皆様お久し振りです。
ひひひ・・(笑っているのではない)久し振りに本のレビューです。
眼精疲労か、この一週間パソコンを見るのが辛くて、ブログは開店休業状態です
目の体操やつぼ押し、蒸しタオル、はてはリラックスする為に音楽鑑賞と色々手を尽くしているのですが。何とかならないかねー。
だから本もリラックスできる物かと思いきや。
よりによってこれしか思いつきませんでした、「牙の時代」小松左京
小松左京と言えば、映画にもなった「首都消失」が有名ですが、管理人は敢えてこれをイチオシ!
昭和四十七年に発行された物にも関わらず、筆者の先見の明には度肝を抜かれます。読んでみたら分かります!!
ラストの衝撃が薄くなってしまう為、あらすじもちょっとしか紹介できません。
主人公の「私」は妻と休暇を取って釣りに出かける。その時に遭遇した様々な事件を契機に、動物の異常な行動を「私」が中学時代の同窓、野田と調査をするうちに、ある恐ろしい事実にたどり着く。
・・と言う物ですが。
短編であるにも関わらず、読了後のなんとも言えない怖さは一級品。
十年以上前に読んだ時は、怖いけれど只のSFとしか思いませんでした。
でも今これを読むと、本当に恐ろしいです。この物語と、今私達が生きている現代を照らし合わせると・・・創り物だとはとても思えません。
・・これを読んだ後は気分が沈みっぱなしになってしまうので、敢えて明るく終わりましょう。
こんな世の中にしない、させない、大きな一歩は一人から!!おー!
管理人が偏見で採点。★5つが満点です。
読みやすさは・・んー、文章は平易ですが。暴力的な描写もあるので万人向けではないかな、と言う事で評価を下げました。
読みやすさ★★
精神的な怖さ★★★★★
イラストはハーマイオニー。女の子が少ないなあ、と思って描いた一枚。ちょっと大人っぽくなってしまいました。うう、やっぱり女の子を描くのは苦手です。
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ねぽんもずいぶん前に読んだので詳細は忘れたけど、むしろ今読んだ方が価値があるのかもしれないね。