僕といっしょ

猫と猫と漫画、時々ヅカな日々

失われた正月

2024-01-14 08:33:00 | 健康

あけまして2024~!!

 
これは楽しかった元旦の記憶。
 
 
今年は15センチ角のお重がみっつのミニミニおせち。
1回で食べきれてちょうどいい量でした。
作ったのはローストビーフだけ。
赤と白のラディッシュをスライスして交互に並べてあります。
 
日本酒は多種買い集めていましたが、元旦は獺祭にしてみました。
美味しかった

 
おせちは毎年かまぼこをもらう僕ちゃん。
年末の楽屋ニュース観ながらゲハゲハ騒いで食べていたら、においに気づき私の膝に飛び乗ってスタンバイ。
僕ちゃんはすげーおじいなのに、椅子に座ってる私の膝までジャンプします。

勝手におせちに顔を突っ込むなんて事はしない所がさすが高い教育を受けてる僕ちゃん。

かまぼこも鶏のロール煮もバクバク食べてました。頼もしい。
今年もいっぱい食べて元気に過ごそうな~。

 
おせちの後はワインを開けて楽しみにしてたクッキー缶。
でもお腹いっぱいですぐ蓋をした。。。



猫たちもひなたぼっこしてカワイイなあ~
 
。。。
 
 
なんか頭痛くなってきたから寝るわ~と早めに寝室に引きあげた後の深夜・・・
 
凄まじい頭痛と両足の痛みにもだえ苦しみ、
「飲み過ぎ 足の痛み」で検索すると「アルコール筋症」という症状が引っ掛かり、
くそぉ~~もう二度とお酒は飲まない!と涙目で強く胸に誓う。
 
しかしその後、痛みは全身に広がり、熱も39度まであがり、
「節子、これ飲み過ぎちゃう、インフルや」と悟る。
 
そんなわけで3が日はたっぷり高熱に苦しんでいました。
インフルエンザにかかったのってたしか5年ぶりくらいかと思いますが、
ほんっまにしんどい。
熱は高いのに全身震えるほど寒いし、頭は痛いし寝返りも打てないほど体中痛いし・・・。
地獄ですか?
 
そして熱が下がった後一瞬元気になりましたが、その後
頭痛+めまい、吐き気が続き、結局まるまる2週間寝込みました。
吐き気って怖いよねえ。
 
結局だいぶ回復してから病院へ行ったのでコロナかインフルか謎ですが、
なんでも高熱で苦しんだ後は脳もダメージを受けるらしく、後遺症が続く事もあるらしい。
頭が痛いというか重くてひたすらボーっとしてた。

というか今回年始で近くの病院は閉まってて行けなかったけど、
開いてたとしても行ける状態じゃなかった。
昔のドラマとか漫画とか見てたら往診が普通やけど、あれは何故衰退したのだろう。
体調悪い人を病院に来させるなんてひどいよねえ。
他の病気もうつされるし。。。

 
今はやっとこさ元気になりましたが、
寝込んでいた時は得意のネガティブ発動して、もうダメだ・・・一生このまま苦しむんだ・・・状態でした。
ほんとに苦しい時はこの苦しみが終わる事を想像できない。
頭がしんどいのに病状を検索しまくって余計疲れたり
ほんまにどうなる事かと思った。
 
夫の人とは寝室とリビングで分かれて暮らし、
買ってきて欲しいものをLINEで連絡していました。
それでもトイレはひとつやし、うつるんじゃないかと心配したけど、免疫力爆発してる夫にはうつる事もなく無事でした。
 
 
世間はとっくに通常モードなようですが、
完全に乗り遅れた私。
私の新年がやっと明けようとしております。。。
 
お正月やり直したい。
 
 
まずは2週間放置したまゆげを整えなくては。
もう原型がわかんないよ。

仕事も休み過ぎて、仕事を持ってた事自体幻のよう。
 
 
 
そういえば、トマトジュースの健康パワーがすごいという情報を仕入れてきた夫、
毎朝飲み始めて数か月経ちますが、
明らかに夫のお肌がキレイになっております。
 
私もやるー!と思いつつ、
毎朝白湯飲んで朝食作って食べる、というリズムができあがってて、トマトジュースがこのリズムに乗ってこない。
今年はトマトジュースを忘れずに組み込んでいきたいと思います。
 
 
今年の目標は免疫力をあげる!
あげるぞー!!
 
 
 
寝込んでる間は目の奥が痛くて何もできず、漫画を読むのもテレビを観るのも目を使うので、
ひたすらラジオを聴いていました。
 
PodcastとかSpotifyとか、おもしろい番組いっぱいあるね。
 
 
元気になったら観たかったやつ。
 
 
「秋刀魚の味」
 
昭和の男社会まるだしの映画でしたが、
全体に漂う雰囲気が私は好き。
ちなみに秋刀魚は一切れも出てこない。
 
男は仕事して付き合いで酒飲んで帰る、
妻や娘は家事をして、外に仕事に出ててもお茶くみ程度で男のサポートをするのが当たり前。
何歳?結婚はまだ?とか普通に聞かれるし、
女は適齢期で結婚するのが最も幸せと信じられてる世界。
 
年頃の娘に、早くに亡くした奥さんの代わりをやらせて家に縛っているのではないか、
と気づいた男が娘の幸せのために各所へ世話を焼くお話。
 
昔はいい人がいるよっつって紹介して話がまとまったりして、
なんかシンプルでいいなあと思いました。
なんでも口コミが1番信用できるよね。
 
岩下志麻がめっちゃきれい!
笠智衆も好きになってしまったので、
他の小津作品も観てみよーと思いました。




 
「すばらしき世界」
 
素晴らしい世界でした。
刑務所を出てから再犯してまた戻ってしまう人たちは、
ちゃんとしたい気持ちがあってもこちら側の差別意識であったり
受け入れ態勢にも問題があるという事がわかった。
あたたかく迎えてくれるのは昔の悪い仲間だけだったり。(ワンスのヌードルスもそうですね)
 
前科がある事で差別されたり、冷遇されてしまうのは自業自得じゃん、
って考えももちろんあるけど、
おじさんになっても自分が母親に捨てられたって認めたくなくて、
心の深いところにあるその傷がこのおじさんの人格を形成してるって事も現実としてある。
 
それでもこの世界のあたたかい部分にだけ目を向けてなんとか頑張っていこうとする姿勢に
心から応援したくなった。
がんばれーおじさんーと思いながら観ました。
コメント
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