大きさ、生息時代などからも独特な魅力を持っている恐竜です。次の項目では、ステゴサウルスが持つ驚くべき特徴について詳しく解説していきます。

・・・・・つづく

https://youtu.be/HM-Htzgp594==恐竜「林 昭次」haremachiスペシャリスト ==

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森のなかえ

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=今日の足跡が記録帖 & 幕間の狂言_◎ 12月11日(月曜日)=

2023-12-11 05:10:59 | 浪漫紀行・漫遊之譜

★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂 

☆ 誰が言ったか!!?本日は 国際山の日(国際山岳デー)。 &so 世が世であらば、胃にいい《イニイイ》日ってことで忘年会を前に胃薬くらいは買っておく日。

☆ 島原の乱が勃発(1637年)、熊本で老後の糊口に苦慮する宮本武蔵が鎮圧側の武人として参戦するも糞尿・熱湯を浴びせられ、退散したとか!!?

☆ ローマ教皇がマルティン・ルターを叩き出して462年目にして、初めて彼らの教会に足を踏み入れる(1983年=新旧キリスト教の対立が終結)。

 ᙡ  =本日記載附録(ブログ) 【😒大谷翔平・17番を祝して!! / 休刊😘】_◎12月11日 =  ᙡ

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Today’s B.G.M, = Miles Davis - So What (Official Audio) / https://youtu.be/ylXk1LBvIqU?list=OLAK5uy_nkfBmwK2t62J1xAsfhcwj9PVQG7N5UunA

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森のなかえ

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=今日の足跡が記録帖 & 幕間の狂言_◎ 12月07日(木曜日)=

2023-12-07 05:10:38 | 浪漫紀行・漫遊之譜

★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂 

☆ アリューシャン列島近海で演習中の帝国海軍がトラ・トラ・トラの暗号命令を受け、ハワイ・真珠湾に演習海域を変更せり。 曰く、第二次世界大戦: 真珠湾攻撃(1941年=現地実行日時)。 ダン、3年後 和歌山から三重にかけての海底が報復、米軍の本土空襲に匹敵する損害をもたらす(1944年=昭和東南海地震)。

☆ イケダハヤト首相が、庶民が食べる米に事欠くと言われて麦を食べればいいじゃないと発言(1950年)。あるたいへんに身分の高い女性と比べて何と庶民的なことか! ダン、この高貴な女性は幽閉の後 断頭台に消えたのは228年前。

☆ キティちゃんが、多摩センター駅の近所にどデカい屋敷をおっ建て全国のファンを招待し始める(1990年)。

 ᙡᙢᙡ   =本日記載附録(ブログ) 【😒資料整理のため休刊😘】_◎12月07日 =   ᙡᙢᙡ

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森のなかえ

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感染症の把握と実験室診断法/安田二朗(10/13)_学究達=606

2023-12-05 05:10:13 | 浪漫紀行・漫遊之譜

ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年12月05日<ⰧⰊⰧ

☆ あぁー乃木は何処に・・・・と嘆く明治大帝に呼応して、旅順攻囲戦で203高地を占領(1904年)。 しかしながら、これ“国際ボランティア・デー”が設定されていればどうだったかな。     ☆ お酒の製造と流通に関わっていたマフィアの活動を公に認めるため、14年前に制定された禁酒法を廃止(1933年)。しかしながら、ロシアの人民は禁欲を強いるスターリン憲法制定(1936年)。     ☆ 東中野で列車同士をぶつけるスタントショーが開催された(1988年)。双方が大惨事に。いやいや、1万人以上が死亡したロンドンスモッグ発生(1952年)は公害の金字塔。

本日記載附録(ブログ)

エボラ、マールブルグ、ラッサ、クリミア・コンゴなどの出血熱

インフルエンザ、ノロ、マダニから移るSFTS

ウイルス性の「新興感染症」の研究と新たな治療薬の開発

 バイオテロ対策への貢献で文部科学大臣表彰科学技術賞をも受賞 

  = 感染症医療分野で未踏の領野に挑む・安田二朗(10/13)= 

【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

  第4回 エボラ出血熱で約5500頭のゴリラが死んでいた =4/4= 

非常に重要な論点が出てきた。

 分子生物学、生態学、疫学、というのは互いに相反するものではないけれど、方向性が違う。

 分子生物学は、その名の通り分子レベルでメカニズムを考えようとする。いわばミクロな顕微鏡下の世界。

 それに対して、生態学も疫学も、マクロなことを扱う。

 生態学は、生き物やウイルスを、環境の中で考える。食べたり食べられたり、利用したり利用されたり。ウイルス感染症についていえば、病原ウイルスが人間に害を与える、という、いわば「加害・被害」の関係だけではなく、森や川、ゴリラやほかの生き物たちも含めた中で捉え直す。ふだんウイルスを保有している自然宿主や、ほかの動物や人間との関係を様々なレベルで理解しようとする。実は、ウイルスにとって、人間は「環境」のひとつでもある。

 さらに疫学。こと感染症の疫学についていえば、感染ルートの特定や、有効な対策、診断法、治療法などの評価の道具を提供してくれる。新興感染症で病原体が特定できない場合を考えてみると分かりやすい。現場は五里霧中だ。しかしそれでも、感染の拡大を止めなければならないし、診断や治療の有効性もたえず評価しなければならない。その場で可能な限り周到な観察や統計学的な手法を持ち込んで、道を見いだすのがフィールドの疫学だ。しっかりと環境をコントロールした実験をして結論を導く分子生物学者から見ると、科学的に見えないかもしれないが、その場でのぎりぎりの科学なのである。

== 註・疫学について一段落でまとめることは難しいので、興味のある方への参考書。19世紀、コレラ菌どころか微生物が病原体になることすら分かっていなかった時代にロンドンのコレラ流行を抑え込み、疫学の父と呼ばれたジョン・スノウの評伝として『感染地図(河出書房新社)か『医学探偵ジョン・スノウ』(日本評論社)。そして、現代の疫学入門書としては『基礎から学ぶ楽しい疫学』(医学書院) ==

 こういったマクロなことに目をむけた時、安田さんはごく自然な流れとして、ローカルな問題とグローバルな問題が繋がっていることを意識したという。

「これは現地の人たちのためであり、同時に世界のため、まさにグローバルヘルスの問題です。感染症研究者として、自分の国だけとか、自分の周りだけ見てたらしょうがないなと。感染症というのはやっぱり世界規模で対応しないとと強く意識することになったんです」

 エボラを始めとする感染症の抗ウイルス剤をつくって社会貢献をしたいという時、安田さんは、当然のこととして国際貢献を考えている。それは、ぐるりと一周して「自分たちに」戻ってくることでもあったのだ。

明日は “ イオテロ用の画期的な小型検知器を開発に続く

【参考資料】 : 後天性免疫不全症候群(4/4)

性的感染

性行為による感染では、性分泌液に接触することが最大の原因である。通常の性行為では、女性は精液が膣粘膜に直接接触し血液中にHIVが侵入することで感染する。男性は性交によって亀頭に目に見えない細かいができ、そこに膣分泌液が直接接触し血液中にHIVが侵入する事で感染する。そのため、性交でなくても性器同士を擦り合わせるような行為でもHIV感染が起こる恐れがある。また肛門性交では腸粘膜に精液が接触しそこから感染するとされている。腸の粘膜は一層であるため薄く、HIVが侵入しやすいため、膣性交よりも感染リスクが高い。コンドームの着用がHIVの性的感染の予防措置として有効である。ただし使用中に破れたり、劣化したものを気付かずに使用する場合があるため、完全に感染を防ぐことができるとはいえない。コンドームの使用に際しては、信頼できる製品を使用期限内に正しい用法で用いることが推奨される。また割礼によって感染リスクが低減するという研究結果が複数ある。傷つきやすく、免疫関連細胞の多い包皮を切除することで、HIVの侵入・感染が抑えられるためだと考えられている。なお口腔で性器を愛撫する場合も、口腔内に歯磨きなどで微小な傷が生じていることが多く、そこに性分泌液が接触することで、血液中にウイルスが侵入するおそれがある。

血液感染

感染者の血液が、傷、輸血麻薬の回し打ちなどによって、血液中に侵入することで感染が成立する。特に麻薬・覚醒剤中毒者間の注射器・注射針の使い回しは感染率が際立って高い。以前は輸血や血液製剤からの感染があったが、現在では全ての血液が事前にHIV感染の有無を検査され、感染のリスクは非常に低くなっている。医療現場においては、針刺し事故などの医療事故による感染が懸念され、十分な注意が必要である。

母子感染

母子感染の経路としては3つの経路がある。出産時の産道感染、母乳の授乳による感染、妊娠中に胎児が感染する経路である。産道感染は子供が産まれてくる際、産道出血による血液を子供が浴びることで起こる。感染を避ける方法として、帝王切開を行い母親の血液を付着させない方法があり、効果を上げている。母乳による感染が報告されており、HIVに感染した母親の母乳を与えることは危険とされている。この場合は子供に粉ミルクを与えることによって、感染を回避することができる。胎内感染は、胎盤を通じ子宮内で子供がHIVに感染することで起こる。物理的な遮断ができないため、感染を回避することが難しい。感染を避ける方法として、妊娠中に母親がHAART療法により血中のウイルス量を下げ、子供に感染する確率を減らす方法がとられている。

おわり

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森のなかえ

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神の素粒子を追う物理学者達 / CERN (17/19) _学究達=554

2023-09-27 05:10:28 | 浪漫紀行・漫遊之譜

ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年09月27日<ⰧⰊⰧ

◆ 13日前に選出されたばかりのローマ教皇ウルバヌス7世が、重責に耐えかねて自分から天に召される(1590年)。 ◆ ナポレオン・ボナパルトのエジプト土産に何が書かれているのかが判明(1822年=ロゼッタ・ストーンの解読)。 ◆ 中国を蹂躙しまくってた日出ずる国とヨーロッパの支配者に載し上がろうとしていた卐)が共闘。翌年にも起きそうなアンクルサムとの決闘に備える(1940年=日独伊三国同盟締結)。

