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千年桜と和製ミロのヴィーナス

<4月17日の日記>
樹齢900年とも1000年とも言われる、通称「千年桜」を観に、奈良の「佛隆寺」へ行ってきました。

佛隆寺は女人高野として、また、日本一小さな五重塔を持つ寺として有名な「室生寺」の末寺に当たるお寺で、弘法大師空海の高弟、堅恵(けんね)による創建と言われています。
空海が唐から持ち帰った最古の茶を栽培したのがこの場所で、大和茶発祥の地らしいです。

奈良で最大最古の桜として知られる「千年桜」ですが、ただ残念ながら、昨日の造幣局の通り抜け同様、かなり葉桜化が進んでおりまして・・・。
本来なら毎年4月の第3日曜日に桜祭が開催されるのですが、今年は御多分に漏れず、かなりの早咲きだったようで、もうほとんど葉桜(1枚目の画像 参照)(>_<)
桜祭も中止になったとのこと。

周囲はとてものどかな場所で、水車が回っていたり、花々が咲き誇っていたりと、自然を満喫してきました(2枚目の画像 参照)。

因みに、3枚目の画像は「佛隆寺」隣の「白石神社」で撮りました(^^ゞ



店の営業時間にもまだかなり余裕があったので(今朝は9時に出てきた)、談山神社手前にある「聖林(しょうりん)寺」へ足を延ばしました。
談山神社は、十三重の塔で、また紅葉の名所として知られる神社で、過去に数回行ったことがあるのですが、その手間にある「聖林寺」へは一度も行ったことがなかったので、今回立ち寄ってみました。

この寺も花が有名で、また、国宝の「十一面観音菩薩」は、その昔、フェノロサが絶賛したことで知られています。
確かにそのお姿は、ギリシア、ローマの彫刻のような、またミロのヴィーナスとも比較されるくらいの仏像彫刻の傑作です。
まず一見すると、その指先に魅了されます。
微妙な変化を見せる仏像の指先がしなやかでとても優美!
ま、ミロのヴィーナスに指先はないけどね(^^ゞ


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