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ぼたんくんとふわりちゃん

2010年10月17日、また猫と暮らしはじめました。

読書日記[40]たまに哲学(?)

2025-01-03 23:46:47 | 読書
私はいままで、人生のほとんどを
「まあいいか」と「なんとかなる」で生きてきたので
つきつめることが苦手というか
深く考えることがあまりないというか。。。

そんな感じだったので
哲学系の本をほぼ読んだことがありませんでした。
または読んでみても完読したことがなかった。


でも、
「シュレディンガーの猫」という思考実験の話が
すごいこと考えるな、となんとなく気になっていて、
ちょうど見つけたのが
『シュレディンガーの哲学する猫』。



浅く広く、哲学者の名言を紹介してくれていそうなのと
タイトルに惹かれて
自分にはぴったりではないかと思って読んでみました。


ウィトゲンシュタイン、サルトル、ニーチェなどなど
有名な思想家や哲学者、作家さんを
ピックアップしてくれていて
それぞれの考えたこと、名言などを載せてくれているので
初心者向けだと思います。


そして、
全部読み終わって、
結果一番心に残ったのは
サルトルの章(実存主義)でとりあげられた
芥川龍之介の『河童』の話でした。

芥川龍之介は『蜘蛛の糸』『羅生門』『地獄変』などなど
人間の本質をつきつめるような
読後にいろいろ考えてしまう話が多いのですが
実存主義の問題を如実にあらわしているという
『河童』のお産のシーンについて読んで
こういうのが哲学なんだ、って妙に納得しました。

哲学ってやっぱり難しいです。
でもまた、このくらい軽い感じで読める本があったら
他の本も読んでみたいな。
何かしらの発見はありそう。


ちなみに
「シュレディンガーの猫」の実験そのものについては
軽く触れるだけだったので、とくに新しい発見はありませんでした。。。
まあ、詳しく言われてもよくわからないであろう気はしますが。


*****

昨日はgooブログ、アクセスできず
夜になってログインはできましたが、
結局そのまま様子みてました。
サイバー攻撃、新聞にも載ってましたね。

いまもリアクションボタン全然使えないので
みなさんのブログにアクセスできるようになりましたが
リアクションできず。。。

自分のブログも、いつも見に行くブロガーさんのも、
表示がこんなでクリックしても反応ないのですが…



まだ完全に使えるわけではないのかな?


最後は家の年賀状用ぼたんくんの写真。
シュッとしてます 笑

読書日記[39]かわいい本に癒される2

2024-12-21 14:39:20 | 読書
前回に続き、
疲れた時はかわいいものに癒されたい。
と思ったらやっぱり私の場合、猫です。
絵本も含め猫が出てくる本はいっぱいあるのですが
(私が)癒される」本を出してきました。


まずは『ちいさな画集 small book 』1〜4巻



大好きなヒグチユウコさんの小さな画集。

大きさ比較。小ささがわかるかな。






どのページもかわいいのです。


さらにヒグチユウコさんの絵本『ほんやのねこ』。






かわいさは言わずもがなฅ^•ω•^ฅ


他には『一年前の猫』(近藤聡乃)とか。



これも、とてもかわいく作られた本です。
やさしい気持ちになれます。
サイン入り ^ ^



暦売浮世情』(ユカワアツコ)はすぐ読めちゃう時代もの。



全ページこんな感じの本文が楽しい ↓



『猫は、うれしかったことしか覚えていない』(石黒 由紀子)
短い「猫のはなし」を詰め込んだエッセイです。



これから猫を飼おうと考えている人に
読んで欲しい本だと思いました。

こんな生活が待っているよ、と教えてくれる一冊。

ミロコマチコさんの表紙と挿絵がとにかく良い(ФωФ)


こんな感じで猫の本を選びましたが
でもやっぱり本物の猫が一番。


「特大豆大福」ぼたんと


「おはぎ」ふわり。

和菓子が食べたくなりました!
疲れた時は、甘いものも必須です (*´꒳`*)

最後にぼたんくん。


読書日記[38]かわいい本に癒される1

2024-12-19 15:36:53 | 読書
11月に比べると、そこまで忙しくないのですが、
なんだか疲れています。
こんなときは癒しが必要です。
今日は朝方、ぼたんが布団に入ってきました。
癒しですฅ^•ω•^ฅ♡ 


そして本にも癒されたい。
こんなときには、かわいい本です。

まず手に取ったのは
『360°BOOK 富士山』



本当はシリーズ全部欲しいけど
今持っているのは絶対欲しいと思った富士山。

かわいい。楽しい。
仕掛け絵本、大好きです。

360°ひらくとこんな。



ぼたんも気になりますか?