本日記載附録(ブログ)

日本からも200人以上が参加する素粒子物理研究の最前線

欧州原子核研究機構、通称CERN(セルン)、欧州21カ国の共同運営

ノーベル賞を受賞したヒッグス粒子発見の舞台である

スイスとフランスの国境地帯にあり、全周はなんと27キロ 

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CERN/セルン(17/19)

◇◆第6回 5兆度!の宇宙が始まった頃を再現してみた =2/3= ◆◇

 陽子や中性子というと、ただのボールみたいなものをイメージするかもしれない。しかし、その中にはクォークがある。陽子なら2つのアップクォークと1つのダウンクォーク。ただ、それらがバラバラになるようなことは普通ない。グルーオンという糊の役割をする粒子が、「強い相互作用(強い力)」で閉じ込めているからだ。このようなことは、素粒子物理学を解説する一般書にも書いてある。

「では、どうやってそれを人工的につくるかですが、人類ができる唯一の方法は、重たい物質の原子核をほとんど光速まで加速して衝突させることです。ALICEでは、鉛の原子核を使っています」

 なぜ? と最初は思った。LHC加速器は陽子と陽子を衝突させるもののはず。ヒッグス粒子の発見は、その方法で成し遂げられたものだ。しかし、よくよく聞くと、実は1年のうちの1カ月、鉛の原子核をぶつける研究に費やしているという。それがまさにALICE実験なのだ。

「鉛の原子核は重たくて、陽子のおよそ200倍の質量(鉛208)がありますから、加速するとずっと高エネルギーを実現できます。それで、およそ1000テラ電子ボルト(TeV)のエネルギーを約1兆分の1センチ立方の非常に小さな点に集中してやることで、ごく短時間、極小のクォーク・グルーオン・プラズマ状態が再現されると考えられているんです。粘性のない液体のような状態の物質です。その後、すぐに冷えて、通常の原子核物質に変わって、それが検出器に届くわけなんですが、そこから出てくる粒子をほぼすべてはかって基礎的なデータを集めているところなんです」

クォーク・グルーオン・プラズマは、ほとんどの物理学者が存在を信じており、また、ALICEの実験でも、実際に作り出されていると信じるに足る証拠が積み上げられつつあると言ってよいそうだ。そのために、実現した温度は、なんと5兆度! これは人類が人工的に作り出した最高の温度でもある。どうやら、2兆度よりも冷たいとクォークは通常物質に閉じ込められてしまうそうだ。いずれにしても、非常な高温の世界ではあるが。

「こういったことは、宇宙が始まってほぼ1マイクロ秒後に起きていたことだと考えられているんです。我々はその状態を実験室で非常にもっと短いスケールでつくり出すことができるんだと言ってよいと思います。さらに、来年からのLHC加速器のRUN2以降、より高い衝突エネルギーにいけると思っています。以前の実験では、軽いクォークばかりでチャームクォークなどの重たいクォークが少ないQGPができていたと思われるんですが、ALICE実験では、RUN1の段階でも、チャームクォークが格段に増えていました。RUN2以降、それを積極的に使った測定が飛躍的に向上すると期待しています」

 それにしても、人類が行いうる実験で宇宙開闢から1マイクロ秒(10のマイナス6乗秒)後くらいの状態が再現できるとは。なんというスケールだろう! この時点で、宇宙のインフレーションがあったとされる10のマイナス36乗秒の時期は過ぎており、すでに「インフレーション後」であることに留意。急膨張の直後の宇宙の状態にまで、我々は「実験室」で迫ることができるということだ。そもそも、クォークがバラバラになるなど一昔前の一般書レベルの知識しかなかった自分としては、本当に目から鱗が落ちるような話だ。

・・・・・・・・明日に続く・・・・・

【参考資料】 : 追悼:ホーキング博士、その賭けと発言を振り返る(2/3)

Ω・ 意外にも「ブラックホールが存在しない」に賭けていた!?  ・Ω

ヒッグス粒子が見つからないほうに100ドル

 ホーキング博士はブラックホール以外の科学的トピックについても賭けをしている。素粒子物理学の標準モデルの「ミッシング・ピース」として長年探し求められてきた、ヒッグス粒子に関してだ。ヒッグス粒子は、ほかの多くの素粒子との相互作用を通じて質量を与える粒子として、1960年代から理論的に予言されていたが、それから何十年も発見されずにいた。そこでホーキング博士は、ヒッグス粒子が見つかるかどうかについて、ミシガン大学のゴードン・ケーン氏と賭けをした。

 2012年、ケーン氏は米国のNPRラジオのインタビューに答えて、「10年ほど前、韓国で開かれていた学会に参加していたときに、スティーブンもいたのです」と語っている。「スティーブンが、自分はヒッグス粒子がないほうに賭けると言ったので、私はすぐに『その賭けに乗った!』と言い、細かい点を話し合って、負けたほうが100ドル支払うことに決めました」

 そして2012年、欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の研究チームが、ヒッグス粒子が存在する証拠を発見。そのニュースが発表されたとき、ホーキング博士はヒッグス機構の理論を作ったピーター・ヒッグス氏の業績を称え、自分は賭けに負けたとコメントした。(参考記事:「ヒッグス粒子発見、ほぼ確実に」

異星人は危険か?

 ホーキング博士は晩年、人類が異星人と出会うことの危険について繰り返し警告していた。ドキュメンタリー番組「ホーキング博士のよくわかる宇宙」で、博士は、高度な文明を築きあげ、地球にまでやってくるような異星人は、友好的ではないかもしれないので、積極的に呼びかけを行うべきではないと主張している。(参考記事:「宇宙人はいるのか? 火星で見つかった怪現象」

 博士は、「高度な文明をもつ異星人は、到着した惑星を片っ端から征服して植民地化しようとするかもしれません」と語った。「限界がどこにあるかなんて、誰にもわかりません」。博士は2016年のドキュメンタリー番組「ホーキング博士のお気に入りの場所」でも、同様の主張を繰り返している。「人類と高度な地球外文明との出会いは、アメリカ先住民とコロンブスとの出会いに似ているかもしれません。アメリカ先住民については、その出会いは良い結果にはなりませんでした」

 科学者の多くはホーキング博士とは意見を異にしている。恒星間飛行は非常に困難であるうえ、そんな異星人がいるなら、地球から宇宙に漏れ出している電波により、地球文明の存在はとっくの昔に嗅ぎつけられているはずだからだ。(参考記事:「「人類は宇宙人に好意的」、発表が物議、米学会」

  ・・・・・・続く

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森のなかえ

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=今日の足跡が記録帖 & 幕間の狂言_◎ 09月26日(火曜日)=

2023-09-26 05:10:48 | 浪漫紀行・漫遊之譜

★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂 

◆ 台風災害の厄日。どれだけ厄日かというと、日本海軍の艦隊が打撃を受けたり(1935年)、青函連絡船が転覆するばかりか北海道の漁村が丸焼けになったり(1954年)、・・・しかし近鉄にとっては名古屋線がレベルアップするチャンスとなったラッキーな日(1959年=伊勢湾台風)だったりする。◆ スペインの商船や植民地を略奪して周った海賊ドレークが、やりたい放題の挙句に地球を一回りしてしまった(1580年)。◆ 豪腕の破壊神が子分ともども民主党に下駄を脱いだり(2003年=民由合併)、後の森羅万象担当大臣(2006年=安倍内閣)やチンパンジー(2007年=福田内閣)が総理に就任したりと政界にとっての特異日。

 ᙡᙢᙡ 幕間の迷言・狂言・毒舌 =  ジャニーズが認め謝罪  = ᙡᙢᙡ

2023年5月、ジャニーズ事務所はこれらの噂が事実であると認めるに至った。それを受けて日本国内のマスコミが一斉に報じ出し、一気に社会問題となった。前年に「自民党は統一教会と密接な関係にある」という噂が事実となったことに続く出来事となった。

「ビッグモーターは客の車を意図的に傷つけている」という噂もこれまた事実と判明し大騒ぎになり、ジャニーズの話題が下火になった8月末、第三者委員会からの報告書が出された。その報告書を受けた会見では、ジャニー没後に社長を継いだ姪の藤島ジュリー景子が辞任し、後任に所属タレントである東山紀之が就くと発表された。

各界の反応 : いずれも、東京高裁の判決から19年が経過した2023年のもの。 ◎「噂として聞いたことはあった」――東山紀之(ジャニーズ新社長) / ◎「こうした噂を耳にしたことはあった」――櫻井翔(「嵐」メンバー、日本テレビ『NEWS ZERO』月曜レギュラー) / ◎「性加害などの人権侵害は、あってはならない」――日本テレビ(当年8月も24時間テレビにジャニーズを起用) / ◎「いかなる性加害も許されない」「今後もタレントは起用し続ける」――モスバーガー(CMにジャニーズタレントを起用)

◎「人権を損なってまで必要な売り上げは1円たりともない」――アサヒビール(CMにジャニーズタレントを起用) / ◎「ジャニーズのタレントを起用することは子供への虐待を認めることで、国際的に非難の的になる」――新浪剛史・経済同友会代表幹事(サントリー社長) / ◎「被害者救済と再発防止策が取られない限り、タレントをCMに起用できない」◎――モスバーガー(CMにジャニーズを起用)

このように、2023年にいきなりジャニー喜多川の噂を知らされ、その上でそれが事実だと知らされた各界には大きな衝撃が走った。知らされた直後に発せられた「な、なんだってー!?」という感覚が隠しきれていないコメントたちこそ、その証拠といえよう。

  

