今日は朝から天然温泉「ほの香」に行ってきました。朝10時に入って、3時頃までのんびりと過ごしてきました。整体もやってもらい、サウナや露天風呂に何度も出たり入ったりしていました。
その後、いつもの回転寿司で食事をして、ヨークマートで買い物をしてきました。
ヨークマートでは、今月の収入不足を補うため、ポイントを使用しました。
家に帰って、家計簿データを見直していたら、ファミマカードの請求額と家計簿に記帳してある金額が一致しないことが判明。請求明細書を印刷して、家計簿と照らし合わせる作業を行ったところ、ある日の買い物が明細書に載っていないことを発見し、その額を削除したらやっと家計簿データと一致しました。
これまでに何度も書いていますが、ファミリーマートの店員はクレジット払いの操作に慣れていない人が多いので、何らかのミスをしたらしいです。
請求額の方が少ないので、まぁ、いいか、と思いましたが、いい加減なものですね。二重請求されていたりしたら、きっちりクレームをいれますがね。
その後、いつもの回転寿司で食事をして、ヨークマートで買い物をしてきました。
ヨークマートでは、今月の収入不足を補うため、ポイントを使用しました。
家に帰って、家計簿データを見直していたら、ファミマカードの請求額と家計簿に記帳してある金額が一致しないことが判明。請求明細書を印刷して、家計簿と照らし合わせる作業を行ったところ、ある日の買い物が明細書に載っていないことを発見し、その額を削除したらやっと家計簿データと一致しました。
これまでに何度も書いていますが、ファミリーマートの店員はクレジット払いの操作に慣れていない人が多いので、何らかのミスをしたらしいです。
請求額の方が少ないので、まぁ、いいか、と思いましたが、いい加減なものですね。二重請求されていたりしたら、きっちりクレームをいれますがね。
「わたしたちはもう、なんにもかなしいことはないのです。わたしたちはこんないいとこを旅して、じき神さまのとこへ行きます。そこならもう、ほんとうに明るくてにおいがよくて立派な人たちでいっぱいです。そしてわたしたちの代わりにボートへ乗れた人たちは、きっとみんな助けられて、心配して待っているめいめいのお父さんやお母さんや自分のお家へやら行くのです。さあ、もうじきですから元気を出しておもしろくうたって行きましょう」青年は男の子のぬれたような黒い髪をなで、みんなを慰めながら、自分もだんだん顔いろがかがやいてきました。
「あなた方はどちらからいらっしゃったのですか。どうなすったのですか」
さっきの燈台看守がやっと少しわかったように青年にたずねました。青年はかすかにわらいました。
「いえ、氷山にぶっつかって船が沈みましてね、わたしたちはこちらのお父さんが急な用で二か月前、一足先に本国へお帰りになったので、あとから発ったのです。私は大学へはいっていて、家庭教師にやとわれていたのです。ところがちょうど十二日目、今日か昨日のあたりです、船が氷山にぶっつかって一ぺんに傾きもう沈みかけました。月のあかりはどこかぼんやりありましたが、霧が非常に深かったのです。ところがボートは左舷の方半分はもうだめになっていましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。もうそのうちに船は沈みますし、私は必死となって、どうか小さな人たちを乗せてくださいと叫びました。近くの人たちはすぐみちを開いて、そして子供たちのために祈ってくれました。けれどもそこからボートのところには、まだまだ小さな子どもたちや親たちやなんかいて、とても押しのける勇気がなかったのです。それでもわたくしはどうしてもこの方たちをお助けするのが私の義務だと思いましたから前にいる子供らを押しのけようとしました。けれどもまた、そんなにして助けてあげるよりはこのまま神の御前にみんなで行く方が、ほんとうにこの方たちの幸福だとも思いました。それからまた、その神にそむく罪はわたくしひとりでしょってぜひとも助けてあげようとも思いました。けれども、どうしても見ているとそれができないのでした。子どもらばかりのボートの中へはなしてやって、お母さんが狂気のようにキスを送りお父さんがかなしいのをじっとこらえてまっすぐに立っているなど、とてももう腸もちぎれるようでした。そのうち船はもうずんずん沈みますから、私たちはかたまって、もうすっかり覚悟して、この人たち二人を抱いて、浮かべるだけは浮かぼうと船の沈むのを待っていました。