
戦争に反対である。
「はだしのゲン」や「ガラスのうさぎ」に、小学生の頃に触れる機会があった。
こわいな、かなしいな、なんで嫌いな人同士でもない人同士でころしあいをするんだろう?
なんで起きるんだろう?いやだな、と思った。
中学生で、このTVアニメに出会った。
それまでも、ウルトラマンや仮面ライダーが悪い「敵」や「怪獣」をやっつける特撮や、
ロボットや飛行機を操縦して「宇宙人」や「悪人」の命を奪うアニメはいくつも見ていた。
その後、「極悪な犯人」や「ニンゲンを食べる何か」など様々な相手と戦う物語もあった。
このTVアニメの主人公だって、たくさんの無関係な人間をころしている。
でも、これまでとは違う視点を感じた。
悪そうな人は出てくるが、どの登場人物も不完全で人間味がある。
それぞれがある意味自分本位に、勝手に生きている感じがとてもリアルで。
そして背景に起きている戦争に、みんなが振り回されている。
敵をころして戦いに「勝った」としても、嬉しくも楽しくもない。
そもそも敵をころす必要も意味もない。
よくわからないまま、巻き込まれて、そのなかでただ生きているだけなのだ。
一人の人が亡くなると、その人を知る周囲に悲しい気持ちが広がる。
亡くなるというのは、二度と会えない、声が聴けなくなるということ。
ココナ、バニラと結ばれ子ども達と穏やかに暮らしている描写が見られて良かった。
また画面に登場してほしかったけれど、亡くなることもまた現実で。
悔しいけれど、戦争は今も起き続けている。
最新話で、キリコは武器を手放した。ココナの言葉も心に刻まれていることだろう。
「これが戦争だ」というキャッチコピーでOVAをリリースしたのは昔。
平穏な生活が人類や地球の最上かどうかはわからない。
文明の進歩に必要悪であるという言い訳も聞こえる。
しかし、認めてはならない。納得してはいけない。
人と人がころしあうことを。世界中にいるココナの悲しみを。
一足先に自由になった川浪葉子さんの声が、千の風に乗って流れてくる。
模型以外もファンが楽しめるものが途切れないのは、心が躍る。
公式さま、関係者さま、ありがとうございます♬
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