ここで想起、いや考えさせられるのは良くも悪くも“報道しない自由”である。報道の自由が存在意義であるはずのマスコミが行う緩慢とした自殺の総称“報道しない自由”であろう。報道の歴史の始まり。それは、どこぞのヨハネス・グーテンベルクが1445年に活版印刷を発明し、大量の文字、すなわち情報が多くの人々の目にふれたことに始まる。

フランス革命後、さまざまな党派的利益が衝突して混乱を起こした際には、パリ議会の「情報」がヨーロッパ各地で求められ、新聞がこぞって読まれた。また、伝書鳩という当時最速の情報伝達手段を用いていち早く情報を収集し、投機に成功した商人が現れてからは、「情報」そのものに価値が認められるようになってきた。

こうして壁紙から新聞、ラジオ、テレビといった媒体の変遷の中、人々は金銭を持って情報を得ることが常識となっていく。その結果、金銭が全ての資本主義において、情報を金銭でコントロールするという発想が生まれ、人々の知識欲と対立するなんて話も生まれる。無論、それが社会主義だったら、社会のトップが情報をコントロールし、原理主義であれば宗教が情報をコントロールする。

大事件でも矮小に扱えば人々はすぐ忘れ、どうでもいい話で事件を隠すことができ、人々の記憶に残らない早朝や深夜などの時間帯に報道する。お詫び会見をしたり、どうでもいい紙面の片隅において謝罪広告を掲載することで、既成事実として読者に頭を下げれば、メディアに対するバッシングはいずれなくなっていくという話が、こりゃまたインターネットなる超長期情報保存媒体ができるまでは、当たり前の話であった。 

人間の記憶というものは大きな文字、大きな見出し、ショッキングな事実を心に刻み込めても、小さく矮小でどうでもいい話は即座に忘れるようにできており、社会を動かす情報の操作を、マスメディアが担ってきたのは事実。

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Today’s B.G.M, = Stella by Starlight

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森のなかえ

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脳の神経医療・環境医療を開発/本田学(05/16) _学究達=497

2023-07-09 05:10:06 | 浪漫紀行・漫遊之譜

ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年07月09日<ⰧⰊⰧ

◆ 杉原千畝が、赴任先で極めて良質な背任行為・売国行為及び犯罪者逃走幇助に手を染め始める(1940年)。以後2か月近く犯行を継続し、2千人以上の逃走幇助。 よって、終戦直後に杉原はクビに。  ◆ 巨人軍の総本山の隣に遊園地が開業(1955年)、テレビとのセットによる巨人真理教の洗脳が本格化。  ◆ スーダンの南側が分離独立(2011年)するも、適当な国名が無かったので南スーダンと取り敢えず名乗る。

本日記載附録(ブログ)

人の耳には聞えていないけれど、脳の活動にポジティブな影響を与える高周波音

“ハイパーソニック”と言われ、その積極的効果を利用した医療技術の確立に奮闘・傾注

うつ病をはじめ、さまざまな現代病の治療と予防を目指した「情報医療」を切り拓く本田学 !!

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第七部 部長 本田学

本田 学(05/mn)

◇◆ 第2回 脳の「ハイパーソニック・エフェクト」の可視化に成功 =2/2= ◆◇

    最初に思いつくのは、心理的な影響か。これは高周波音を含む、あるいは含まない音源を再生した後の質問表や、行動で評価している。そして、高周波を含む音を「より美しく快く感じる」「より大きな音で聴こうとする」といった傾向が確認された。つまり、被験者の多くが、高周波音が含まれるものを好んだり、心地よいと感じた、と解釈される。

 さらに、基幹脳が免疫系やストレスにも強く関係していることが分かっているため、被験者のNK細胞(ナチュラルキラー細胞。がんなどの一次防御の役を担うとされる)やストレスホルモンであるアドレナリン、コルチゾールなどを調べた。すると、高周波音ありの音源で、NK細胞は活性化され、ストレスホルモンは減っていた。いずれも、統計的に見事なまでに有意であり、かくもきれいな結果が出るものかと驚かされる水準だ。

 つまりハイパーソニック・エフェクトとは、高周波を含む音を「聞く」ことで、基幹脳が活性化するだけでなく、それに伴い、音が心地よく聞こえ、免疫細胞の活性が高まり、ストレスホルモンが少なくなる……といった一連の効果を指すことになる。

 ものすごいことだ。

 こういったことを、ぱっと聞いただけでは、「信じられない!」「摩訶不思議!」と感じる人が多いのではないだろうか。ぼくもこの論文の内容を理学系・工学系・医学系の教育を受けた知人に話してみたが、判で押したように「それって、音で健康になる新手の疑似科学?」「なんにでも効くって言われているみたいで気持ち悪い」といった反応だった。実際、本田さんたちに取材を断られたにもかかわらずテレビで「高周波音で頭が良くなる!」と勝手に紹介されたこともあり、いろいろ誤解される余地がありそうだ(こういった脳科学一般にもいえる「誤解されやすさ」については、日をあらためて立ち返って述べる)。

そこで大事になってくるのが、ハイパーソニック・エフェクトが実在するとして、はたして我々の生活の中で意味のある水準の効果が期待できるかどうかだ。例えば、NK細胞が活性化するといっても、実際にがんを予防したりはっきりと差が出るのだろうか。ストレスホルモンが減って、精神的に健康になれるのだろうか。

「実は、このデータからはまだ効果があると確定的に言うことはできません」というのが本田さんの回答だった。

「理論的には、たとえばうつ病の予防や治療に効果があると期待されると。でも、そのことと実際に効果があることとの間には、もう果てしない隔たりがあります。薬を使った治療では、その果てしない隔たりを1個1個埋めていく努力をするわけです。ネズミか何かで実験して、ある物質が薬になりそうだというのがわかってきてから、実際に人間に使える薬になるものになるまでどんどんふるい落としがあります。今の段階で、『これはストレスにはいいですよ』とか『風邪ひきませんよ』とか『ガンになりませんよ』とか言うことは、少なくとも医療関係者としては言えないですね。ポテンシャルとして期待されるので、それを明らかにする研究をやっていこうとしているっていうのが現状です」

第3回 ピアノが高周波音を出さず、チェンバロが出すのはなぜなのかにつづく

【参考資料】 : オルゴール療法と超高周波音効果『ハイパーソニック・エフェクト』 (5/5)

◇    資料:報道の記録 ◇

朝日新聞社2009年7月16日 夕刊社会面 高周波音で街快適

“街づくりのツールとして、周波数に着目した音を活用している例もある。 滋賀県彦根市の「四番町スクエア」は、レトロな街並みの新しい商業ゾーンとして05年秋にまち開きした。150キロヘルツの高周波も再生できる特殊なスピーカーを約50個設置。熱帯雨林で録音した鳥のさえずりや虫の羽音などに、超高周波を含む音が出せるアナログシンセサイザーを加え、流している。 事業に参加した放送大学教授、仁科エミさん(48)は「人類誕生の場所とされる熱帯雨林には、市街地にはない100キロヘルツを大きく超える高周波の音が満ちている。人類に適した音で都市環境の快適化を目指した」と話す。

スクエア内にある商店の女性店員(57)は「脳にやさしいと言われると、なんだかそんな気もしますね」。

国際科学振興財団の主席研究員、大橋力さん(76)は実験で、熱帯雨林の音を聞くと脳の基幹部の血流量が上がること、脳のリラックス状態を示すα(アルファ)波が多く出ること、「キレる」時に出るアドレナリンの分泌低下などを確かめた。耳で聞き取れない部分は、体全体で感じているらしい。”

日刊工業新聞社2009年7月8日 モノづくり推進会議/核心インタビュー

“脳科学の世界からモノづくりをみると、新たな可能性に気づかされる。その一つが耳に聞こえない超 高周波を豊富に含む音が基幹脳を活性化する「ハイパーソニック・エフェクト」と呼ばれる現象だ。ハイパーソニック・エフェクトは美と快と感動の脳機能に着火するとともに、ストレスを低下させ、がんや生活習慣病そして精神と行動の異常から人間を守る可能性が高く、さまざまな産業分野での応用が期待されている。もうひとつ、脳の仕組みからみて、中小企業は生物学的に約束された最適の共同体に近づくことができる社会集団といえる。

ハイパーソニック・エフェクト研究の第一人者である大橋力国際科学振興財団主席研究員・ものづくり生命文明機構理事にハイパーソニック・エフェクトの応用展開と、脳の仕組みを生かす中小企業のあり方を聞いた。”

NHK「ゆうどきネット」(2009年9月2日4時50分~6時放送)で高周波音に関する番組を放送

“彦根市の商店街で集客のために高周波を含んだBGMを利用。町の人の声「気持ちいい」、「いやされる」。

また、大橋先生が脳に影響を与える脳波を調べるために、超高周波音を含む音と含まない音で脳波測定をし、その画像と結果が紹介された。町の騒音(超高周波を含まない)を聞くとアルファー波が少ないが、超高周波が含まれる熱帯雨林の音を聞くとアルファー波が強く出た。そして、基幹脳の血流が増え、活発になった。そのことにより、ガン細胞の増殖を抑制する力が増すとの事でした。

高周波音を含む音として、祇園祭の金属楽器・川のせせらぎ・虫の声・鎮守の森が紹介されました。 ”

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https://youtu.be/OPkalpXOCqo  == オルゴール療法を始める6つのステップ==

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森のなかえ

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研究は戦争を止められない!!/廣瀬陽子(26/27) _学究達=490

2023-06-29 05:10:01 | 浪漫紀行・漫遊之譜

ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年06月29日<ⰧⰊⰧ
◆ 松尾芭蕉の一行が中尊寺を訪れるも、お目当ての金色堂と経堂は責任者が留守だったので見学できず。松尾バションボリ・・・・・(1689年)。   ◆ ビートルズが日本にやって来た。ヤァ!ヤァ!ヤァ!(1966年)。   ◆ 総理大臣指名選挙で、自由民主党を裏切った水玉ネクタイの元総理が再チャレンジするものの、古巣が推した眉毛の爺さんに敗北(1995年)。&so、ソウル・三豊百貨店がほぼ全壊し、512人が死亡した厄日でもある。