誰が投げたかライフヴイが一つ飛んで来ましたけれどもすべってずうっっと向こうへ行ってしまいました。私は一生けん命で甲板の格子になったとこをはなして、三人それにしっかりとりつきました。どこからともなく三〇六番の声があがりました。たちまちみんなはいろいろな国語で一ぺんにそれをうたいました。そのときににわかに大きな音がして私たちは水に落ち、もう渦にはいったと思いながらしっかりこの人たちをだいて、それからぼうっとしたと思ったらもうここへ来ていたのです。この方たちのお母さんは一昨年没くなられました。ええ、ボートはきっと助かったにちがいありません、なにせよほど熟練な水夫たちが漕いで、すばやく船からはなれていましたから」
そこらから小さな嘆息やいのりの声が聞こえジョバンニもカムパネルラもいままで忘れていたいろいろのことをぼんやり思い出して眼が熱くなりました。
(ああ、その大きな海はパシフィックというのではなかったろうか。その氷山の流れる北のはての海で、小さな船に乗って、風や凍りつく潮水や、はげしい寒さとたたかって、たれかが一生けんめいはたらいている。ぼくはそのひとにほんとうにきのどくでそしてすまないような気がする。ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう)
ジョバンニは首をたれて、すっかりふさぎ込んでしまいました。
「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのでぎごとなら、峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから」
燈台守がなぐさめていました。
「ああ、そうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです」
青年が祈るようにそう答えました。
そしてあの姉弟はもうつかれてめいめいぐったり席によりかかって睡っていました。さっきのあのはだしだった足にはいつか白い柔らかな靴をはいていたのです。
宮沢賢治・銀河鉄道の夜より
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賛同しています。
「あなた方はどちらからいらっしゃったのですか。どうなすったのですか」
さっきの燈台看守がやっと少しわかったように青年にたずねました。青年はかすかにわらいました。
「いえ、氷山にぶっつかって船が沈みましてね、わたしたちはこちらのお父さんが急な用で二か月前、一足先に本国へお帰りになったので、あとから発ったのです。私は大学へはいっていて、家庭教師にやとわれていたのです。ところがちょうど十二日目、今日か昨日のあたりです、船が氷山にぶっつかって一ぺんに傾きもう沈みかけました。月のあかりはどこかぼんやりありましたが、霧が非常に深かったのです。ところがボートは左舷の方半分はもうだめになっていましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。もうそのうちに船は沈みますし、私は必死となって、どうか小さな人たちを乗せてくださいと叫びました。近くの人たちはすぐみちを開いて、そして子供たちのために祈ってくれました。けれどもそこからボートのところには、まだまだ小さな子どもたちや親たちやなんかいて、とても押しのける勇気がなかったのです。それでもわたくしはどうしてもこの方たちをお助けするのが私の義務だと思いましたから前にいる子供らを押しのけようとしました。けれどもまた、そんなにして助けてあげるよりはこのまま神の御前にみんなで行く方が、ほんとうにこの方たちの幸福だとも思いました。それからまた、その神にそむく罪はわたくしひとりでしょってぜひとも助けてあげようとも思いました。けれども、どうしても見ているとそれができないのでした。子どもらばかりのボートの中へはなしてやって、お母さんが狂気のようにキスを送りお父さんがかなしいのをじっとこらえてまっすぐに立っているなど、とてももう腸もちぎれるようでした。そのうち船はもうずんずん沈みますから、私たちはかたまって、もうすっかり覚悟して、この人たち二人を抱いて、浮かべるだけは浮かぼうと船の沈むのを待っていました。誰が投げたかライフヴイが一つ飛んで来ましたけれどもすべってずうっっと向こうへ行ってしまいました。私は一生けん命で甲板の格子になったとこをはなして、三人それにしっかりとりつきました。どこからともなく三〇六番の声があがりました。たちまちみんなはいろいろな国語で一ぺんにそれをうたいました。そのときににわかに大きな音がして私たちは水に落ち、もう渦にはいったと思いながらしっかりこの人たちをだいて、それからぼうっとしたと思ったらもうここへ来ていたのです。この方たちのお母さんは一昨年没くなられました。ええ、ボートはきっと助かったにちがいありません、なにせよほど熟練な水夫たちが漕いで、すばやく船からはなれていましたから」
