「怒る」と「叱る」

<５月１３日の日記>
店で使うものを買うため、近所のスーパーへ行ったときのこと。
レジで精算していると、傍でじいさんがいきなり大声を出して、幼い女の子に怒り出しました。
どうやら、女の子は陳列してあった商品をおもちゃにしていたようで、それを見たじいさんが怒り出したのでした。
「商品が傷んだらどうするんやっ！」・・・と。
それも、幼い子に注意目的で叱ると言う感じはなく、感情的に怒りをぶつけているって感じでした。
周囲のお客も何事かと振り返るほどの大声で、店員さんも見て見ぬ振り。
僕は最初、女の子と一緒に来たじいさんが、孫に注意しているのかと思ったのですが、どうやら赤の他人のよう。
怒るだけ怒ったら、そのじいさん、買い物かご提げて、さっさと女の子から離れて行きました。
母親が目を離した隙のことだったらしく、女の子の母親らしき人が女の子の泣き叫ぶ声を聞き付けて戻ってきましたが・・・。

子供のいたずらに対し、自分に関係なければ見て見ぬ振りをしてしまいがちです。
子供にちゃんと注意できるのは立派ことでしょうが、今回のように感情的に怒るって言うのはいかがなものでしょうか？
「怒る」ことは誰にでも出来ますが、「叱る」ことの出来る人って意外と少ないように思います。

みなさんはどうでしょうか？
会社で、あるいは家庭で、部下や子供を叱ってるつもりで、感情に任せてただ怒りをぶつけているだけってことはないでしょうか？(^o^)

僕も人を叱れるくらい立派な人間になりたいです。
叱る部下もいなければ子供もいませんが(^^ゞ