本日記載附録(ブログ)

ロシアがウクライナに侵攻した背景とその行方を広厚に理解すべく、旧ソ連諸国紛争や「未承認国家」「ハイブリッド戦争」の著作

日本の政治学者=国際政治・比較政治学・コーカサス地域が研究テーマ

=黒海地域の国際関係・政治経済変動などが主な業績=

研究課題“ロシアのハイブリッド戦争とその影響”/‘14年12月以降 継続中

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

廣瀬陽子(26/27)

◇◆ 第8回 旧ソ連諸国から軽視され始めたロシアとウクライナ侵攻のこれから=3/4= ◆◇

 ロシアでよく語られるという「タタールのくびき」という言葉を思い出した。タタールとはモンゴル人を意味して、13世紀にモンゴルがモスクワを間接支配するようになってから250年後にやっと解き放たれるまでの時期を指している。今回のウクライナ侵攻では、本来、ロシア人の兄弟であるはずのウクライナ人が欧米の影響で「悪いウクライナ人」になってしまったというのがロシア側の認識であり、悪の権化である「ネオナチ」に対抗することが大義名分だ。ウクライナは明らかに「タタール」ではないので、「タタールのくびき」が比喩的にも語られることはない。

    しかし、ロシアが中国に従属するような立場になったとしたら、その時、ロシアは、中国はまさにモンゴルであった「元」が版図とした地域を受け継ぐ、いわば「後継国家」でもあることを思い起こすのではないだろうか。

「中ロ関係が拗(こじ)れると、領土問題も含む歴史論争も起きかねないですし、新たな地域不安が生じる可能性もあります。さらに、ロシアが戦後なり停戦後なり、どれくらい時間をかけて経済的な復活ができるかも大きいと思います。それが早い時期にできたら、ウクライナに対してのみならず、世界に対し、何か仕返しのような行動に出てくる可能性もあると思います。わたしはロシアに甘い顔をしろという立場では全くありませんが、それでも、ヨーロッパのいわゆる和平派が言っている『プーチンを追いつめてはいけない』とか、『プーチンに恥をかかせてはいけない』という言い分はわからないでもないんです」

 さて、長い時間をかけて、廣瀬さんに、専門分野である旧ソ連諸国ととりわけ未承認国家の話題、そして、今回のロシアによるウクライナ侵攻の背景にあるもの、これからの見通しを伺った。

 廣瀬さんは冒頭で紹介したように、「自分の長年の研究は何だったのだろうか、そして人間は戦争を防げないのか、という絶望的な気持ちに苛まれた」とまで感じた。そのうえで、「研究は戦争を止められない。しかし、研究が果たせる役割もゼロではないはずだ」と新たな研究への意欲を燃やした。だからこそ、ぼくはそこに「信頼できる」という要素を強く感じており、お話を聞くことで、今後も目を離せないウクライナ情勢についての背景理解を、広く分厚くすることができると確信していた。

 では、侵攻開始から少し時間がたった今、廣瀬さんはどんな研究が必要だと感じているのだろうか。最後に聞いておきたい。

「今回の戦闘では、毎日の戦況分析みたいなものは非常に細やかに出されましたけど、体系的、大局的な分析はまだ不十分だと思うんですよね。そういうのをある程度のスパンをもって行って、逆に今回の戦争が特殊だと言うのであれば、何が特殊だったのか、かつてのロシアの行動様式と比べて、何か変化があったのか、見極めていくことが重要だと思うんですね。その新たに生まれている状況を、新しくできた図式で見ていくことによって、もしかしたら、また戦争が起きそうだという時などに、早い時期の感知とより強い事前の抑止ができる可能性もあるということです。現状分析をより誠実に行うということが、最初の一歩かなと思っています」

・・・・・・明日に続く・・・・・・・・

Ω・Ω・Ω 首脳会談も無力「ロシア軍侵攻」欧州が見誤った事=4/4= Ω・Ω・Ω

「長期的にはアメリカがヨーロッパの領土での存在感を持続的かつ大幅に強化することに対して関心も手段も持っていないと思われる」「(バイデン政権にとって)インド太平洋および中国との戦略的競争にアメリカの利益の軸足があるようだ」「アメリカはNATOへのヨーロッパ人のコミットメントが彼らの利益になると考えている」との認識をシモン氏は示した。

実際、NATO加盟国でもないウクライナの危機に対して、ロシアの軍事侵攻を受け、バイデン大統領は「わが国の軍は紛争に関与しておらず、今後も関与しないだろう」と述べ、「わが軍はウクライナで戦うためにヨーロッパに行くのではなく、NATO同盟国を守り、東部の同盟国を安心させるために動員する」として、同盟国を守る大義名分を明確にした。

何人かのフランス人に取材すると、「冷戦は終わったというのは幻想だった。ロシアの本質は今も変わっていない」(45歳、IT系企業社員)、「もっと早くプーチンのロシアを何とかすべきだった」(51歳、地方公務員)と言う。国際情勢に詳しいアナリストは「そもそもドイツのメルケル政権がロシアに甘かったことで、ウクライナは苦境に立たされた。今回の危機はドイツが生んだものだ」とドイツを手厳しく批判した。

「われわれはプーチンのゲームを誤解している」

IRIS創設者のパスカル・ボニファス所長は、ロシアのウクライナ侵攻について「ロシア、欧州双方に甚大なダメージをもたらすリスクを生んだ」と警告している。

ソ連邦崩壊後のロシアの安全保障戦略を専門とするフランス政治社会科学研究所(ISP)のアンナ・コリン・レベデフ氏は「われわれはプーチンのゲームを誤解している」と述べ、プーチンは歴史を操作することによって「彼自身の栄光の物語を書こうとしている」と指摘した。

さらに「2014年のロシアによるクリミア併合以来、ロシアはわれわれが合理的だと思う以上の行動をとることができる」ことを学んだはずなのに、今回もその合理性で交渉しようとしたことに疑問を投げかけた。

中国の台頭でかつてのアメリカに対峙した大国ロシアは冷戦後、存在感が薄れ、その受け入れられない現実への不満が頂点に達し、プーチン氏は自分の栄光のためにも世界の目をウクライナに向けさせ、力の誇示をはかったともいえる。その不満と怒りの感情に関心を払わなかった西側諸国の無関心が戦争を引き起こす一因だったと筆者は見ている。

・・・・・終わり

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https://youtu.be/35e_QJmFwB0  ==小泉悠x東野篤子 ウクライナ最新戦況 徹底分析【NATOの対応は】<後編>==

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

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森のなかえ

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研究は戦争を止められない!!/廣瀬陽子(19/27) _学究達=483

2023-06-20 05:10:42 | 浪漫紀行・漫遊之譜

ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年06月20日<ⰧⰊⰧ
◆ 世界難民の日。ルイ16世一家がオーストリアへの逃亡を図った日(1791年)でもある。
◆ 18歳の少女がイギリスの女王になり(1837年)、以後の64年間の治世で文字通りの大英帝国を完成させる。
◆ 終わる終わる詐欺の常習犯である銀魂がやっと完結する(2019年)ものの、二度ばかりか三度あることは・・・・・と思っている読者が多数。

本日記載附録(ブログ)

ロシアがウクライナに侵攻した背景とその行方を広厚に理解すべく、旧ソ連諸国紛争や「未承認国家」「ハイブリッド戦争」の著作

日本の政治学者=国際政治・比較政治学・コーカサス地域が研究テーマ

=黒海地域の国際関係・政治経済変動などが主な業績=

研究課題“ロシアのハイブリッド戦争とその影響”/‘14年12月以降 継続中

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廣瀬陽子(19/nx)

◇◆ 第7回 「ウクライナ侵攻はない」と旧ソ連の専門家はなぜ主張したのか=1/5= ◆◇

 未承認国家というあまり知られていない現象を視野に置くことで、2022年のロシアとウクライナをめぐる情勢がどのように見えてくるのか、その景観を廣瀬さんに教えてもらってきた。

 ここで、少し翻って、廣瀬さんがなぜ、このように深く、旧ソ連諸国に関心を抱くようになったのか聞いておきたい。

 そのような質問をすると、廣瀬さんは、「思い切り振り返りますと──」と小中学生だった頃の話から聞かせてくれた。

「もとはと言えば、技術指導で祖父がソ連に長期出張していたことがあると思います。祖父から聞くソ連の姿は、とにかく日本しか知らなかったわたしにとって、異質なものでした。現地ではずっと見張りがついて、ホテルでも監視されるし、日曜日もずっとKGBがくっついてくるから、動物園にでも行くしかなかったとか。レニングラード(現在のサンクトペテルブルク)に行きたいと思って何度も申請を出したが通らなかったとか。食べ物がヨーグルトとふかしたジャガイモしかないんだよとか。外国人や特権階級向けの『べリョースカ』というスーパーマーケットがあるとか……。あんな国行くなよ、といつも言われていましたが、わたしには面白く感じられていた部分もあったのですよね」

 ソ連時代にロシアやソ連の他の共和国を訪ねたことがある人は、今となっては貴重な経験をしていたのだとこの話を聞いて思い出した。

 ぼくは1991年にソ連が解体する直前、90年から91年にかけて何回かモスクワ、カザフスタン、さらには極東地域のナホトカ、ウラジオストクなどを立て続けに取材の仕事で訪ねる機会があったのだけれど、その際の経験は廣瀬さんのお祖父さんと似たものだったと思う。ホテルには監視がついているし、自室で日本語で会話したことが、なぜか現地ガイドに知られていてびっくりしたこともあった(盗聴しているのだから、不用意なことは言わず、厄介事を増やすなという忠告だったと理解している)。

