最近、内藤礼さんの本を続けて読んでいたら
なんとなく芸術系の本が読みたくなり、
買ったまま、まだ読んでいなかった
画家・山本浩二さんのエッセイ『ミラノの森』を読みました。
なんとなく芸術系の本が読みたくなり、
買ったまま、まだ読んでいなかった
画家・山本浩二さんのエッセイ『ミラノの森』を読みました。

この本、何かの書評で知ったのですが
表紙で買ってしまった「ジャケ買い」本です。
私は昔から、こういう門とか扉が大好きで
学生の頃絵にも書いたし、雑誌で海外の風景でこういう門があると
切り抜いてとっていたりしていました。
日本にはない感じで特別感があります。
ワクワクします。

購入してみると、表紙の写真はとにかく良いし、
本文の中に入る写真がカラーで、それもすごく良い!

ミラノでの出会いや暮らしを含め、私の周りには絶対にない話なので
エッセイというより、物語を読んでいるような。。。
それでいて、
すごく個人的な体験が、突然始まって突然終わるような文章なので
なんというか読んでいて不思議な感覚になる本でした。
本文より
『自分を知りたければ世界の果てまで旅をしなさい。そして世界を知りたかったら、自分の内側を見つめなさい』
(ヴェネツィア門P48より ミヤヤマ・マリエ監督の好きな言葉)
これを読んで、もしかしたら全然違う意味かもしれないけど
なんだか思い出したことがあって。
はるがまだ保育園に通っていた頃、
昆虫の標本作りをしている方が、
子どもたちに標本を見せてくれる機会があったのです。
大学の教授など昆虫の研究者に世界中の虫を標本にして提供している有名な方で、
子どもたちに虫について面白い話をして、最後に、
昆虫の研究をすると発見がいっぱいあります。
そして、虫のことをたくさん知ってどうなるかというと、
人間のことがわかります。
というようなことを言いました。
10年くらい前なので、
もう少し違う言い方だったかと思いますが、いつものごとく記憶が曖昧。。。
小さな子どもたちに伝わったか不明ですが
このとき、なんだかすごくわかるような気がしました。
昆虫に限らなくてもこれは言えることかもしれないな、と。
話は戻って、ミヤヤマ・マリエ監督が好きだと言う先ほどのことば。
世界で活躍する人は、ほぼ無意識にこれができる人なんじゃないかと
この本を読んで思いました。
最近よく布団に潜って寝ているぼたんですが
きのうは少し暑くなったのか、足が出てた (^ ^)
小さな子どもたちに伝わったか不明ですが
このとき、なんだかすごくわかるような気がしました。
昆虫に限らなくてもこれは言えることかもしれないな、と。
話は戻って、ミヤヤマ・マリエ監督が好きだと言う先ほどのことば。
世界で活躍する人は、ほぼ無意識にこれができる人なんじゃないかと
この本を読んで思いました。
最近よく布団に潜って寝ているぼたんですが
きのうは少し暑くなったのか、足が出てた (^ ^)

夜はぼたふわ同じ場所で寝てました。珍しい!

どちらも奥の深いお言葉ですね。
世界の果てまで旅をして、そして自分の内面を見つめる…
昆虫をしり、人間を理解する…
とても考えさせられます。
世界で認められるほど、努力したりいろんな経験をしてきた人の言葉は、説得力がありますね。
そしてとても魅力的だと思います。
それはやっぱり何かを深く掘り下げる作業の中で、自分と向き合う必要があるのだろうと思います。
こういう言葉に出合えるので本を読むのは楽しいです( ・∇・)