ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

XVにSTIチューン

2017-10-29 17:22:15 | SUBARU XV
SGPに一新したXV2.0i-Sに乗り始めて早2か月
購入前に、昨年から他車との比較試乗も十分行って、インプレッサがBESTと見えたのに、XVが発売された事で、XVに移行したのが実情
最後は、インプレッサかXVか同じプラットフォームを使用する機種で悩みに悩んだんだけれど、ハンドリングが素晴らしいインプレッサよりも未来の価値を多く提供してくれそうなXVを選びました

とは言え、、、正直言えばXVがインプレッサのハンドリングになればBESTなんだけれど…
と言うことで、、搭載時期をずらして効果を体感すべく、購入2週間後にSTIフレキシブルタワーバー、そしてその1カ月後にSTIフレキシブルドロースティフナーを装備した次第…

STIフレキシブルタワーバーは、本来リジットのバーで左右のサスペンション固定部をボンネットの中で繋げるストラットタワーバーを二つに切断して中央部をピロボールで連結したパーツ
ロッドは伸びずに動く時には円運動になるから、左右のテンションで応答性は高まるけれど、ピロボールが路面からの衝撃をいなす構造…
ヤマハのパフォーマンスダンパーはバーの中央部に装備されたダンパーが伸縮する構造なので、似て異なるモノか…
パフォーマンスダンパーは振動伝達経路の大幅な遮断に寄与するが、フレキシブルタワーバーも振動伝達経路には影響を与えるから、これも効果ありと想像した次第…
ディーラーさんでもハンドリングがしっかりするとも聞いていたので、インプレッサ2.0i-Sに近付くかと密かに期待していたパーツではあります…


で、、、今までの経験でR32ーMにタワーバーを付けても、正直言って大きな効果は感じることが出来なかったゆえ、期待と不安が入り混じりながらディーラーさんで装着して走り出すと…
走り出した瞬間から、ステアリングのしっとり感が増えて、今まで少し軽くて路面とのコンタクト感が薄く感じていた手ごたえが、しっかりしたものに変貌したことを実感
久しぶりに驚きを隠しきれなかった自分が居ました… 


その後、1か月フレキシブルタワーバーのみで走ると、コーナー最後でリアが同調しないような微妙な違和感はあえて書けば、感じたのが実感…そしてインプレッサにも比較試乗させてもらったけれど、当然のことながらインプレッサは凌駕出来ていない…
ここで、フレキシブルドロースティフナーを装備します

この部品はお客様感謝デーの割引に合わせて購入したけれど、装備するとカバーに隠れて見えなくなるパーツです

PITで車を上げた時に撮影させてもらいました

こんな小さな部品だけれど、装備して走り出すと先ず実感するのが、ステアリング回りの構造部材の振動モードが変わって、ステアリングインフォメーションから不快な振動感が消えてダイレクト感が助長されること
そして、前述のコーナリング後半で引きずるような違和感も消えて、車の素晴らしい旋回挙動に暫し感動した次第です
その後、乗り続けても、完全に、意識とシンクロするステアリングインフォメーションになっています

1+1が3以上になった感覚で、相乗効果によるものか、はたまたフレキシブルドロースティフナーの効果によるものかは定かではないけれど、この2つの部品の装着効果は抜群です
あらかじめステアリング系にテンションを加えておく部品だけれど、ここまで運動性が良くなるなら標準装備にすれば良いと思うのは僕だけか?
STIのチューニングパーツの底力に脱帽です

車高の違いによる重心位置の差は払拭出来ないけれど、ハンドリングがインプレッサに非常に近付いたことは確かです
あえて言えば、重心の高いXVは段差乗り越えの時にロール方向の緩い揺れを感じるけれど、硬くすれば乗り心地は悪化する訳で、あえて踏み込めばサスペンションのチューニング…
ここは諸刃の剣か…
いずれにせよ、現時点トータルバランスで考えて十分満足できる車に仕上がりました 


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