組織がきわめて中央集権的かつ場当たり的で、できると言われていた取材に出かけても、その場で、理由の説明もなく「取材はできない」と断られることも多かった。外国人が「人と人」の付き合いをすることが難しく、相手がしばしばなにか別の大きなものに動かされている瞬間を目撃することにもなった。嫌な瞬間もたくさんあったけれど、話題の尽きない「面白い国」ではあった。

 さて、多感な時代にそのような話を聞いていた廣瀬さんが中学生の頃、ソ連をめぐる大きなうねりがおきる。

「ソ連で、ゴルバチョフ政権が誕生して、ペレストロイカが始まって、衝撃を受けました。1987年には、コルバチョフ書記長と米国のレーガン大統領の間で、中距離核戦力(IMF)全廃条約も署名されて、核の世界も変わると思い、期待が大きく膨らみました。これは歴史に残る、すごく大きなことなんじゃないかと思ったのです。あと衝撃的だったのは、やっぱり1989年のベルリンの壁崩壊と東欧革命ですね。これが1カ国じゃなく、民主化ドミノという形で旧ソ連内でどんどん続けて起こっていったのはすごく衝撃的で、連鎖するのが興味深いと思いました」

・・・・・・・・明日に続く・・・・・

【参考資料】 : 「ウクライナは民族国家なのか」(4/4)

Ω・Ω・Ω ロシアとウクライナが「こじれた」複雑すぎる経緯 歴史で紐解く  Ω・Ω・Ω

中立的な連邦国家としてのウクライナ

ロシアは、それがスラブ精神と相容れないのならば、望むべくは巨大な中央集権的国家であることを辞めるべきであろう。それと同時に、ウクライナも小さなルガンスクやドネツク共和国を認めるべきであろう。ソビエト連邦は少なくともそれを目指したはずだが、実際にはロシア支配になってしまっていた。バルカンでは、バルカン同盟という構想があったが、連邦制という考えはどうであろう。

長い間東欧地域はオスマントルコ帝国、オーストリア帝国、ロシア帝国の絶対主義体制が支配的であったのだが、それを打ち破る連邦制を追求したのが、ロシア革命であったとすれば、今プーチンがやろうとしていることは、ロシアのツアー体制に逆戻りすることにもなりかねない。それを受けて立つウクライナも、ロシア人地域を自国に引き留めておけば、同じ穴の狢だ。

厳しいことをいえば、ウクライナはEUに入るよりも、中立な連邦国家として存在したほうがいい。EUの拡大がNATOの拡大なら、ロシアとの対立は避けられないだろう。EUが独自の軍事機構を持ち、なおかつロシアもその仲間に入れるようになれば、状況は変わるだろうが、それは今のところ無理であろう。ならば、やはり、歴史的にも、地理的にもウクライナは、ロシア=スラブという環境の中で生きていくしかないだろう。もちろん、ウクライナに住む少数民族のルテニア人、ベッサラビア人、ガリツィア人なども小さな国を創り、連邦化するべきかもしれない。

Ω・Ω・Ω 「ロシアのウクライナ侵攻」 なぜそこまでウクライナに執着するのか=1/4= Ω・Ω・Ω

ロシアのウクライナへの攻撃が開始され、世界がこれまでにない緊張に包まれている。筆者は、ロシアのシナリオとして、ロシアがウクライナ東部(ドンバス)地域の「ドネツク人民共和国」、「ルガンスク人民共和国」の独立を承認し、同「国家」との国際条約に基づくウクライナ東部地域への軍の駐留を行う可能性を以前から指摘していたが(世界が大騒ぎ「ロシアのウクライナ侵攻」その理由)、正直、ここまでスピーディな展開は予想していなかった。

ロシアは、なぜドンバスへの軍の駐留にとどまらず、キエフやハリコフを含むウクライナ各地の軍事施設へのミサイル攻撃に踏み切ったのだろうか。世界は、アメリカ、欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)、国連といったさまざまな国や組織のロシア非難で渦巻いているが、ロシアの行動を理解し、その狙いを考察するには、何よりもロシア自体の言葉に耳を傾ける必要がある。

また、当事者であるウクライナや、新たな「国家」であるドンバス地域、そしてロシアとアメリカの望んでいたシナリオを改めて考察する必要があるだろう。今回の強引な軍事侵攻についてはウクライナで兵士だけではなく、民間人の犠牲者が出たり、一般の人々の生活を脅かしていることを踏まえると、その行動を正当化することはできない。だが、ここではあえてロシア側の思惑を探ることで解決の糸口を考えてみたい。

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https://youtu.be/BFeB2g5YjU0  ==総合政策学をひらく 「流動する世界秩序とグローバルガバナンス」 ==

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森のなかえ

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研究は戦争を止められない!!/廣瀬陽子(13/27) _学究達=477

2023-06-12 05:30:08 | 浪漫紀行・漫遊之譜
ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年06月12日<ⰧⰊⰧ

◆ オランダ在住のユダヤ人の少女が屋根裏部屋で日記をつけ始める。(1942年)三日坊主になるどころか、結果として世界史的な記録となるとは当の本人も自分の運命も含めて予想できなかった。
◆ 宮城県沖の海底が揺れしっかりとしたブロック塀を造ることの重要さを人々が認識する(1978年)。
◆ Wで選挙を掛け持ちしていた鈍牛総理、自らの党を勝たせるために敢えて生贄となる。(1980年)

本日記載附録(ブログ)

ロシアがウクライナに侵攻した背景とその行方を広厚に理解すべく、旧ソ連諸国紛争や「未承認国家」「ハイブリッド戦争」の著作

日本の政治学者=国際政治・比較政治学・コーカサス地域が研究テーマ

=黒海地域の国際関係・政治経済変動などが主な業績=

研究課題“ロシアのハイブリッド戦争とその影響”/‘14年12月以降 継続中

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廣瀬陽子(13/nx)

◇◆ 第5回 NATOとロシアの対立を深めたコソボという「パンドラの箱」 =2/3= ◆◇

「多分サーカシビリ大統領は、ジョージアが戦えば絶対にアメリカがサポートしてくれると信じていたんですね。当時のアメリカのブッシュ大統領も確約はしてなくても、支持を匂わすようなことを言ったんじゃないかと思うんです。戦争勃発直前に、アフガニスタンでのNATO軍の活動を支援するために入っていたジョージア軍を米軍機がジョージアに連れて帰ったりもしていましたし、戦争開始についてもおそらく知らされていたはずです。それですっかりジョージアはやる気になって先制攻撃をしかけて、玉砕しました。そして、結論としては、ジョージアの領内にある『アブハジア』と『南オセチア』をロシアが国家承認して、ジョージアは不本意な停戦を受け入れざるを得なくなって今に至っていると言えます。その後、ロシアは2つの未承認国家を順調にロシア化してきたので、今はほとんどロシア領といっていいような状況になっています」

 ここで疑問が生じる。

 未承認国家は、「未承認」で有り続ける方が、ロシアとしては、都合がよいはずだ。ひとたび国家承認してしまえば、ロシアにとっては「アブハジア」「南オセチア」も主権国家になり、「ジョージアの国内」ではなくなるから、ジョージアへの揺さぶりもかけにくくなってしまう。また、ロシア国内で少数民族が分離主義的な意向を持っている場合も多いわけで、「アブバジア」や「南オセチア」を国として認めることは、そういった地域を刺激することにもつながりかねない。

「それについては、実は、東欧のコソボ問題、もっと言うと1999年のユーゴスラビア空爆あたりからの経緯を考える必要があります。NATOによるユーゴ空爆は、国連安保理決議もなければ、ロシアへの相談もなく、西側の一方的な決定によって行われたものなので、ロシアはその展開にかなり激怒しました。捏造の理由によって強行された、とまで批判しています。あのあたりから反欧米機運が高まってきたと思っています」

 旧・ユーゴスラビア社会主義連邦共和国は、冷戦終結後に民族主義的な分離独立運動が盛んになり、激しい内戦を経験した。マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、スロベニアといった構成共和国が独立して、残されたセルビアとモンテネグロは、ユーゴスラビア連邦共和国を名乗った(さらに2003年にセルビア・モンテネグロに改組・改称し、2006年にはモンテネグロが独立して、旧「連邦」は完全に解体した)。

 1999年のユーゴ空爆は、ユーゴスラビア連邦内のセルビア共和国にあった、未承認国家「コソボ」(独立宣言は1991年)に関係している。NATOは、武力衝突が激化する中で、「コソボ」の大半を占めるアルバニア人の人権擁護という理由で、空爆に踏み切る。これはNATO域外への介入であり、また、国連安全保障理事会の決議も経ていなかったため、大きな議論を巻き起こした。また、ロシアにしてみれば、自らの「頭越し」に、東欧で「好き勝手」をやられたと受け止められる要素が多かった。

「その後、欧米各国は、ユーゴスラビア連邦が解体した後も、『コソボ』にいろいろ介入して、2008年にはコソボ共和国を国家承認してしまうんです。本来、ユーゴスラビアを含む、冷戦時代の連邦、つまり、ソ連、ユーゴスラビア、チェコ・スロバキアが解体したときには、連邦を構成していた共和国の国境線をそのまま国境と見做す『ウティ・ポッシデティス』を採用することとなっており、ロシアも欧米も応諾したはずだったんです。それなのに『コソボ』の独立を承認したということは、・・・・・・・・

・・・・・・・・明日に続く・・・・・

【参考資料】 :  「自分の長年の研究は何だったのか」/廣瀬陽子(2/3)

Ω・Ω・Ω クライナ侵攻を予測できず悔やんだ。それでも研究を続ける理由とは? Ω・Ω・Ω

研究は戦争を止められないのか|メディアセンター所長/総合政策学部教授 廣瀬陽子

2月24日、目覚めると世界が変わっていた。ロシアがウクライナに侵攻し、全く大義のない戦争が始まったのだ。そして、その日、私は重要な研究対象の一つを失い、これまでの研究人生で構築してきたセオリーは水泡と化した。

