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ごうちゃん、はなくそを食べるの巻

<3月15日の日記>
今日も京都へ。
お釈迦様が亡くなられたとされる旧暦2月15日の前後に行われる涅槃会。
そこで掲げられる涅槃図を拝観するために今回は泉涌寺と東福寺へ行ってきました。
多くの寺院で涅槃会が行われますが、その中でもこの泉涌寺と東福寺の涅槃会は、日本でも最大級の大涅槃図が公開されることで有名です。

先に訪れたのは「泉涌寺」。皇室との関連が深く、「御寺(みてら)」とも呼ばれます。
20数年ぶりに訪れました。


泉涌寺の涅槃図は日本最大の縦16m×横8m。
ただ、大き過ぎて壁には飾れず、天井から壁、そして床にまで這わせる「コ」の字型にして飾られます。
こんなことを書くと失礼かもしれませんが、ただ大きいだけでなんだかありがたみのない、ありがたみを感じさせないコミカルな、漫画チックな涅槃図でした。ちょっとガッカリです(-.-)

ついでと言ってはなんですが、以前行き損ねていた塔頭の一つ「即成院」や、「楊貴妃観音堂」「心照殿」(宝物館)などにも立ち寄ってきました。
「即成院」には那須与一のお墓があります。




続いて「東福寺」へ。
‘東’大寺と興‘福’寺から一字ずつ文字をもらって名付けられたありがたいお寺です。

東福寺は昨年も訪れたのですが、今回は普段非公開の本堂がこの期間のみ特別公開され、しかも無料ときては行くしかないでしょう(^o^)

ここの涅槃図の最大の特徴はニャンコが描かれていることなのです(^o^)
涅槃図には様々な動物が描かれますが、猫が描かれることはありません。
お釈迦様が病に臥したとき、薬を持ってきた鼠を猫が食べてしまったからだそうで・・・。
でも、ここの涅槃図には猫も描かれているのです。
それは、作者の明兆が欲しかった絵具を、猫が咥えて持って来てくれた、そのお礼に涅槃図に描いてやったのだとか。

また天井には、堂本印象作の迫力満点の巨大な「蒼龍図」が・・・。

お土産に、この時期だけ本堂にて販売される「はなくそ(花供御)」を買ってきました(^o^)
無病息災の縁起物です。
名前は頂けませんが、正月飾りの鏡餅を細かく砕いて、醤油や砂糖で味付けをして「あられ」に作り変えたもので、その形から「釈迦の鼻くそ」と呼ばれるそうな(>_<)

食べてみましたが、普通のあられですね(^o^)

通天橋の他、雪舟の庭園で有名な塔頭「芬陀院(雪舟寺)」も久し振りに拝観してきました(^o^)




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