「告白」読み終わりました

チャールズ・ジェンキンス氏の「告白」読み終わりました。
最近はあまり本を読むこともなくなってきていたのですが、この本は一気に読み終えました。やはり、本人の言葉は重いものだと思いました。

10/17追記
これは私が常々言っていることなのだが、私自身間違いを犯しそうになっていた。
現在の常識を持って、過去を裁いてはいけない
ジェンキンス氏が米軍を脱走して北朝鮮に行った1965年、まだ北朝鮮という国が狂気の独裁国家だということは知られていなかった。

現在の考え方から見ると、「自ら進んで北朝鮮に行くなんて共産主義者だろ？」なんて思ってしまうのだが、実はそうではなかった。思想的な動機があったのではなく、ただ単に、私流に言わせてもらえれば、「現状からバックレたかった」だけなのだ。私自身にも覚えがある。まだ10代の頃だったが、すべてが嫌になって勤務先からバックれたことがあった。私の場合は、その職場の人たちに迷惑をかけたことは確かだが、その後の人生に影響を及ぼすことはなかった。

しかし、ジェンキンス氏の場合は、逃げ込んだ先が狂気の監獄国家であったことが最大の不幸だった。

ジェンキンス氏とその家族は、九死に一生を得て日本への移住(帰国）を果たしたが、その陰でどれだけの人たちが無念の死を遂げたことだろう。



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今日の昼食

オリジン弁当・のり白身魚弁当、399円。




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