僕といっしょ

猫と猫と漫画、時々ヅカな日々

アデュウ私の僕ちゃん

2024-02-12 18:17:00 | 僕ちゃん
2/12朝、僕ちゃんは永遠の眠りについてしまいました。
たまたま祝日でゆっくりお別れできて良かった。

昨夜から僕ちゃんの胸に手をあてて一緒に眠り、夜中何度も心音を確認。
早朝気がついた時には心音はかなりかすかになっていて、しばらく後には全く確認できなくなった。
苦しむこともなく、本当にろうそくの火が消えるようにスゥっと亡くなりました。
 
 
1月後半からほとんどごはんを食べなくなった僕ちゃん。
前の記事にも書いた通り、強制給餌を試したりはしたものの、
非力なおじいちゃんが全力で拒むので心が折れてやめることに。
 
なにも食べない僕ちゃんはみるみる小さくなっていって、もともとおぼつかなくなっていた足元もガクガク。
それでも亡くなる4日前までは、帰宅した私を玄関まで迎えにきてくれていた。
 
亡くなる3日前の夜中、
目を覚ますといつも一緒に寝てるはずの僕ちゃんがいなかったので、どこだ?と思い起き上がると、
ベッドの脇に「ちょっと転んでしもて、起き上がれませんねん」な僕ちゃんが横たわっていた。
その日からは自分ではどこにも移動できず、ずっとお気に入りのカゴで眠り続けていました。
 
 
たまにモソモソ動くと、体勢変えたいんかな?と
寝返りをうたせてあげるとまた眠り続けてた。
ちょうど3連休中でとことん付き合えて本当に良かった。
僕ちゃんが自分でこのタイミングを選んだと思わざるを得ない。
 
正確には、目は開いているしきっと眠っているわけじゃなくて
意識も薄くただ呼吸を繰り返しているだけに見えた。
 
最後の3日間、
私はちょっとでも気を抜くと号泣してしまう精神状態でした。(今もですが)
でもお腹はすくし、
もうなにも食べない僕ちゃんの横で、自分だけガツガツ食べていることに悲しくなってまた泣いた。
 
 
 
私はこれまで僕ちゃんがいないと生きていけないと本気で思っていたし、
僕ちゃんのいない世界を少しでも想像するだけで涙が出るほどだった。
 
でも老いていく姿をまざまざと目にし、
僕ちゃんの寿命が来たことを受け入れるしかなくなっていって、ある程度心の準備ができた。
これが突然死やったらかなりつらいと思う。
 
2003年6月に譲ってもらってうちへ来た生後2か月の僕ちゃん。
今思い出してもカワイイィィー

子供の頃から大人になったら家を出て猫を飼うと心に決めてた私にとっては、夢と希望の象徴のような僕ちゃん。
こんなに長い間一緒に過ごしてくれて思い出もたくさんありがとう。
超愛してます。
一生推す。
 
 
 
そして、私の心配は僕ちゃん大好きマイク君のことでした。
いつも僕ちゃんにくっついてるマイクは一体どう思うんだろう?さみしいんじゃないか?
 
マイクは、弱っていく僕ちゃんにはほとんど近づかなくなっていました。
 
 
亡くなる2日前、
床暖の上で僕ちゃんを寝かせてたら久しぶりにマイクが近づいて来て、最後の添い寝。
僕ちゃんの為にひいてあげたブランケットを平気で横取りする奴。
この後、じゃれて足を甘噛みするも、なんの反応もない僕ちゃんに「???」という反応をしたっきり、
僕ちゃんへの興味はなくなったようでした。
 
動物の本能的に、「こいつもうダメじゃん」と悟ったように見えた。
 
僕ちゃんのことばかり見ている私に、
「おい、俺を見ろよー」と間に割り込んできていました。
 
そして今朝、僕ちゃんの亡骸を前に私と夫が大泣きしていた最期の時、
マイクはその横でボリボリごはんを食べていました。。
薄情なやつ、と思うけどこれが動物の世界なのか。


今はこんなに悲しくて涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけれど、
きっと日にちぐすり。

20年もの間あたりまえにそばにいてくれた僕ちゃんがいなくなるなんて、
さみしくてたまりません。

亡骸は今家の中で1番寒い寝室の窓際に安置しています。
ただでさえこんなに寒いのにかわいそう。

どう見ても寝てるだけやし、
おやつちょーだい!って起きてこないかな、と期待してしまいます。

 
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