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ぼたんくんとふわりちゃん

2010年10月17日、また猫と暮らしはじめました。

読書日記[25]一気読みしたい!

2024-09-21 23:10:57 | 読書
なんだか急にとても忙しい。。。

一日中パソコンの画面をみているのでとても疲れるのですが
パソコンに向かったまま、わずかな時間の気分転換で、
ついついネット小説を読んでしまい、
一日が終わると肩こりがすごい (´ー`)

とりあえず、今日やっと一息ついた〜

とはいえ、まだ読書に数時間は使えない。
次のお仕事に入らねば。
一冊くらい集中して読みたいな。
すごく一気読みしたい。

そんなことを考えていたら、
いままで一気読みした本を載せたくなったので
本棚から出してきました。

わりと最近読んだものから順番に。




『クローズドサスペンスヘブン』

2時間くらいで読めます。
設定がとにかく面白かった。
記憶を無くしてリゾートビーチにいるところから始まる
「登場人物全員が既に死んでいる状態」からはじまるミステリー。





『悪夢のエレベーター』

懐かしいです。
一気読みして、そのまま悪夢シリーズ読みましたが
やっぱり最初に読んだインパクトかな。





『怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道』

高野さんの本はどれも面白いけど
これは斜め上どころか、
とんでもない方向へ話が進んでいって
「そんなことある??」ってなる。

もともと旦那が買っていた高野さんの本ですが
これを読んで以降、私の方が購入した冊数多いです。




『山師トマ』

この本、読んだのがかなり前すぎて
細かいところ覚えていないのですが
20代前半の自分にはかなり面白かった。

ナチュラルボーンキラーという言葉があるから
この場合、ナチュラルボーンインポスター?っていうのかな?
なんか違いそう。英語で詐欺師ってなんだろう。

今読んだらもしかしたら全然違う感想になるかもしれない。

なにしろ、この頃、
ジャン・コクトーの『怖るべき子供たち』が面白かったと
知り合いに話したらものすごくバカにされて。。。
そんなの読んでるの?みたいなことを言われたので
なんだか悔しくて、その後この本も読んでなくて。

そして今、
書きながら「怖るべき」ってこの字でいいだっけ?と思って
本を出してきてみたら合ってたんですが(角川文庫)
調べたら、岩波版と光文社版は『恐るべき子供たち』になっていて
あれ?と思ったら角川文庫も
2020年版は『恐るべき子供たち』だった。

(amazonの画像を拝借しました)


何が違うんだろうと思ったら、ちゃんと違いがあるようで。

こちらのサイトに詳しく載っていました。

サイト内文章より抜粋↓
「恐ろしい」は客観的な表現であり、「怖ろしい」は主観的な表現です。


そうなんだ、知らなかった〜!


とかしてたら時間がやばい!
気分転換終了〜( ^ω^ )

仕事終わったら読みたい本を積んであるので
それを眺めつつ、
明日からまた仕事がんばります。

ちなみに
ぼたんが本の横で寝ていたので一緒に撮影。



本を一冊乗せてみる。


跡がついた笑

家にある『怖るべき子供たち』


読書日記[24]まんが日本昔ばなし 絵本

2024-09-16 15:55:44 | 読書
実家から、
懐かしいものを持ってきました。




『まんが日本昔ばなし 絵本』(二見書房)

一話で一冊のハガキサイズの薄い絵本。
1箱に5冊入って31箱、合計155話販売されたようで、
家にはたぶん80冊ほどあったんじゃないかと思います。

本棚の見つかるところにあったのは50冊ぐらい。
母に聞いたら何冊買ったかは覚えていない、と。

私が物心ついたときに読んでいたのはこのシリーズなので
覚えている限り初めての読書、といったらこれ。

まだ字があまり読めないうちは母に読んでもらい、
そのうち自分で読むように。

ほかに絵本とか読んだ記憶があまりなく
弟と二人でこればっかり読んでいて
それぞれ、お気に入りの話の裏表紙には自分の名前が書いてあります 笑

どの話か忘れてしまったのですが
一番気に入っていた絵があって、ずっと観ていたかったので、
その絵のページだけ切り取って
毎日小学校へ持って行っていた記憶がある。

ちなみに私の名前が書いてあったのは




『勘作ばなし』
『鉢かつぎ姫』
『赤神と黒神』

でした。
まだあると思うけど見つかったのはこれだけ。

でも、たぶん一番よく読んだのは
おぶさりてい



良い人しかでてこない、かわいいお話です。
「ばろ〜ん、ばろ〜ん」が好き!

