Strange Daze

映画、洋楽、JAZZがなにより好き!
そして最近メタボ対策でちょっぴりカラダ動かしてます(笑)。

20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり

2009-12-30 20:30:22 | Cinema
『世界が終わろうとしています。 ぼくらの“ともだち”によって―。』
累計発行部数2500万部超! 実写化不可能といわれた浦沢直樹の世紀のベストセラーコミックの実写映画版  
シリーズ3部作という構成と、邦画では異例の60億円という製作費を投入し、壮大なスケールのストーリーの映像化を実現


1969年。少年ケンヂは、地球滅亡を企む悪の組織に立ち向かう正義のヒーローを夢見て、仲間たちと「よげんの書」を作り上げた。
そこに描かれたのは、現実には起こりえない“未来”のはずだった…。

1997年。ロックスターを目指していたが、今は実家のコンビニを継ぎ、失踪した姉の子供を育てているケンヂ。同窓会で会った旧友から、「ともだち」と呼ばれる教祖が率いるカルト教団が、ケンヂが子供時代に作った「よげんの書」とそっくりの怪しい事件を起こしていることを聞く。その後、仲間の1人だったドンキーが殺され、事件の謎を解こうとケンヂは立ち上がる。しかし、「ともだち」によって、テロリストの汚名を着せられてしまう。 そして、2000年12月31日。「よげんの書」に書かれた人類が滅亡する“その日”が訪れる・・・。

      

この作品も「第1章」を漸く通して観ることが出来ました。 既に、第3章まで公開が終わってしまっているというのに・・・(苦笑)。
以前TVで放映された時は、途中からちょろっと観ただけで殆ど観ませんでしたからね。
で、この年末の休みを利用して観てみようと・・(苦笑)。

しかしこの映画、よく実写化が実現できたなと思いますよ。 この作品、ご存知の通り、浦沢直樹のベストセラー・コミックが原作なのですが、私、この浦沢直樹のファンでして本作は勿論、『パイナップル・アーミー』『モンスター』『プルートゥ』と愛読しています。
以前、スティーブン・キングの映画化の記事でも書いたと思いますが、好きな作家の映画化は、自分の思い入れがかなりあるためにキャストは勿論、ストーリー展開まで自分の思いと違う場合が多く、観て幻滅してしまうことが結構あるのです。 なので、自分の思い入れの強い原作のものはあまり観ないようにしているのですが・・・。
特に本作のようにコミックが原作だと、キャラクターのイメージもあるし・・・。
しかし、本作はストーリー展開は勿論、キャラクターも原作のイメージにピッタリなんですよね。 これにはびっくりしましたよ。

      

三部作構成の第1章は、1969年から2000年まで。丁度同じ時代を生きてきた私には、少年時代のシーンが少年の頃の自分たちに被ってしまって・・・(笑)。 昔自分たちもあんな秘密基地作ったなぁ・・・と(笑)。

ここ最近、TVドラマを中心にコミックの実写映像化が多いですが、その中でもこの本作はかなり出来は良いのではないかと思います。 原作で内容は知ってはいるものの、第2章以降の展開を早く観たい気分になっています。
やはり、浦沢ワールドは凄い! と改めて感じましたね。

--「20世紀少年」関連映像--
「20世紀少年〈第1章〉終わりの始まり」予告


20世紀少年第1章 予告・解説


20世紀少年 第一章ダイジェスト 第二章予告


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[20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり]

監督/ 堤幸彦
原作/ 浦沢直樹
出演/
   唐沢寿明 豊川悦司 常盤貴子
   香川照之 石塚英彦 宇梶剛士 宮迫博之
   生瀬勝久 小日向文世 佐々木蔵之介
   石橋蓮司 中村嘉葎雄 黒木 瞳

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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
お世話になりました! (Yuhi)
2009-12-31 00:10:03
こんばんは!TB&コメント、ありがとうございました~。

ぼの様もこの映画の原作のファンだったのですね。私の周りにも多いんですよね~。
映画化される前から、やたらと「面白い、面白い」と聞かされていたので、どうやら期待しすぎてしまっていたようで・・・。
実際に見てみると、あまりストーリーに入っていけなかったんですよね。
その原因は何かと言うと、多分、登場人物の多さにあると思うのです。マンガだとじっくりと読んで覚えていけると思うのですが、映画だと短時間でサッと流されてしまって、後の方になると誰が誰やらわからなくなってしまって・・・。なんだかもったいなかったです(^^ゞ
私もやっぱり原作から読むべきだったかなーと・・・。

では、本年は色々とお世話になりました。また来年もよろしくお願いします~。
で、これはまだブログにアップしていないのですが、実は1月から3月末まで、自宅からはネットに接続できない環境となってしまいます。
なので、もしTBを頂いても、すぐにお返事ができないかと思いますが、後で必ず寄せて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。
返信する
ありがとうございました。 (ぼの)
2009-12-31 18:23:09
Yuhiさま
コメントありがとうございます。

>この映画の原作のファンだったのですね。
そうなんですよ。本来はあまりコミックは読まないんですが、浦沢さんは昔から好きで好んで読んでいたんですよね。
映画は今回初体験でしたが、原作にほぼ忠実でしたので、結構楽しめました。
第2、第3章が楽しみです。

Yuhiさま、今年もまた大変お世話になりました。
来年もひとつよろしくお願いいたします。
1月から3月までですね。承知いたしました。

良い年をお迎えください。
返信する
明けましておめでとうございます。 (ichi-ka)
2010-01-04 21:11:59
コメント、TBありがとうございました。
僕も浦沢漫画は好きで20世紀少年も全巻読みました。
実写の20世紀少年はキャストに原作のイメージにぴったりの人が起用されているので原作のイメージが壊れず、原作ファンでも満足のいく出来だったんじゃないかなと思いました。ここまで漫画を上手く実写化できた他には無いかもしれません。
返信する
あけましておめでとうございます。 (ぼの)
2010-01-06 01:00:52
ichi-kaさま

あけましておめでとうございます。

本当にこの作品、面白いですね。
以前は邦画は好きこのんではあまり観ないのですが、
これは実に面白かった。
早く続編が観たいです。...ってかなり遅れてるし(自爆)
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