ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

CR‐Z試乗

2010-03-07 18:57:32 | S2000
今日は雨…

予定していた里山梅サイクリングは来週に持ち越し…

S2000とFitを購入した近所のHonda CarsにCR‐Zの6MT試乗車が入ったと言うので、早速息子と一緒に試乗にGO!!!!!!
雨とは言っても小雨状態、試乗するにも車の状態を見る意味では良いコンディション

営業の方が後部座席に入り込み…
(注:まさに入り込みという表現がピッタリ。3シーターと言える位に後部座席は狭いけど車のキャラクターからは十分なもの、20年前の愛車FC3Sの後部座席をを思い出した)
助手席に息子を乗せて、いざ出発!!!!!!!!!!!


GENTLEMAN START YOUR ENGINE!

エンジンをスタートさせると、立体的な青色主体のメーター表示が近未来感覚を煽ります。この表示はトヨタもホンダもユーザーにハイブリットを意識させたい演出かな…でも、気持ちが高揚する良い演出です


次に、制御系の切り替え。
[ECON],[Normal],[Sport]の3段階にエンジン特性が変わるんだけれど、違いを知るべく、ベンチマークとして先ずはNormalモードでSTART

走り出して始めに感じるのは、足回りは軟らか過ぎず、硬過ぎず、車体剛性もしっかりしているなあという感覚。
エンジンもNormalでも可も無く不可も無くという感覚でついてくる。
ただし、Sと比べるのが悪いんだろうけれど、ミッションはストロークが大きく重みに欠ける感じ。
(これS2000と比べるのが悪いんであって、ふにゃふにゃのシフトではなく、ボルクワーナー式のしっかりと節度感のあるものです)
あと、個人の感覚として、視覚的にはシフトブーツがシボの深い皮なら良いんだけどね

続いてSportsモードを選択
Normalよりも明らかにエンジンの点きが向上!(あたりまえか)
アクセルワークで振り回して遊べる感じ。 事実、転舵を伴った急激なスロットルワークでは僅かな横滑りと一緒にVSAが綺麗に介入してきた。
これ中々面白くて、昔のCR-Xもそうだったけれど、軽いスニーカーを身に纏っている感覚

次に一度Normalモードに戻してから、今度はECONモード…つまり省エネモードを選択。
ECONモード…もし、これしかなかったら、きっとクレームの嵐かな 笑)
エンジンは急にモッサリするし、1500rpmでシフトアップは促されるし…まあ燃費を考えたい巡航運転時ならこれで良いのかな。
ただ、自分的には街乗りでこのモードは、思い通り安心して車両をコントロールするという意味でもあまり使いたくないと感じる次第でした…

でもね、CR-Z…
確かに、現代のSuper7としてネイキッドスポーツを目指したS2000とは明らかに立ち位置は違うけれど、3つのエンジン特性も然る事ながら、トータルでの運動特性を見てもライトウエイトスポーツの感覚を十分に味あわせてくれる、ハイブリット=つまらない省エネカーのイメージを払拭する良い車でした。

で、当然、車格が違うんだけれど、もしも、ミドルレンジ重量級スポーツとしてのZあたりの購入を考えている方が、クリアな意識のもとブラインドチェックでCR-Zを乗り比べたら、車の走りに対する価値観の違いに悩むんじゃないかな。(車を買う前なら、これ楽しい悩みだろうね)

続いて、免許取立てR32管理者の息子が試乗…
初めての試乗車に緊張…コースは短めのショートカットを選択 トホホ…
ハンドリングのドッシリ感が希釈とかクラッチの軽さとか偉そうに言うけれど、まだまだだねぇ
とは言っても、CR-Zは、肩の力が抜けるスポーツだから息子みたいな若い子が乗ると絵になるなあとも思う次第でした。
(でも、今は買えないけどねぇ…)

お店の前での1コマ  赤い試乗車(FIT、CR-Z、INSITE)が3台並ぶとCR-Zがカッコ良く際立っています


故ポール・フレール氏がずっと乗り続けていたCR-X。もし彼が生きていたらCR-Xの現代版とも言えるCR-Zを、どう評価したか?
彼はきっと購入したのかなあ…と、勝手に思いを巡らします

試乗を終えて見積もりをしてもらうと…
CR-Z 6MT タイプα インターナビ付 ホワイトパール車両の乗り出し価格は ¥3,086,885也

…これは、小僧には働いてから買ってもらおう…