懐かしいなあ。
テレビでも欠かさず観ていて、さらに本でも読んでいて。

実家で母がずっとピアノ教室をやっていて
このシリーズは約40年、その部屋の本棚に置かれていました。
3歳〜中学生まで、多い時で週に50人ほど生徒さんが来ていて
自分の順番までだいたい本を読んだりして過ごしていたと思うので
けっこういろんな子どもが読んでるはず。

はるも母(おばあちゃん)に読んでもらってたし。

近くにあると、ついつい読んじゃう。
いまかなり忙しいのですが
気分転換にすぐ読めて良い! ( ^ω^ )



今日は、
はるがぼたんと遊んでました。

振っている猫じゃらしが顔の前にきたときだけ


喰いつく ฅ^>ω<^ฅ


また顔の近くで


喰いつく 笑


まったく動かず寝たまま遊ぶ、ぼたんくん。


少しは動こうよ。

そしてもう飽きたらしく、動かなくなったので

猫じゃらし終了〜

読書日記[23]お酒が好き

2024-09-13 10:49:45 | 読書
お仕事の依頼が来ました。

ある酒蔵さんの冬の商品案内のデザインで
かれこれ20年以上やっているお仕事です。

20代の頃に、近所に居酒屋さんがあって
行くと必ず飲む日本酒がありました。

しばらくしてそこがなくなってしまったのですが
はじめてこのお仕事をいただいたときに
そのお酒を作っている酒造場さんだったので
すごくびっくり&嬉しくて。

それから広告やサイトやいろいろデザイン面で
関わらせていただいています。

もちろんそのお酒も今でもよく飲んでいます。

日本酒は冬がメイン。
11月くらいから新酒が出始めて
最もおいしく飲める時期。

広告も一年で最も力が入ります。
(売上的には父の日前も多いらしいのですが)

どれも美味しいおすすめのお酒なので
デザインするのもとても楽しい。


よく飲むのは日本酒ですが、洋酒も好き。
いまは家でしか飲まないので、あまり機会がありませんが
ビール以外で初めて飲んだお酒がスコッチ(原酒)だったせいか
スコッチやブランデー、ウィスキーとかロックで飲むのも好きです。

ジンとかラムも、最初カクテルベースとしてしか知らなかったのですが、
そのまま飲むのもあり、です。

ワインや焼酎も飲みます。
ただ、日本酒ほど味の違いが分からない。。。

でも、そこまでお酒に強くないので飲める量は少ないです。
ビールも好きだけど、炭酸ですぐにお腹いっぱいになってしまうし。
(友人によると十分強いらしい?)


というわけで仕事の資料と趣味を兼ねて
お酒の関係の雑誌は割とチェックしています。




『dancyu』は年一回日本酒特集があって
ムック本も情報が充実。読み応えあります。





『RiCE』
『あまから手帖』

お酒の特集だけ購入。

特に料理と一緒に撮った写真が多い雑誌は
イメージ画像の撮り方の参考になるし
単純に見ていて楽しい ^ ^

お酒の本といえば、
以前毎号読んでいた『suntory Quarteriy』。



サントリーが出している季刊誌で、
作家さん、翻訳家さん、写真家さんなどなど
文化人といわれるいろんな人がお酒にまつわる
エッセイや短編を寄稿したり、対談したり、
酒器の特集があったり。