私は旧ソ連地域をフィールドに地域研究、国際関係を研究してきた。そして研究の出発点は、旧ソ連の紛争を解決するための研究を行いたいという気持ちだった。そして、アルメニアとのナゴルノ・カラバフ紛争を抱えていたアゼルバイジャンに留学もした。

旧ソ連の紛争を紐解くにはロシアの行動が重要だということから、旧ソ連の小国からロシアの外交政策を検討してきた。そのプロセスの中で、国家の体裁を整えながらも国際的に承認されていない「未承認国家」をロシアが近い外国(ロシアにとっての旧ソ連諸国)を勢力圏に置くために利用していることから、未承認国家の研究を深めた。

また、ロシアの周辺国がロシアと欧米、そして中国の狭間でバランス外交を強いられ、しかしそのバランスを崩すと、つまり親欧米になりすぎるとロシアから懲罰を受けるという「狭間の政治学」という考えを打ち出した。さらに、ロシアが勢力圏を維持するため、また勢力圏を脅かす欧米に対峙するためにハイブリッド戦争を利用しているということで、近年ではハイブリッド戦争の研究に注力してきた。

これらの研究成果に基づけば、ロシアがウクライナに侵攻するはずはなかった。紛争勃発前夜まで、私は「侵攻はない」と自信を持って主張していたのだ。しかし、侵攻は起きてしまった。その時、「私が知っている」ロシアは消滅し、私が構築してきた議論も崩壊した。自分の長年の研究は何だったのだろうか、そして人間は戦争を防げないのか、という絶望的な気持ちに苛まれた。

だが、この戦争勃発で、茫然自失となっている社会科学研究者は少なくないらしい。たとえば、相互依存論で平和が維持できるとしていた論者は、相互依存状態が戦争を防がないという現実に衝撃を受けているという。また、核抑止論者は、核は戦争の抑止にならないばかりか、核を持つ好戦国が戦争を起こせば、その核が他国の介入をも抑止してしまうという現実に打ちひしがれているという。このような例は枚挙にいとまがないだろう。

それでは研究は戦争を止められないのか...。残念ながら止められないことは、今回の顛末からも明らかだ。

・・・・・・・・・続く・・・・・

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https://youtu.be/30AbCuWOkKE  == 【キーウ・ルーシ/キエフ公国】ロシアとウクライナ、歴史の始まり  ==

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=今日の足跡が記録帖 & 幕間の狂言_◎ 06月02日(金曜日)=

2023-06-02 05:30:16 | 浪漫紀行・漫遊之譜

★忘備忘却録/きょうの過去帳・

◆ ぐうたら感謝の日。&so、裏切りの日=織田信長が明智光秀に裏切られて攻められ、本能寺で自害=。Also, 路地の日。  ◆ 裸の男たちが組んず解れつやるのを公衆の面前でやるのは不道徳ってことで、両国に専用の建物が完成(1909年)。しかし太平洋戦争のドサクサで日本大学に横取りされる。  ◆ 米空軍のF-4ファントム戦闘爆撃機が、箱崎地区内で九州大学に建設している大型電算機センターへ特攻(1968年)。&so、ドジャースへと逃げ出した野茂英雄が竜巻旋風でメジャー初勝利(1995年)。

 ᙡᙢᙡ 幕間の迷言・狂言・毒舌 =  転売屋  = ᙡᙢᙡ

転売屋(てんばいや)とは、仕入れ・販売を個人で行うもの。転売ヤーとも。買い取った物をさらに他に売り渡すこと商い(アキナイ)であり。ネットスラングとしては転売を職業とする者を転売屋(テンバイヤ)、不当に高額な利益を得ることに対する非難の意味で「転売師」・「転売厨」・「転売ヤー」(テンバイシ、テンバイチュウ、テンバイヤー、Reseller)とも呼ぶ。転売行為そのものの内容は・・・・。

商品の流通における、小売り、仲買、卸のようなものであり、これを個人で行うものは前記のカテゴリーにて転売屋と呼称する。小売り、仲買、卸のように商品を仕入れ、小売り、仲買、卸のように売値に仕入れ値に多少の利益を加えて販売する。小売り、仲買、卸との相違点は、それを職業としておらず、転売屋のボランティア精神(後述)によって行われている点が挙げられる。

転売屋がこれを職業として規定不可能なのは、趣味・ボランティアの範疇で商品の流通を担っているゆえと言える。個人で仕入れ・販売を行うことはリスクを伴うが、少しでも多くの人々に必要なものを手にする機会を提供したいが為に、私財をなげうって同一商品を大量に仕入れ、個人でこれを販売している。

いつどのタイミングで売れて現金化することが出来るのかは不透明であり、また、売れ残ってしまい損を被るリスクを抱えているが、滅私奉公の精神で世のため人のためと懸命に取り組んでいるのが転売屋。市場経済において、転売屋の存在によって得られるメリットは大きく、生産者・消費者にとって、もはや必要と呼べる域に達している。

消費者視点のメリット ①売り切れ防止/転売屋は欲しいものを大量に仕入れてくれるので、商店等で売り切れであることがあっても、転売屋からは何時でも購入することができる。 ②あたたかみ/商店のレジや通販等で行われる機械的なやり取りではなく、個人間での取引が基本であり、そこには人間対人間のあたたかみが存在する。

生産者視点のメリット ①大量生産/転売屋が大量に購入し、その販売を一手に担ってくれるおかげで、生産者は商品プロモーションに割く時間・労力が減ることに加え、その大量購入によって得られた売り上げを元に、更に生産することが可能となる。 ②適正価格/転売屋が販売する価格での購入者が存在するということは、その値段でも欲しい、と考える消費者がいるということ。生産者は転売屋を通じて、自身が生産したモノの適正価格を知ることができ、値上げすることが可能となる。

転売屋離れ : 転売屋はボランティア精神によって行われているが、生産者も消費者も、転売屋にリスクや苦労を押し付けているとも言える。ボランティアとは、それを行う者の善意によってなされるものであり、それがある前提や、それに甘えるものではない。昨今では、転売屋の地道な活動により消費者の購買意欲や生産者の生産量も増加傾向にある。因って、我々の、乳離れならぬ転売屋離れの時期が近付いているのかもしれない。

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“バッタの子孫”の活動録/前野ウルド浩太郎(28/30)_学究達=462

2023-05-23 05:30:29 | 浪漫紀行・漫遊之譜

ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年05月23日<ⰧⰊⰧ
◆ ナポレオン・ボナパルト御一行がロシアへの遠足に出発、物見遊山の長期滞在、その後の地獄を誰もが予想できなかった(1812年)。◆ アメリカ軍が沖縄を解放した記念日。沖縄県民にとって最も大切な聖日で、毎年盛大に祝われる(1945年-沖縄戦の組織的抵抗が終結)。◆ 日米安全保障条約が、ゲバ棒やら火炎瓶が飛び交う中で大騒ぎした挙句、無事安穏に自然延長(1970年)。

本日記載附録(ブログ)

アフリカでしばしば大発生し、ユーラシアの農作物に深刻な被害を及ぼすサバクトビバッタ。

防除のために巨額の費用が投じられているが、未だに根本的な解決策は見出されていない。

『バッタを倒しにアフリカへ』と単身、西アグリカ・モーリタニアに渡った日本人がいる。

”愛するものの暴走を止めたい”と語る前野ウルド浩太郎、秋田市土崎港出身の人である。

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

参考資料: バッタに人生を捧げます!!

番外編 ;前野ウルド浩太郎(28)

◇◆ 天災レベルに大発生する害虫を愛する男が行き着いた"ある場所" ◆◇

――私もニコニコでの発表を拝見しましたが、その前に、池袋のジュンク堂で行われた博士の講演も拝見しています。すでに達人の領域でしたが。

前野「ああ(遠い目)……。よく人に『プレゼン上手だね』って言われるんですけど、がらっと変わったのはニコニコからです。あそこで、自分の今までのスタイルをぜんぶ変えました。スライドもデザイン的にものすごくかっこよくするとか。正直、ニコニコのプレゼンは自分の研究者としての人生賭けたくらいの思いでやりました。研究者としてまずバカにされないようにというのもありますし、かつ、『こんだけ研究ってアツいんだよ!』っていうのも伝えたかったし。研究者がダサいと思われているのは屈辱で、『研究者舐めんな』というのもあって」

――スライドのことばづかいもシンプルでしたね。

前野「あのスライドも、グラフィックデザイナーをやっている弟に、文字の大きさとか配置とか色使いとか、プロの人として訊いて。使う単語も、アニメやマンガの闘いの中のことばとか、シンプルかつ力強いものをのチョイスして。自分、ああいう場でつねに心がけているのは、1枚のスライドをTシャツにして自分が着たいかどうかを自らに問うというか」

――なるほど。確かに「我が生涯に一片の悔いなし」とかTシャツになってますね。

前野「自分のプレゼンでも文字だけのスライドも出てきてしまうんですけど、それをTシャツにして着たいか、ポスターにして自分の部屋の壁に貼りたくなるかを基準にしてます。料理人が自分で食べたい料理を出すのと同じかんじで、プレゼンは、つくります」

――そうやってプレゼンを鍛え上げてきた博士からすると、国際学会での発表デビューも、うまくいったという手応えがありますか。

前野「……いや……ヘコんで帰ってきました……」

博士はなぜヘコんだのか /

――前回のインタビューで、博士は「ヘコんで帰ってきました」とうなだれていました。何が原因ですか。

前野「……英語ですね。英語が自分はぜんぜん駄目なんだと。ネイティブの人たちが持っているものとは違う。足元にも及ばない。プロとしてやっていくための武器が、かなり欠けすぎていたなと。これはものすごく恥ずかしいんですけど、正直、他の人の発表を100%理解できていない。これはもう、お話にならない」

