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スナーク狩り

<2月24日の日記>
久し振りに本を一冊読み終えました。
前回読み終えたのはいつだったのか、すぐには思い出せない(-.-)
多分ひと月振りくらいなのではないでしょうか?


少し前にお客さんから宮部みゆきの作品をたくさん頂きまして、今回はその中から「スナーク狩り」と言うのを選び読んでみました。

宮部作品の中では比較的知名度の低い部類に入るのかもしれませんが、いやいやどうして結構、否、とっても面白かったです。
登場人物もそう多くはないし、ストーリー展開も至ってシンプル。
でも、取り上げられたテーマはいろいろと考えさせられることの多い作品だと思いました。

以前から感じていることですが、日本の法律って絶対、凶悪犯罪に対して甘過ぎますよね?
未成年であることを理由に、あるいは、判断能力の低下を理由に減刑・・・。
被害者の家族にとってはたまったものではないですよね。
法律の範囲内では裁ききれない犯罪、法だけでは暴ききれない罪にどう対処して行けばいいのか?
復讐は正しいのか否か?

一握りの人間のクズために、被害者が出、またその周辺の被害者同士で傷付け合う、なんかスッキリしない決着の付け方に憤りは感じますが、作品としては良くできていると思います。

コメント一覧

Boo8マスターごうちゃん
かっしくんへ
逆に、僕は人文科学の本って読まないな~(>_<)
大学の時、心理学関係の成績はとっても良かったんですけどね(^^ゞ
Boo8マスターごうちゃん
どてちんさんへ
僕も今回の小説を読みながら、光市の母子殺人事件がオーバーラップしてました。
おっしゃるとおり、弱い立場の人間が報われる世の中であってほしいものです(>_<)
かっしくん
ごうちゃん、こんばんは。読書ということでは、僕の場合、哲学、心理学など、人文科学が好きで、小説は今でもそれほど得意ではありません。でも、何かはいつも読むようにしています。僕は、戦争、テロリズムの次に、犯罪がきらいです。僕も、ごうちゃんと同じくらい、小説が読めて楽しんだり、味わったりできるようになりたいです。
どてちん
つい先日「光市、母子殺人」の差し戻し結審が話題を呼びましたが、あれとて被害者家族で夫である本村氏が世に訴える能力(?)が長けていたからの出来事で、普通は泣き寝入りのケースが多いのではないでしょうかねぇ?
弱い立場の人間が報われる世の中で在って欲しいものですよね、ごうちゃん!
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