読書日記[9]机に余談でも書きましたが
いつも机周りに置いてあってちょこちょこ読む本、
20年くらい前はこの本でした。

引越しを機に買わなくなってしまったけど
懐かしいな。今も出ているのかな。


ネコたちは今日もずっと寝ている。


ぼたんは顔を押し付けるのが好き。


その先にはふわり。



読書日記[22]青が好き

2024-09-11 20:54:33 | 読書
『デレク・ジャーマンの庭』からの続きです。

学生の時に、デレク・ジャーマンの映画『BLUE』を、
ちょうど映画館で観ました。

この映画は、
自分で理想的な青色を開発した画家イヴ・クラインへの
オマージュとも言われていて、
全編にわたって映像は青一色のみ。

当時このクライン・ブルー(正式にはインターナショナル・クライン・ブルー)
好きだった私は映画館で観られて満足でした。

映画は全編散文詩の朗読です。
英語で朗読される詩がとても耳に心地よく
その後CDも購入しました。



青い箱入りのCDには、フィルムが一枚ついていて、
このフィルムを投影してCDをかけると
自分の部屋でも映画が再現できてしまう優れもの。



とはいえ、まだ一回もやったことはない 笑


当時はあまり深く考えていませんでしたが
この映画が公開されたのは、デレク・ジャーマンが亡くなる一年前(1993年)。
散文詩の内容からは、
確実に病が進み、死を意識している様子が伺えます。
AIDSの現状のこと、自分の治療のこと、
そしてブルーに対する思い。


本編散文詩より抜粋↓

私は空の彼方を歩く
何を求めて?
測り知れぬ至福のブルーを探して



さて、
ブルーといえば、『色の物語 青』という本があります。



この本、副題に
『古代エジプトからイヴ・クラインまで』となっていたので
興味をもって買ったのですが、
残念ながら
期待したクライン・ブルーの記述はほとんどありませんでした

でも、
青をメインに使った名画がたくさん載っていて、
作品ごと使われている顔料の種類や名前、
宗教的な理由や画家の事情など
どんな意図でその絵に青を使ったかの説明があって面白かったです。


本文「アートの中の青」より抜粋↓

希望と同時に悲しみを表せる色といったら? かつてはフランス王朝の象徴で、いまは自由の国フランスを象徴する色は? 天上と地上をつなぐ色といったら?──青をおいてほかにはないでしょう。


ちなみに、
いつからか覚えていないのですが
数字によってイメージする色があります。
私は、トリコロール(フランスの国旗)が大好きなのですが
数字に置き換えると5・1・2となります。

私の中では「5」が「青」なのですが
それを短大時代に友人たちに話したところ
やっぱりそれぞれイメージする色があるらしく
それが全員見事に違ってバラバラで面白かった ( ´∀`)

人によっては考えたこともないって言われます 笑

まあ、
ものすごく感覚的なものなので説明もできないし、
二桁の数字とか言われても困るだけなのですが。

あ、でも人に対してイメージカラーは
みんな持っているのかな。

この人は◯◯色っていうイメージ。
そんな占いもありましたね。
◯◯色だと思う人=好きな人、みたいなやつ。

ものすごく前に、渋谷で友人とある喫茶店に入ったのですが
そのお店でコーヒーを頼むと
マスターから見たお客さんのイメージに合わせた
コーヒーカップで出してくれるのです。
はじめてのお店でも、そこから話がはずんで楽しかった記憶が。

そのときマスターが運んできたのは
私には薄いピンクの薔薇の柄のカップ、
友人は青の幾何学的な花柄?みたいなカップでした。

青が良かったな〜と思ったのを覚えています。

でもいろんな人から見ても、私のイメージは青ではないみたい。
言われたことがない〜(´ー`)


最後に、
最近思ったこと。

昔は、
普通に「葉っぱが青い」とか、
「青リンゴ」「青虫」「青菜」とか、
緑色のことも「青」って呼ぶことに全然違和感なくて。
不思議に思ったことがなかったな、と。

