今回は気軽に読める児童書をご紹介しましょう。
くまのパディントン マイケル・ボンド作
児童書の難しさは、物語の説明にありますね。
だって理屈抜きでいきなり話が始まりますから!で、展開しますから!どうやって説明したらいいものでしょう。ううむ。
ではではそんなあらすじをば。
ペルーから密航してきた英語を話す小熊は、親切なブラウン夫妻に出会い、一緒に暮らし始める。出合った駅名からパディントンと名付けられた小熊は、ブラウン一家を巻き込んでいつも珍騒動を引き起こす・・。
珍騒動と言いましたが、パディントンは結構ひどいんじゃないの?な事を次々に引き起こしています。ショーウィンドウのディスプレーをひっくり返したり、海水浴中にはぐれたりと、ブラウンさん一家をいつもはらはらさせています。
それでも毎回何とか収まって、子供時代に読んでいたら、そのあまりの理不尽さに納得いかなかったかもしれません(苦笑)。
同じく子供時代に読んだメアリー・ポピンズもそうだったのですが、ユーモアが当時笑えなかったのは、
人間的度量の広さの問題ですか?
イギリスと日本の「笑い」の違いですか?
それとも本当は大人向けのユーモアだからですかっ!?
でも今の管理人なら大丈夫!
パディントンの話は中々微笑ましく読む事ができました。
精神的に大人(一応)ですから!
大人の寛容さと余裕でもって、パディントンの悪戯にも仏様の慈悲宜しく温かく見守りますよっ。
・・とは言え一般ぴーぽーより許容範囲が狭い(心が狭いとも言う)為、これ以上何かされたらブチ切れますよっ(にっこり)。
ブラウンさん夫妻の心労を思うと笑えません、ほんと。
小さい子を持っているお父さんお母さんは、「あるある」って苦笑しながらも楽しく読めるのではないでしょうか。
管理人が偏見で採点。★5つが満点です。
読みやすさ★★★★★
ツッコミどころ★★★★★満載です。熊がしゃべってもあまり驚かない所からツッコミは始まります。ビバ児童書。
写真はイギリス パディントン駅にて。
ここには本当にパディントンの像があります。
見に行って見つけた時は感動物でした。
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記事を読ませて頂きましたが、『くまのパディントン』、とても面白そうですね! イギリスと日本の「笑い」の違い……確かに『不思議の国のアリス』や『チョコレート工場の秘密』などでもイギリス特有のブラック・ユーモアが出てきますしね! 『くまのパディントン』もそれに通じるものがあるのでしょうか? Gil様の紹介を拝見していたら読みたくなってきましたよ! いつか購入したいです!
隣の記事にGil様の描かれたLと月のイラストが……! 少し目に輝きのあるLというのも新鮮で魅力的ですね! お二方ともカッコいい! 後編は近々観にいく予定です。
それではいきなりの乱文、失礼いたしました。
素敵デスノート漫画を描かれるあいかさんが早速来て下さって、嬉しいながらも緊張しちゃいます~
ささ、上座へどうぞ。
女将~!お銚子持ってきて!(どこだここは)
あわわ、Lとライトのイラスト見られちゃいましたか///あいかさんの足元にも及びませんが(資料全くなしだし)後編を観た勢いでつい描いてしまいました...。後編も面白かったですよ、是非観てみて下さいね♪
ブックレビューも早速読んで頂いてありがとうございます。いつもこんな調子でおちゃらけブックレビューをメインに更新しています///良ければまた、お暇な時にでも遊びに来てくださいねvいつでも大歓迎です。
それではご訪問本当にありがとうございましたvこちらこそ感謝感謝ですvv