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風化水脈(新宿鮫Ⅷ)

<2月6日の日記>
お客さんから頂いた小説をまた一冊読み終えました。
今回読了したのは大沢在昌の「風化水脈-新宿鮫Ⅷ-」。
誰ともコンビを組まずに単独で次々と犯罪者を逮捕し、巷で「新宿鮫」と恐れられている元キャリアの鮫島が活躍する刑事小説らしいのですが、新宿鮫シリーズどころか大沢在昌自体読むのは初めてだし、前作までを読んでいないので最初は人物関係を掴みづらいところもありましたが、読み進むに連れ、畳み掛けるようなスピーディーな展開にどんどん引き込まれていきました。

主人公の鮫島と真壁が警部とヤクザの壁を越えてお互い認め合ってるところがいいですね。
どちらも男気を感じさせてくれます。
真壁の恋人(雪絵)からの頼みで、真壁を助けるために、武器を手に待ち構える中国人窃盗団の中へ単身飛び込んで行くシーンがなんともカッコイイ!(>_<)
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