と、思っていたら



わー!!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ 噛まれた!!!

撤収して移動。







どこから見ても楽しいです。


ちなみに、はるが小さい頃も
仕掛け絵本をいくつか買いましたが
はるに大好評だったのは
『あかまるちゃん』と『クッキーカウント』



写真からもわかるように
遊びすぎてボロボロで、
ほぼすべてのページが壊れています笑

本はきれいに使いたいけど
ある程度大きい子はそこまで興味を持ってくれなくて、
加減を知らないくらいの年齢の子の方が
ひっぱったりのぞきこんだり
ものすごく喜んで夢中になってくれる。
ただ壊れるのはめちゃくちゃ早い。。。
何歳ぐらいがちょうどいいのか、悩むところです。

どちらかというと、はるは『あかまるちゃん』の方が好きでした。
この本のすごいところは
「赤丸」を探すという目的はずっと一緒でわかりやすく、
ページごとコンセプトが全く違う点だと思います。



遊んだのがまだ加減のできない頃で、
この写真のページぐらいしか、
原型が残っていません(◍꒪꒳꒪◍)՞
ただこのページも、一番肝心な「赤丸」がすでになくなってます 笑


クッキーカウントも
数が増えていくのを数えながら
何回も読みました。



懐かしいな〜。
仕掛け絵本はこういう昔からあるのも好きですが
年々進化というか、新しいものがでていて楽しいです。


続いて、
『蛇の棲む水たまり』



本の紹介文より↓

「陶芸家の鹿児島睦さんの展覧会が開かれます。新作の器を見て、そこからお話を作っていただけませんか」

依頼を受けた作家の梨木香歩さんは、色や形のさまざまな器に草花に馬や象、蛇などの生き物が描かれた200点の作品を1枚ずつ、何度も繰り返し見ながら物語を紡ぎました。梨木さんの物語を受け取った鹿児島睦さんは、何度も読んで反芻し、ラストシーンに新しい1枚を制作しました。



鹿児島睦さんの作品が大好きです。
ずっと見ていられます。
とにかく可愛くて、
でも可愛いだけじゃないところが良い。
この本は、お話もかわいくて
世界観にぴったりな装丁も良くて癒される一冊。

同じく鹿児島睦さんの
『Makoto Kagoshima Caramics』は
雑貨屋さんみたいなお店で買った本。





お皿のアップの質感とか、観ているだけで癒される ( ´∀`)

さすがに本物は買えませんが
唯一、持っているのがハンカチ。

常にバッグに入れています。
最初に買ったのははるが生まれる前じゃなかったかな。



3種類あるのですが、ひとつ見つからなかった。
どこに置いたっけ。。。

脱線しました。
続きます。
次は癒される猫の本にしようかと。

さいごは布団で寝るぼたん。
ぼたん動物病院11/16で書いた、イボの跡が消えず
背中の真ん中がちょっとはげています。



読書日記[37]ららら

2024-12-02 19:01:35 | 読書
11月に谷川俊太郎さんの訃報を聞いて
谷川さんの詩や絵本はいろいろなところで有名すぎて
思えばあまり個人的に本を持っていないことに気づきました。

私にとっては、
いつも見ている糸井重里さんのほぼ日によく登場する人で、
読書日記[2]泣ける本で紹介した、大好きな詩『みずうみ』を書いた
茨木のり子さんと同じ同人誌「櫂(かい)」の仲間で、
衝撃を受けた絵本『100万回生きたねこ』の佐野洋子さんの元旦那さんで、
などなど、
いいなと思う人や作品と何かしら関係のある人です。