――なるほど、まず聴くほうの問題ですね。

前野「ほんとうに基礎的な話なんで恥ずかしいんですけど、正直『わかんねえわ……』というのがあって。きちんと鍛えないといけないなと。自分は、自分の納得いく仕事を発表する準備がまだまだできていないんです。早く自分の研究で世界中を『あっ!』と言わせたい。正直言って今回した発表は、まだ不本意なんです。ふつうの発表なんス。手元に温存しているアイデアをきちんとかたちにできたときは、『サバクトビバッタって、そんなことしてたのかよ!』と、世界の生物学者を驚かせる自信が自分はあるんです。早く、納得いく発表をしたい。そのための武器、英語をちゃんとしたい。これをいちばん思いました」

――ここで肝心なことを訊いてしまいます。なぜ学者さんは国際学会で発表するのですか? 研究成果を発表するのであれば、学術雑誌に投稿すれば足りるのでは。今はそれを世界中でインターネットを使って互いに見ているわけですし。

前野「国際学会に出るということは、名前を売るというメリットがあるんです。今回、恐ろしいと思ったのは、自分の名前が売れていないということです。自分、バッタの論文を23本出してますけど、ほんの一部の人しか自分の研究のことを知らなかった」

判明! 論文が読まれない理由 / 1--

――33歳で23本の論文、かなり多いほうだと聞きますが。

前野「多いと思います。けど、届いてない。自分としては『これだけ徹底的にやってるのに、なんで引用されないの?』って不思議だったんですけど、名前が売れていないということが理由だったんだと。学会で会って、話して、仲良くなって、そこでようやく、論文をチェックしてくれるようになるんだとわかりました」

――けっこうアナログな人間関係の世界なんですね。

前野「ええ。『人間関係? そうなのかっ!』とびっくりしたところはありました」

――会場での出会いはありましたか。ブログに《「お前があの研究した前野かっ!!」みたいなことがあったら超嬉しいな》と書かれていましたが。

前野「……一部、何人かはそういう人もいたんですけど……。中国人でトノサマバッタの研究している人と名刺交換したんです。『ああ、プログラム見たけど、私と同じような研究をしてるんだね』って程度で……。こっちは『いやいやいや、論文出してんスけど! 読んでないんじゃーん!』と、かなり衝撃を受けました」

――しかし、ババ所長の代打で、次回開催地の誘致活動プレゼンもやった。名前を売ることはできましたか。

前野「所長にも考え、あったと思うんです。所長はバッタ学会ではけっこう有名人で、西アフリカの代表も務めています。今回も何人もの人に『所長に会えなくて残念。よろしく言っておいてね』と言われました。誘致の会合に代打で出たことで、トップレベルの人たちとも顔見知りになれました。これは、大役を若者に与えることで、ふつう会えない人に会えるトレーニングをさせたいという所長の配慮もあったんじゃないかなと」

明日に続く・・・・・

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https://youtu.be/rx4_vv1Atbo  == Locust Invasion - Go Wild ==

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

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“バッタの子孫”の活動録/前野ウルド浩太郎(21/30)_学究達=455

2023-05-14 05:30:42 | 浪漫紀行・漫遊之譜

ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年05月14日<ⰧⰊⰧ

◆ 碁石の日。だがサブカル大辞典のウィキペディア5月14日には、フィクションでの出来事には詳しくても碁石の日については触れられていない。碁石が砂浜一面に敷き詰められている海岸を擁する岩手県大船渡市がこの日の存在を知らしめようと躍起なのに。 ◆ 4歳のガキがフランスの国王に。分別が解る年頃になるまでローマ教皇から派遣されたお守り役が実務を担うことに (1610年) 。 ◆ パレスチナに居座っていたユダヤ人が勝手に国を創ったので、周りのアラブ諸国がタコ殴りするものの逆に返り討ちの目に遭うばかりか土地を余計に奪われる破目に (1948年=イスラエルが建国を宣言) 。

本日記載附録(ブログ)

アフリカでしばしば大発生し、ユーラシアの農作物に深刻な被害を及ぼすサバクトビバッタ。

防除のために巨額の費用が投じられているが、未だに根本的な解決策は見出されていない。

『バッタを倒しにアフリカへ』と単身、西アグリカ・モーリタニアに渡った日本人がいる。

”愛するものの暴走を止めたい”と語る前野ウルド浩太郎、秋田市土崎港出身の人である。

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

番外編“サハラ砂漠の華麗なムシたち”

前野ウルド浩太郎(21) ◇◆ 番外編 ;サハラ砂漠の華麗なムシたち ヒヨケムシ編 ◆◇

 本編では紹介できなかった、サバクトビバッタ以外のムシたちとの出会いを。ついに最終回!

ヒヨケムシ

 最後に紹介するのは、インパクトとしてサバクトビバッタに匹敵する強烈なやつだ。

 ヒヨケムシ、と単に字面だけではひ弱なイメージを抱く。しかし、どう猛な肉食で、異形の生物。

 英語ではキャメルスパイダー。湾岸戦争の時に、砂漠でこいつと出会った米兵が「うぎゃー、きっしょくわりいぃぃ!」と叫んだという逸話(本当かしらないが)からも分かる通り、その姿形は、どうも地球生物の範疇をどこかではみ出している。

 昆虫ではない。スパイダーといっても、蜘蛛でもない。別の何者かだ。おまけに頭から尻の先まで優に5センチはあり、脚も長いから非常に大きい。体の質感は、カマドウマ的か。

 いったいどんな生き物なんですか、前野さん。

「夜に活発的に動いて、日中はほとんど見かけることはない、まさにその『日』を避けて出てくる虫っていうところから、ヒヨケムシと呼んでいると思います。で、肉食。バッタなんかもよく食べてますけども、その時の動きがキモイ! 顎が2列あるんスけど、それが交互にこう動いて、地球のムシの顎の動きじゃないッス」

それこそ、腐海に住む生き物のようなのだとか。残念ながら、ぼくは捕食シーンには出会うことはなかったのでその異様さは分からない。もっとも、頭頂部についている目が、よくよく見ると左右別方向をむいていて、それぞれGoogleカメラみたいな雰囲気でもあり、なにげにハイテクな雰囲気を感じてしまっていた。腐海の生物とはまた違う方向性ではあるが、異色なのである。

それに加えて、ぼくがなにか変な模様と質感だなあと思って撮っておいた接写写真が後で、大きな物議を醸すことになる。

 腹部の写真を拡大すると……これなに? というものがはっきりと映し出されていた。

「これは謎すぎますね」と前野さん。「こんなにパンパンになってるのは見たことないし、このボツボツしたのは、卵みたいに見えるし、いったいなんなんッスか!」

 たしかに、そのヒヨケムシの腹部はパンパンで、変な模様に見えたのは、小さな卵がぎっしりつまっているかのような構造が透けて見えていのだ。キモい! しかし、興味深い!

 ネットで調べると「ヒヨケムシは体内である程度子どもを大きくする」みたいな記述があるが、本当かどうか確証はない。前野さんもヒヨケムシの専門家ではないので、この腹のブツブツが本当になになのかははっきりとは分からない。しかし、あまりに目をキラキラ輝かせ「すげー」を連発するものだから、聞いてみた。

「ヒヨケムシを研究対象にするのは、将来的にはありえないんですか」と。

「超やりたいッスね」前野さんは即答した。「砂漠の昆虫学はものすごく面白くて、みんなそれぞれ、過酷な環境を生きのびるための工夫をいっぱいしてるので、どれをやっても面白いと思います。正直、サバクトビバッタの研究をしていて一番困るのは他の虫からの誘惑ッス」

 今後、もしも、前野さんがサハラ砂漠で、ファーブル先生よろしくあらゆるムシに研究の対象を広げたら……想像すると楽しい。今にもまして、「すげー、すげー」が砂漠に響き渡ることになるだろう。そして、今そこで、これを読んで「すげー」を共有しくれているあなた。特に若い人。こんな魅惑的、蠱惑的なムシたちを、前野さんに全部、やられちゃっていいの? と煽ってみたくもなるのだった。

・・・終わり

…… 参考資料: バッタに人生を捧げます!!  ……

天災レベルに大発生する害虫を愛する男が行き着いた"ある場所"

奪われた成果―バッタ博士を襲う黒い影 / 2_「砂漠からの使者」が教えてくれたこと

ハ郎はエサをおねだりしに自分にすり寄ってくるのですが、悲しいかな、そのハリが邪魔をして抱きしめてあげることができません。代わりにサンダルで軽くタッチすると喜びます。きっとハ郎は誰からも抱きしめてもらえずに寂しい人生を歩んできたので、こんなにも誰かにスキンシップしてもらえるのは初めてで刺激的なのでしょう。「なぁ、ハ郎。オレも一人なんだ」。寂しいもの同士、すっかり仲良くなりました。

ゴミダマの観察を通して、自然界というところは、実験室では想定できないことがたくさん起きていることを改めて思い知らされました。

今回の出来事を研究所のババ所長に報告したところ、所長からクイズを出されました。

ババ所長「問題です。電線に小鳥が5羽止まっています。お前の銃には弾が3発。さぁ、何匹仕留められますか?」

前野「3羽ッスよね?」

ババ所長「ノン! 正解は1羽。他の鳥は1発目の銃声を聞いたら逃げるだろ。いいか、コータロー。これが自然だ。自然は単なる数学じゃ説明できないのだよ。ガッハッハ」

前野「あぁぁ、所長ぉぉ」

以前の自分も含め、大勢の若い研究者たちはパソコンの前で、オフィスの中で研究しています。自然を理解せずに生物学を勉強することがどれだけ多くの危険に満ちているのか、気をつけなければならないと強く思いました。ハ郎は私に自然の大切さを教えに来てくれた砂漠からの使者だったのです。

そして、私は夜中に2時間おきに起きる、ハ郎をサンダルで愛撫する、といった地味な困難を乗り越え、ゴミダマが夜行性であることを実証するデータの収集に成功し、夜にゴミダマを数えなければ殺虫剤による環境汚染の程度を評価できないことを明らかにしたのです。

