今夜は眠れない

<１２月３日の日記>
宮部みゆきの「今夜は眠れない」を読みました。
ホント最近は２冊に１冊の割合で宮部みゆきの作品を読んでいるような気がします(^^ゞ

予想通りって言うか、思った通りの軽い・・・って言うと語弊がありますが、軽快な、小気味のいい、すんなり読み進められる展開で、中版までは、昔よく読んだ赤川次郎を読んでるような気分でした。
人が殺されたり、昼ドラのようにドロドロとした人間関係が描かれるわけでもなく、爽やかに（？）読めました(^o^)

いつもながら話の展開が上手いです。会話体も気が利いてます。
ただ、伏線張り過ぎ(^o^)
やはり話が上手くでき過ぎているのと、主人公が中学１年生の割りに行動力があり過ぎる点、その友達が頭脳明晰過ぎる点は都合が良過ぎのように思いました。とても中学生ではありません。違和感ありありです(>_<)
まとめ方が強引過ぎるって言うか、唐突過ぎるって言うか・・・。
主人公の母親が全てを知ってて事件に噛んでたって言うのもね・・・。
家族の再生の為とは言え、一介の主婦がここまでやるか～？(・・?

でも、あっさりすんなり最後まで一気に読めちゃうのは、やっぱり宮部みゆきの凄さなんでしょうね～(>_<)