数年前、はるが小さい時に「信号青だよ」って言ったら
「緑じゃないの?」って言われたことあるんです。

その時は、
みんな青信号って言うから青でいいんじゃない?
とか適当に答えた気がするのですが、

ついこの間、信号待ちしていたら、
隣に若いお母さんと、3歳くらいの男の子がいて
そのお母さんが
「あ、信号みどりになったから渡ろう!」って言って
子どもも普通に「うん」って言って渡っていったので
もう今は信号もみんな「緑」って言うのかな、と思って。

色の種類も認識もだいぶ変わってきて、
青と緑を「青色」とまとめるのは、無理があるんだろうな。


ちょっと検索したらこんな本があるようで。


少し前にテレビで見たので
ざっくりと理由は知っているのですが
読んでみたら面白いのかなぁ。


今日は撮影中ネコは爆睡してて来なかった。


おまけのふわりちゃん。


読書日記[21]庭が好き

2024-09-09 16:36:39 | 読書
綺麗な庭にずっと憧れがあります。

実家はものすごい田舎のため、
広い庭があるのですが、そのまま畑と繋がっていて
おしゃれな感じとは程遠く。。。

家を出てからは、まず学校の寮に入り、
その後ずっとアパート住まいのため庭には縁がなく、
7年前に今の戸建ての家に住むことが決まった時に
駐車場の塀の内側に少しだけ土を入れてもらい、
念願の「庭」を手に入れました。

が、
本当に小さいスペースなのに、全然おしゃれな感じにならず
いまでも季節ごと植え替えをしていますが
すぐに枯れ色に。。。

なんだか、うすうす気づいていたけど
向いていない? かも…(´・ω・)

使う土や肥料、気候、日光に当たる時間、
植物によって適した環境があると知って
庭の作り方の本を数冊買ったにも関わらず
いまだに寂しいうちの庭。。。


そんなときは、本を開いて理想の庭を観る。

最初は主に庭づくりのノウハウ本を見ていたのですが
もう、完全に自分の手の届かない感じの庭の方が
変に落ち込んだりしないので
自分の家とは全く違う感じの庭ばかり観るようになりました。





『庄野潤三の本 山の上の家』

書斎から眺める圧倒的な緑の庭。
生い茂る木、鳥の巣箱、素敵です。





『此君亭好日』

大分の竹藝家生野徳三・寿子夫妻の私邸「此君亭(しくんてい)」の写真集。

もうここまでいくと、別世界すぎて、ただの芸術鑑賞ですね。
序文のタイトル「竹藝二代が築いた美の集大成」、これに尽きます
建物も庭も美しすぎてため息がでます。
自分の煩悩みたいなものが恥ずかしくなってきます。
シンプルな本のデザインもとても好き。


そして、いきなり海外になりますが




『デレク・ジャーマンの庭』

最近観ているこのお庭。
知らなかったのですが30年前の本が新訳復刊とあります。
そして、なんだか最近いろんな雑誌とかで紹介されているっぽい。

ケント州ダンジネスの原子力発電所に面した
平坦で玉砂利が広がる空間に作り出した「庭=楽園」。
この本は、映像作家デレク・ジャーマンが
AIDSに侵されながら作り続けた庭の記録です。

「はじめに」より抜粋↓

ぼくらは古い灯台を見に行くことにした。デレクが言う。「ここに美しい漁師小屋があるんだ。もしいつか売りに出たら買おうと思ってる」。真っ黄色の窓枠のある黒塗りの小屋に近づいてみると、緑と白の「売り家」の看板が見えたそんな思いもよらないことがあったので買わずにはいられなかった。


創元社さんのホームページで立ち読みができます。
本からだと反射で上手く撮れないので
画像を拝借しました↓




これ本当に漁師小屋なのかな?
素敵すぎるんですけど。
命をかけたといっても過言ではない庭作りの本。
圧巻です。

デレク・ジャーマンは他にも思い出があるので
次回書こうと思います。


今日のネコたち


仕事していると、いつの間にか近くで寝ている。

撮影中にふわりちゃんきました。
踏まないで〜 Σ(゚д゚lll)



寂しいうちの庭で、唯一くらい元気な紫式部。
枝がしなっていたので切ってきたらちょっと元気がないかも。