ニュースを見ていたら、
9月に発売されて読みたいリストに入っていた
『対談集 ららら星のかなた』を急に読みたくなって、
一気に読みました。




伊藤比呂美さんのまえがきに、

「死の近い人に死について聞く、以前からやりたかったことです。」

とあるのですが、相手にそう言えちゃうのがすごいなと思っていて、
いったいふたりでどんな話をしたのか気になっていたのです。


やっぱり、読んでみてよかったです。
なんだか目から鱗な話、というか
最近よく考えていたことがクリアになるような言葉が
いくつかありました。

そして、
ご自宅で最近までこの話をしていた谷川さんは
もういないんだな、と思いました。


またまたうろ覚えなんですが、
少し前のほぼ日で糸井さんが
鉄腕アトムの歌詞の「空をこえて  ラララ  星のかなた」の
「ラララ」はどうして入れたんだろう、聞いてみたかったな
みたいなことを書いていました。
まさにこの本のタイトルだな、と思って。

あれ、でもタイトルはひらがなですね。歌詞はカタカナ?
糸井さんのもひらがなだったかな?
思い出せず。



ちなみに、
佐野洋子さんが亡くなって数年後、
佐野洋子〈追悼総特集〉100万回だってよみがえる』を読んで
対談か何かで『100万回生きたねこ』がなんで売れたのかわからない、
特に思い入れなどもないようなことが書いてあって
ショックだったと同時に、なにか妙に納得した気がしました。



私が『100万回生きたねこ』をすごく好きな理由が
誰の中にも大なり小なり持っている「女」の部分が
ものすごく凝縮されているような気がしていて
たぶん、佐野さんにとっては、
それは自分の中にごく当たり前にあるものなんだろうな、と。



明るいうちから布団に入り、毛布をかけて読書してたら
ぼたんがきてお昼寝。
猫を眺めつつ本を読む、幸せな休日 ^ ^






そういえば、
だいぶ前にほぼ日のプレゼント企画で当たった
谷川俊太郎さんサイン入りTシャツ。



着過ぎてよれよれ、タグのサインも薄くなっちゃったけど
すごく気に入っています。
写真が残念ですが、綺麗な黄緑色なのです。着心地も良い。
ずっと着ずにとっておいたのですが、数年前から着るようになって
今回タグを見たらété 2004って書いてあった。
20年前? Σ( ̄。 ̄ノ)ノ 

時間が経つのは本当に早いと思いました。

読書日記[36]あ・うん

2024-11-28 18:08:56 | 読書
まだまだ、落ち着かない日々ですが
今月一番気かがりだった用事が無事に終わった〜( ・∇・)

事情があってひきこもり生活約3年。
初めて会う人と話すの、すごく緊張します。
いろいろ準備したり緊張していたので、
とりあえずひと息つけたかな。


そして今日はちょっとだけ読書日記。

というのも、先日ネットで
「もうすぐ生誕95年 今月11月の末(28日)は、作家・脚本家の向田邦子さんの誕生日です。……」
という記事を偶然見つけて、
そうなんだ!と思って、久しぶりに『あ・うん』を読んだのです。
なので28日にアップしたいな、と思いまして。



この小説は大好き過ぎて、もう何度も読んでいて、
今回は一番好きなシーンから最後まで読んで
やっぱり泣きました。

登場人物がみんな魅力的で
それぞれの心情がすごく丁寧に書かれていて、
本当に切なくなります。

向田邦子さんの小説はこれしか読んだことがなくて
本当は他の本も読んでから読書日記に書こうと思っていたのですが、
今読みかけ&読みたい本が20冊くらいあるので
だいぶ先になりそうだな、と。

あと一冊、
ちょこちょこ読んでいるエッセイ『夜中の薔薇(新装版)』も面白いです。



タイトルにもなっている「夜中の薔薇」の話とかすごく良い。
ひとつの話は短いけど、すごく引き込まれるので
前に書いたバッグに入れておく本にしてもいいなと思っています。

そういえば、
この時紹介した『「私」を受け入れて生きる─父と母の娘─』の著者末盛千枝子さんと、
卒寿を迎えた上皇后さまが話しているのが、少し前にニュースになってましたね。
末盛さんのお姿初めて拝見しました。


今日はちょっと時間がないのでここまで。

ぼたんは今日も絶賛爆睡中。



ふわりを見かけないな〜と思ったら
はるの部屋で寝てました。



いまでも赤ちゃんのように毛布をかんだまま寝てしまうのが
かわいいふわりです ^ ^