エル スール。 南へ。 その２

その１からの続き

◇

一時間以上かけて、

三角州の一番端にかかる大きな橋のたもとに着いた頃、

太陽がビルの向こうに沈もうとしていました。

そこで、その高さのある橋の一番高い箇所まで登って、

 

オレンジ色に染まる空をパチリ。

よく見ると、宮島の弥山（みせん）が写っています。

とうさんは、ちょっと左膝が痛くなってきたし、

おしっこもしたくなって来ました。

でも、むすめは、もっと歩きたい様子でした。

 

しかし、

 

夕陽は美しいです。

あぁ、日々、生きていけることに感謝

◇



結局、往復で 2時間半以上 歩いてうちに帰って来ました。

帰ると　むすめは、夜のエサをガツガツと食べた上、

おやつのカミカミチキン棒まで　要求。

食べ終わったカミカミチキン棒の芯を咥えて来て

もう　一本くれとアピールしていましたが、

 

 

気づくと、すっかり眠りこんでいました。

ほんとうに　べったりと　潰れたような格好で、

眠りこけてしまいました。

◇


南への小さな旅は、よかったです。

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エル スール。 南へ。 その１

今日は祝日。

しかも、久々、朝からいい天気でした。

あぁ、暖かい陽を浴びながら、散歩でもしたいなぁ。

とはいえ、午前中は色々と野暮用を済ませるばかり。

午後、日が傾き始めた3時過ぎになって、

ようやく、出かけることができました。

◇

最近は、いつも、自宅から平和公園の方向、

つまり、川上、北の方向ばかりで、陽に背を向けるかたちになっていたので、

今日は久々、南の方向、陽に向かって歩き、最後に沈む夕陽が見たくて、

川下の南の方向に行ってみることにしました。

◇

すると、

久々に来た一人と一匹を迎えてくれるかのように、

中央消防署の裏庭で点検作業を受けていた はしご車のはしごが、

 

いきなり、ウィ～ンと伸びてくれて、

とうさん、大喜びして見上げることができました。

おまけに、写真まで撮れてしまいました。

むすめはまったく無関心で、大あくび。

◇

そのあとも、むすめの歩みに合わせて、

ゆったりと川べりを歩いていると、

すっかり日が傾いていました。

 

夕陽が川面に優しくキラキラ反射していました。

水面には、鴨たちが、ゆったりと餌を採っています。

むすめも一休み。

 

 

とうさん、しばらく、鴨たちを眺めていたのですが、

あることに気がつき、感心してしまいました。

二羽ずつが、つがいで、

しかも、

しっかりと決して傍を離れずに、エサを捜しているのでした！！　(*_*)

偉いっ！

◇

その２に続く

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