相棒は「音速の貴公子」 / 1_研究所ナンバーワンの腕前”に続く

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◎_今日の足跡が記録帖 & 幕間の狂言_◎ 1月27日(金曜日)

2023-01-27 05:35:48 | 浪漫紀行・漫遊之譜

ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事= 平成5年01月27日 ⰧⰂⰧ

☆  我がまま言ったオペラ歌手のために、帝国ホテルのグリルシェフがタマネギでカサ増しした軟らかいステーキを出す(1936年)。

☆  名古屋城のてっぺんまで登って金のシャチホコからウロコをちょろまかしてきた不届き者が御用に(1937年)。

☆  アポロ1号が打上げもしないうちから火だるまに、搭乗していた3人の宇宙飛行士はロケットに飛ばされることなくお星様となった(1967年)。 “火だるま”といわば、ロッキード事件丸紅ルート初公判で田中角栄が出廷(1977年)火だるまに。

ᙡᙢᙡ 幕間の迷言・狂言・毒舌 =  エクストリーム・謝罪競技  = ᙡᙢᙡ

エクストリーム・謝罪(えくすとりーむ・しゃざい)とは、プレイヤー自らが作成したストーリーに従って、他者に迷惑をかけ、でっちあげの会見でどのくらいの怒りや顰蹙(ひんしゅく)を買えるかを競うエクストリームスポーツ。

全世界で行われている。「詫び」や「寂び」などの不必要な要素を排除してエクストリームスポーツ化された。

決勝ラウンド ; でっちあげの謝罪会見を行い、一般世論をどの位怒らせる事ができるかを競う。

自分のしでかしたことを棚に上げる、あるいは開き直るなど難易度の高いものほど得点が高い。ミスの処理を長引かせるのはもはや定石である。

不都合な事実は隠蔽か、小出しに発表すれば得点が高く出る。トップは出来る限り責任を取らず逃げ回る、責任者の大胆な処分は行わない、などのテクニックもある。

あえて「聞いてない」と裸の王様ぶりを見せる、「申し訳ありません」と内心ほくそ笑んだまま幹部総出でカメラの前で頭を下げ、「ブザマね」と思わせるテクニックもある。

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宇宙での観測機器開発リーダー / 岡田達明(01/15)_学究達=363

2023-01-04 05:35:13 | 浪漫紀行・漫遊之譜

ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年01月04日<ⰧⰊⰧ

☆★ 天声人語の第1回が大阪の朝日新聞で掲載され(1904年)、試験のネタ作りに悩まされていた先生などから好評を得ることに。☆★ ドイツ・ミュンヘンでオカルティストたちが団体を作るが(1919年=共産主義団体のスパルタクス団が蜂起、一方でドイツ労働者党/ドイツ労働者党)、15年くらい経ってドイツを支配する独裁政党と化した。☆★ 韓国で34年ぶりに夜遊びが公認され、家庭を守る主婦に午前様を待つ負担が増える(1982年)。

本日記載附録(ブログ)

小惑星イトカワのサンプルを地球に持ち帰った「はやぶさ」

太陽系の形成や進化の謎を探るため、「はやぶさ2」の開発がいま急ピッチで進行中だ

探査機に搭載する観測機器のスペシャリスト、岡田達明教授……

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

=太陽系の進化の謎を探るため、探査機に搭載する観測機器のスペシャリスト= 

岡田達明(01) ◇◆ 第1回 「はやぶさ2」は目下急ピッチで開発中=1/3= ◆◇

 相模原市中央区、淵野辺駅近くにある宇宙科学研究所を訪ねた。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)に属する研究機関で、元をたどれば東京大学宇宙航空研究所、文部省宇宙科学研究所といった、日本の宇宙開発の科学観測面を担当してきた組織の末裔だ。今でも、東京大学など連携する大学から、あるいは総合研究大学院大学として、学生も受け入れており、「相模原キャンパス」と呼ばれる。

 ゲートからものの100メートルほど進むと、M(ミュー)-3SIIやM-V(ファイブ)といったロケットがごろりと横たえて屋外展示してあった。数々の科学衛星や探査機を宇宙に送り出してきた歴代の宇宙ロケットだ。さらには、研究・管理棟(I)の1階にある展示室では、これまでに宇宙に飛び立った科学衛星、探査機の模型などが所狭しと並んでおりミニ宇宙博物館になっていた。建物に出入りする際に必ず通る場所であり、それを目にするだけで宇宙に関心のある人はテンションが上がるだろう。

 今回、お話を伺うことになった岡田達明准教授(太陽系科学研究系)は、かの小惑星探査機「はやぶさ」や、現在、準備が急ピッチで進んでいる「はやぶさ2」の中心メンバーの1人だ。探査機に搭載する観測機器の研究開発や、その観測機器で得たデータを解析して太陽系の惑星、衛星、小惑星の形成や進化の謎を探る研究に携わっている。ぼくが訪ねたときは、ちょうど探査機の「1次かみ合わせ試験」を終えて、担当の観測機器のテストをしている状況、とのことだった。

その探査機とは──

  ロケットの写真の左がM-3SIIで右がM-V。研究・管理棟(I)の1階は一般の人も見学できる展示室になっている。

「はやぶさ2です。プロトモデルではなく、実際に飛んでいくフライトモデル。来年打ち上げ予定なんで、もうそういう時期なんですよ。1次かみ合わせ試験というのは、探査機に搭載する様々なコンポーネントをぜんぶつなげて設計通りに作られているか確認するんです。ボルトで締めつけて固定してみると、その位置がずれていたり、なぜか1個はまらないとかですとか、結構あるんですね。あと、もちろん機器の電気的なかみ合わせ。最初の段階では、よく不具合が発生するんです」

 さらにぼくがお邪魔した当日は──

「私たちの観測機器、はやぶさ2の場合は中間赤外カメラというものなんですけど、そのキャリブレーション(較正(こうせい)、あるいは校正と書く場合もある)をしてます。宇宙空間を模擬するためにチェンバ内を真空かつ冷却した環境にするんですが、冷却に使う液体窒素って蒸発して抜けていくんですね。だからしょっちゅう汲まなきゃいけませんし、途中で万が一停電があったら、速やかに発電機か予備のバッテリーをつないで観測機器を保温しないといけません。誰かがつきっきりになる必要があるんです」

「私たちの観測機器、はやぶさ2の場合は中間赤外カメラというものなんですけど、宇宙空間を模擬するためにチェンバ内を真空かつ冷却した環境にするんですが、冷却に使う液体窒素って蒸発して抜けていくんですね。だからしょっちゅう汲まなきゃいけませんし、途中で万が一停電があったら、速やかに発電機か予備のバッテリーをつないで観測機器を保温しないといけません。誰かがつきっきりになる必要があるんです」

 その合間にお話しいただいたわけで、恐縮することしきりだった。

 さて小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワに到達し、微量ながら表面の岩石のサンプルを持ち帰った苦難の旅については、様々なメディアで取りあげられたので、聞いたことがない方はほとんどいないだろう。劇場映画が3本作られ、評判のよいプラネタリウム用の全天周映像作品は、今も各地で上映され続けている。あらゆる面から語り尽くされている感がある。

 では、「はやぶさ2」はどうだろうか。「はやぶさ」の延長上にある計画といったくらいの認識の人が多いかもしれない。ぼく自身もそれほど詳しくない。ちょうど「1次かみ合わせ試験」を終えたタイミングで、この話題から始めるのが良さそうだ。

・・・・・・明日に続く

…… 参考資料: 宇宙航空研究開発機構(JAXA)(1/3) ……

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう、: Japan Aerospace Exploration Agency、略称JAXA)は、日本の航空宇宙開発政策を担う国立研究開発法人。本部は東京都調布市にある。

内閣府総務省文部科学省経済産業省が共同して所管し、国立研究開発法人格の組織では最大規模である。

2003年10月1日付で日本の航空宇宙3機関、文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)・独立行政法人航空宇宙技術研究所(NAL)・特殊法人宇宙開発事業団(NASDA)が統合されて発足した。

現在の法人設置における根拠法令になる国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構法4条によれば、本法人の目的は以下の通り。

「大学との共同等による宇宙科学に関する学術研究、宇宙科学技術(宇宙に関する科学技術をいう〔略〕)に関する基礎研究及び宇宙に関する基盤的研究開発並びに人工衛星等の開発、打上げ、追跡及び運用並びにこれらに関連する業務を、宇宙基本法第2条の宇宙の平和的利用に関する基本理念にのっとり、総合的かつ計画的に行うとともに、航空科学技術に関する基礎研究及び航空に関する基盤的研究開発並びにこれらに関連する業務を総合的に行うことにより、大学等における学術研究の発展、宇宙科学技術及び航空科学技術の水準の向上並びに宇宙の開発及び利用の促進を図ることを目的とする」

JAXAは、国の行政改革の一環としてのみならず、各宇宙機関の連携不足を解消して相次ぐ失敗により失われた日本の宇宙開発に対する信頼回復をするために発足した組織であるが、統合直後に臨んだ H-IIAロケット6号機(元は事業団が9月中に打ち上げる予定だった)は上昇途中にトラブルを起こし、地上からの指令で爆破される結果に終わった。さらに、宇宙科学研究所が打ち上げた火星探査機のぞみ」を火星周回軌道に乗せることにも失敗し、発足後は試練の連続となった。

2005年(平成17年)2月26日にはH-IIAロケット7号機でひまわり6号の軌道投入に成功した。7月10日にはM-VロケットによるX線天文衛星すざくの打ち上げにも成功した。X線天文学は日本が世界をリードしている宇宙科学分野である。10月10日には小型超音速実験機NEXST-1による飛行実験に成功した。 ・・・・・・明日に続く

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はやぶさ2-2195日の軌跡

https://youtu.be/1gmH_xufVjo

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