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獅子窟寺

<12月5日の日記>獅子窟寺
今日も一度店に出勤して簡単に営業準備を済ませた後、仕事の前にお出掛けしてきました。
朝9時20分頃出発し、目的地に着いたのは11時45分頃でした。
営業準備の為一度店に寄ったせいもありますが、同じ大阪府内なのに片道2時間半近く掛かる行程。
今日のお出掛け先は、「獅子窟寺」です。

大阪メトロで淀屋橋まで行き、京阪特急に乗り換え、枚方市駅へ。
枚方市駅からは京阪交野線に乗り換え、河内森駅下車。
交野線初体験です。初めて出会う景色が新鮮でした(^o^)
普段なら読書に耽るところですが、初めて観る景色をずっと眺めてました(^^ゞ

河内森駅からは徒歩で獅子窟寺へ向かいます。
途中、通り掛かりで立ち寄った「天田神社」に参拝。旅(?)の無事を祈りました(^o^)

今日これから訪れる獅子窟寺は、結構とんでもないところにあるのです(>_<)
住宅地を抜けると、急坂の山道を登っていきます。

あらかじめネットで調べ覚悟はしてたのですが、想像を絶する坂道でした。
途中何度休憩したことか・・・(>_<)
まだこの時期だから良かったけど、夏場ならきっと死ぬな・・・(>_<)
駅からの距離は1.5kmくらいなのですが、高低差が170mあります。
何度も休憩しながら登ったので、目的地の獅子窟寺までは40分くらい掛かりました。
舗装してある道とは言え、結構キツかったです(>_<)

仁王門跡からすぐのところに分岐点があり、舗装されていない左手の道を進むと「お大師様の水」と「王の墓」があります。

本日は12時に国宝の薬師如来像を観せて頂く予約をしてあったので、時間に遅れないよう「お大師様の水」と「王の墓」は後回しにし、帰りに寄ることにして、真っ直ぐ道なりの急坂を登っていきました。

すると、その先に「本堂」が現れました。
台風の影響か瓦に被害を受けた様子で、ブルーシートを使って応急処置がしてありました。

「獅子窟寺」は、聖武天皇の勅願により行基が建立した寺院で、弘法大師が「獅子窟」と呼ばれる洞窟で修業したと言われております。

取りあえず、社務所に回って来意を告げ、お寺の方に「国宝薬師如来保存庫」を開けてもらいました。
ここを見せてもらうためには1週間以上前から予約をしておかねばなりません。
拝観料を払い、お茶と茶菓子でもてなされ、あとは自由にゆっくり御覧くださいって感じで、お寺の方は社務所へ帰って行かれました。
お陰でゆっくり国宝の「薬師如来像」と御対面(^-^)
約1200年前の平安時代初期の仏像にしてはとても保存状態が良いように思いました。

しんどい思いをして登ってきた甲斐がありました(^^ゞ
大阪府には国宝の仏像が5体あるのですが、これがその一つです。

薬師如来像拝観の後は、納経所の前の展望台からの眺望をしばし楽しみ、本堂右手の「地蔵堂」や「天福岩」を観て回りました。



「天福岩」と言うのは、災いを転(天)じて福となす岩だそうで、両手でしっかりと岩を抱いて、1つの願い事を3回唱えるとその望みが叶うそうな。

10億円当たりますように・・・10億円当たりますように・・・10億円当たりますように・・・(^o^)

更に本堂左手の階段を上ると、梵字の石碑があり、その向こう側には、弘法大師が修行したと言われる「獅子窟」があります。

獅子が吠える口に似ているところからその名があるそうな。
ただ、その場所を行くのがまた少々厄介で・・・。
自然災害で崩落した箇所があり危険なので、獅子窟を観ようと思えば、岩を這い上がったりしてちょっと危ない場所を通らねばなりません(>_<)
また季節柄落ち葉が降り積もり滑りやすいので細心の注意が必要です。
こんなところで足を滑らせて岩の上にでも落ちたら大怪我をします。
場所が場所なので救急車なんか入って来れないでしょうし大変なことになりかねません(>_<)
一度は諦めかけましたが、こんな場所、生きてる間に二度と来ることはないでしょうし、意を決して足を進めました。
で、なんとか、獅子窟に辿り着けました。
写真もたくさん撮りました。




この山は全山花崗岩でできており、所々に風化に耐えた巨岩が見られます。
先程の「天福岩」や「獅子窟」の他にも「弁天岩」等があり、種々のものに象った名前が付けられております。




さて、下山ですが、帰りは下りなので楽チンです。
ただ坂は急なので、勢いがつくと止まらなくなり、下まで転げ落ちて行くことになります(^^ゞ
登り同様、慎重にゆっくり歩いて帰りました。

途中、往きに後回しにした、仁王門跡近くの分岐点で山道に入り、「お大師様の水」と「王の墓」を観てきました。
弘法大師が法力を持って掘り当てたと言われる井戸が全国各地にありますが、この「お大師様の水」もそのようなものなのでしょう。
貴重な水資源として大切にされてきた湧水です。

更にその先にあるのが「王の墓」。
ここで言う‘王’と言うのは亀山上皇のことだそうで、亀山上皇と皇后の供養塔があります。
とても厳かな雰囲気のある場所でした。


今日も随分と歩き回り、いい運動になりました(^o^)
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