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Strange Daze

映画、洋楽、JAZZがなにより好き!
そして最近メタボ対策でちょっぴりカラダ動かしてます(笑)。

遠い空の向こうに

2008-09-24 17:03:51 | Cinema
夜空に輝く人工衛星を見た少年は思った。「ロケットをつくろう」----夢を追いかけたロケットボーイズの心熱くする感動の実話。

米ソ冷戦時代の1957年10月、ソ連は人類初の人工衛星スプートニクを打ち上げた。
ウエスト・ヴァージニア州コールウッドは、アメリカのエネルギーを支えてきた炭坑の街である。そこに住む、ホーマー・ヒッカムは高校生。父のジョン・ヒッカムは昔ながらの炭坑夫で、町の皆から、厚い信頼を得ていた。ホーマーは、兄のようにフットボールで、奨学金を貰えず、進学できそうにない。当然この町では、炭坑夫になるしかなかった。
そんな時、彼はスプートニクの飛んで行く姿を見たのだった。そして彼の心の中で何かが変わった。彼は、「自分の手でロケットを作ってみせる」と心に誓ったのだ。理解のある教師、友人の協力により、何度も作っては失敗し、失敗しては作りして、自分の目標に一歩、一歩近づいて行った。しかし、炭坑を誇りに思っている父と、意見が合わず・・・。

運命を変えようと未来を見つめ、夢を追う少年。過去の栄光に生きる厳格な父。それぞれに夢を求めて・・。

             

この物語は、炭坑の町の一人の少年が、ロケット作りに魅せられ、周囲の無理解と
あらゆる困難を4人の友情で乗り越え、遂にはロケット作りに成功。後にNASAのエンジニアになった、ホーマー・ヒッカム・Jr.の感動の実話です。
公開時にこの映画を観に行き、、久しぶりに劇場で涙した作品でした。
夢に向かって他には目もくれず、ひたむきに進む主人公。厳格な父との対立。
父の反対は炭坑への父のプライド、そしてロケットに対する不安という息子を心配するが故のことだったのです。自分の信念を貫く息子の姿を見て、また、父の働く姿を見て、お互いにお互いを理解し始め・・・。
アメリカの未来を担うロケット、いままでのアメリカを支えてきた炭坑を基に、父と息子の絆をこれまで感動的に描いた素晴らしい作品です。
観ていて、自分の学生時代のことがオーバーラップしてきて、いろいろと考えてしまった作品となりました。

当時、公開前にはノー・マークだったのですが、映画好きの知人が観て、「良かった」との一言で観に行ったのですが、知人が語っていた以上に素晴らしいストーリーで、爽やかな涙を流せる映画です。

■「遠い空の向こうに」関連映像
October Sky trailer


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【遠い空の向こうに (OCTOBER SKY)】
監督 /ジョー・ジョンストン
出演 /ジェイク・ギレンホール クリス・クーパー クリス・オーウェン ローラ・ダーン
原作 /ホーマー・H・ヒッカム・Jr
1999年アメリカ作品

遠い空の向こうに

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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2 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

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これまた良い映画でしたよね~ (メル)
2009-02-09 09:45:58
涙しちゃいますよね~。
この映画は、本当に感動的だったし、夢に向かって
頑張ってる少年たちの姿、父親との確執と深い愛情、どこをとっても胸に響く良い映画に仕上がってたなぁ~とつくづく思います。
これが実話だというところもまた余計にじーーーーんです。
どうしても手元に置いておきたくて、DVD買っちゃいましたが、手元に届いた時、あ~これでいつでも
この世界に入り込める!とすっごく嬉しかったです♪
返信する
Unknown (ぼの)
2009-02-10 02:16:19
メルさま

こんばんわ。
私も、リリース時に即効DVD購入しました。
何度観ても良い映画です。

そういえば、父親役のクリス・クーパー、
この時期、かなり引っ張りだこでしたよね。
「アメリカン・ビューティ」にも厳格な父親役で出ていました。
しかし、こちらのほうは、硬派な父親ではなく、
なんと男色系の役(笑)。
「アメ・ビュー」のほうを先に観ていたので、
「遠い・・・」に出てきたときはちょっと笑ってしまいました。
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