そこらから小さな嘆息やいのりの声が聞こえジョバンニもカムパネルラもいままで忘れていたいろいろのことをぼんやり思い出して眼が熱くなりました。
(ああ、その大きな海はパシフィックというのではなかったろうか。その氷山の流れる北のはての海で、小さな船に乗って、風や凍りつく潮水や、はげしい寒さとたたかって、たれかが一生けんめいはたらいている。ぼくはそのひとにほんとうにきのどくでそしてすまないような気がする。ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう)
ジョバンニは首をたれて、すっかりふさぎ込んでしまいました。
「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのでぎごとなら、峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから」
燈台守がなぐさめていました。
「ああ、そうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです」
青年が祈るようにそう答えました。
そしてあの姉弟はもうつかれてめいめいぐったり席によりかかって睡っていました。さっきのあのはだしだった足にはいつか白い柔らかな靴をはいていたのです。
宮沢賢治・銀河鉄道の夜より
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正直言って、辛いですよ。毎日毎日15-6時間労働。
正月も盆もゴールデンウィークも関係なし。
でも、ここで踏ん張らなければ、後はどん底まで落ちるしかありません。
下ばかり見て安心しようとする態度は姑息かも知れません。
某氏にもその点を指摘されたのだということは充分理解しています。
しかし、上をみて頑張るのは、せいぜい30代前半まででしょう。
年齢的なハードルは、誰が何と言おうとも、絶対に存在します。
70代になっても年齢を偽って日雇いの仕事をする人。
空き缶集めに精を出すホームレス。
煉炭集団自殺者。
一歩間違えば、わが身であったかも・・・。
そういえば、「ニート」の定義にも、34歳までという制限がついてますよね。
それを過ぎればただの無職・ごくつぶし。
正月も盆もゴールデンウィークも関係なし。
でも、ここで踏ん張らなければ、後はどん底まで落ちるしかありません。
下ばかり見て安心しようとする態度は姑息かも知れません。
某氏にもその点を指摘されたのだということは充分理解しています。
しかし、上をみて頑張るのは、せいぜい30代前半まででしょう。
年齢的なハードルは、誰が何と言おうとも、絶対に存在します。
70代になっても年齢を偽って日雇いの仕事をする人。
空き缶集めに精を出すホームレス。
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朝から2店舗連続で(厚木西インター、サンズ橋本台)クレジットを扱えない店員に当たった。もううんざり。宣伝するのもいいけど、もっとしっかり教育しとけよ!
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息子はワンダーフォーゲル部に所属しています。私などが「ワンダーフォーゲル部」と聞くと、でっかいザックを背負って山登り・・・、というイメージを持ってしまうのですが、息子がやっているのは、人工的に作られた壁を登る、クライミングです。
息子から、クライミング関連のDVDを買って欲しい、と頼まれていろいろ検索していたら、この漫画を見つけて購入しました。尾瀬あきらさんの作品には、ビッグコミックオリジナルで連載中の、蔵人をはじめ、好きなものが多いので、迷うことなく注文してしまいました。
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