虹のある星

おバカに真剣、じゅんめんの自由帳

黄金律

2008-08-26 00:17:48 | 感動の箱
『崖の上のポニョ』観ちゃいました。
展開が都合よすぎ、
子供向けすぎる、
との前評判を聞いていましたが、
総評としては、私は良かったと思います。
宮崎駿監督は、常に大人の目を意識していると思うのです。
そして、過去の作品から一貫して、
本当に描きたいことを描いているのだと感じます。
ポニョの父親は何を精製しているのか?
ポニョの母親は一体なんなのか?
そういうことを考えるのは純真な子どもたちに任せて、
私たち汚れた大人は、展開やら結末やらを、
完全に無視して観れば良いと思います。
残念だったのは、ポニョのせいで、
世界が大変なことになっているらしいのですが、
その危機感があまり伝わって来なかったことです。
ソウスケと母親のリサが、人間として完成されすぎていることも、
物語に魅力を感じない要因かもしれません。
本当に大変なのは、この後なんでしょうけどね。
それにしても、ソウスケのあの口ぐせ・・・。
5歳でも、男は男ですね~。
そして、宮崎監督もそうした男のうちの一人だと自覚しているのでしょうね。
そのおかげで私のような第三者が恩恵に与れる訳ですが・・・。
どうして私たちは、本当に大事なことから、
目を背けるように出来ているのでしょうね?
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