夜、
帰宅して
電灯を点ける。
おい、
つう、
具合は どうだぁ？
なにか、
表情が 暗く見える。
今朝、
なかなか 起きない つうを 眠ったままにさせ、
じゅごんは 出勤前の準備をし、
最後に とりあえずは つうの餌を用意した。
放っておけば、留守番中に起きて来て食べるだろう。
そう思って、玄関のドアを開けようとしたけれど、
やはり 無理にでも 起こして
ちゃんと食べさせてやらないと、つうは
食べずに ずっと ベッドの上で寝ているかもしれない。
それで、
寝ぼけている つうを抱っこして
餌の前で 降ろしたのだが、
つうは 匂いも嗅がずに 餌場を離れ、
隣の部屋に戻る。
そして、
胃液を 数度 吐いてしまった。
さっと 床の汚れは拭き取れたが、
つうを 観てやる時間がない。
後ろ髪を引かれながら、うちを出た。
昼休み、
うちに帰ってみた。
しっぽは わずかに振ってくれるが
餌は食べない。
そのままにして うちを出る。
年末の報告仕事で
帰リが遅くなった。
電灯を点ける。
つうっ！？
ピョコっと 顔を上げているが、
なにか すまなさそうな顔だった。
つう。
元気に なったかなぁ？！
吐いたのは、仕方ないことだよ。
つうは、甘えて頭をこすりつけてくる。
とりあえずは、よかったかなぁ、、
さあ、晩飯を 作ろうかなぁ。
冷蔵庫を開け、中をゴソゴソさせ始めると、
わぉっ！
瞬間移動かっ！？
う～ん、
今日は 特別だ、ウィンナー1/3本、
まずは やろうか。
シーズーって 時々、デリケートだよなぁ。
↑ とうさんも 今日一日は、デリケートだったんだどぉ～。↑
↑ 分かってんのか、つう。↑
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