宮部みゆきのサイコ&ミステリー時代小説「この世の春」(上・下巻)を読了。
今年読んだ本の9・10冊目です。
今年は1週間に1冊のペース。このままでは年間50冊くらいしか読めないかも?
上巻を読んでいるときは、御霊繰の血統である多紀がその能力に目覚め活躍するのかと思いきや、いい意味で裏切られました。
幼い男の子たちが性的虐待を受けちゃうの(>_<)
ま、当時は稚児だとか小姓だとか、武士の男色(衆道)も普通にあったんでしょうが、催眠術に掛けられていたとは言え、父親が息子を犯っちゃうなんて!(>_<)
重興は、現代で言うところの多重人格障害ってことになるのでしょうが、その原因が父親からの性的虐待とは・・・。
ショタの方なら読んで興奮するかもね?(^o^)
性的虐待に、誘拐殺人に、死体遺棄、しかもその忍びを操っていた黒幕は分からず仕舞い・・・なんかイマイチスッキリしませんが、まー魅力的な登場人物と話の展開、巧みな文章で充分に楽しめました(^o^)
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