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初等中等教育に関する雑談です。
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ピークの定理(6)

2019-04-29 13:57:26 | 原稿

{ピークの定理(6)}@https://blog.goo.ne.jp/blogmura-yy/e/0a412cddafd9113374af1d2ee3bf0e88
/28205.


%0:ピークの定理(6)
{ピークの定理(5)}の続きです(「Nexus7」でチェックするために公開).
意味不明の箇所(esp.[%])があれば,まず[%8]を見てください.
この記事が30000行を超えると「下書き」にして,{ピークの定理(7)}を作成.
%3:記法の変更`▼【[%2].[%13]】`▲
%316:§1.6〕での変更
`▼

(1)原著の〔定義〕は[%4]で引用./*[%2]には擬似コード関連情報*/
(2)巡回群の乗算演算子には「*」を使う.[%3141](1).[%13]
(3)「`Congr(M; A, B)」を「A≡B mod(M)」と略記.[%3121](2).[%13]
(4)「Mを法とする剰余類」を「`ClassR(M)」と表記.[%3121](3).[%13]
(5)「全単射 f で同型」になることを「Imorph`(f; G1, G2)」と表示.[%3141](3).[%13]
(6)「G」の位数が「n」であることを「`Ord(G) = n」と表記.[%3151](4)[%13]
(7)原著の上線付き剰余類には「Δ`(K'/ M)'」を使う./*記法を変更*/[%214].[%12]
(8)「Δ`(K'/M)」の「K'」は変数,「M」は定数.[%3111].[%13]
 ・「K'」に数値を代入した「Δ`(2 / 5)'」と「Δ`(3 / 5)'」は別の剰余類./*〔p.36〕の図*/
(9)「Δ(2 / 5)=Δ(1 / 5)+Δ(1 / 5)=2 * Δ(1 / 5)」は`R」上の演算.[%4163](3)-(5).[%15]

`▲

%4:抄録
 
%416:§1.6〕/*群の直積*/での追加
%4161:問1.7〕を削除/*30000行超過 */[%54].[%14]

%41611:補遺`▼
(1)〔p.56〕の「2/3」「3/5」の値を勝手に決めても〔問1.7〕(2)を満たす数は
  0 から 14 までの中にただ一つある.
   0  1  2  3  4  
   0  6 12  3  9  (R3`[1], R5`[4]) + (R3`[2], R5`[3]) = (R3`[0], R5`[2])
   1 10  7 13  4  R`[4] + R`[8] = R`[12]
   2  5 11  8 14   
(2)上記の表は〔定理1.6〕で理解できる
(3)この記事では「`ClassR(M)」の巡回群を「Δ(K / M)」で考えているが,実数 X,Y に対して
 定義されている「ΔX」「ΔY」の積を考えようとすると混乱する
(4)乗算の基本は自然数の積と同様に加算する個数.
Δ(K1 / M) * Δ(K2 / M)」は「K1*K2」個の「Δ(1 / M)」の和と考える
(5)「Δ(1 / M)」が生成する巡回群「<Δ(1 / M)>」での加算に対する逆元は「Δ(M / M) = 0」を
 利用できる.未知数「X」の方程式「Δ(K / M) + Δ(X / M) = 0」の解は「X = M - K

`▲「正統派」は「Δ(X)」を使わないので読みづらい

%41161:§1.1〕への補遺/*[%411][%416]*/
`▼

(1)連分数を使うと[%4111].[%12]/*〔問1.1〕*/の式を一つの式で表現できる.
(2)「8 / 3 = 2 + 2 / 3 = 2 + 1 /(3 / 2) = 2 + 1 /(1 + 1 / 2)」/*「Δ(2 / 1) = 0」*/
(3)【[1].[%4113](4).[%151]】の略記法では「8 / 3 = [2; 1, 2]」であるが,この式の右辺は左辺に依存して
  分り難いので,ブログでは「`SeqFr(8, 3; 1, 2)」のように略記する./*一般には通用しない*/.
(4)(4)「GCD`(8, 5) = Q3」は【[%4113].[%12]】の漸化式/*説明不足?*/参照.
(5)「∃`K0 ∈ `N, R`[K0] = 1」,「R`[K0 - 1]=GCD`(M, N)」.[%4113].[%12]
(6)とりあえず「R'[K' / M] = Δ(K' / M)」と考える.[%4113](4).[%12]
(8)「R4 = 0」,「R1 = 0」となる直前の「Q3」が「GCD`(8, 5)」,「Q1」が「GCD`(12, 4)」.[%4113]
(9)「8 / 5 = `SeqFr(8, 5; 1, 1, 1, 2)」「12 / 4 = `SeqFr(12, 4; 3)


`▲「`SeqFr()」の説明用に「ピークの定理(5)」からコピー

%4162:問1.8`▼


Δ(A / 3) = 1」「Δ(B / 5) = 2」「Δ(C / 7) = 3」として,
Δ(A / 105)」,「Δ(B / 105)」,「Δ(C / 105)」の値を求めよ.
(1)Δ((69 + 1) / 3) = Δ(1 / 3)
(2)Δ((20 + 1) / 5) = Δ(1 / 5)
(3)Δ((14 + 1) / 7) = Δ(1 / 7)
(4)ゆえに (A,B,C) = (70, 21, 15)
(5)/*「Δ(35 / 3) = Δ(2 / 3)」だから「2 * Δ(35 / 3) = Δ(4 / 3)」*/

`▲

%4163:3元1次不定方程式
問1.8〕を一般化した次の問題を考える.
`▼
(A, B, C)∈`N^{3}」として「Δ(A / 105) = 2」「Δ(B / 105) = 8」「Δ(C / 105) = 11
である「(A, B, C)」を求めよ./*「105 = 3 * 5 * 7」*/
(1)「Δ(2*(2*35 / 3*35)) = Δ(4 / 3)」,  「A = 4 * 35
(2)「Δ(2*(8*21 / 5*21)) = Δ(16 / 5)」, 「B = 16 * 21
(3)「Δ(2*(11*15 / 7*15)) = Δ(22 / 7)」, 「C = 22 * 15)
(4)e.g.「(A, B, C) = (140, 336, 330)

`▲
%4164:定理1.6〕:割愛./*中国剰余定理*/
%4165:定理1.7〕:割愛./*中国剰余定理:3変数*/
%4166:定理1.8〕/*「`Z/(n)`Z」の分解*/
`▼

(1)「N = P * Q * R」(「P」,「Q」,「R」は互いに素)のとき,
 「`Imorph(f; `Z/(N)`Z); `Z/(N)`Z)×`Z/(N)`Z)×`Z/(N)`Z)」となる単射「f」が存在.
(2)[%4163]の具体例の場合,ベクトル「(2, 8,11)」には
 「2*(Δ(1 / 3), 0, 0) + 8 * (0,Δ(1 / 5), 0) + 11 * (0, 0, Δ(1 / 7))」が対応し,
 「f(A3, A5, A7) + f(B3, B5, B7) = f(A3 + B3, A5 + B5, A7 + B7)」が成立.
(3)「(Δ(1 / 3), 0, 0)」「(0, Δ(1 / 5), 0)」「(0, 0, Δ(1 / 7))」はスカラー倍を
 整数倍に限定した実数体上のベクトル空間の直交基底.[%5162]



%41661:補遺`▼

(1)`Z/(n)`Z」は原著と記法が異なる/*「(1/n)`Z」も使いたい*/[%31413](1).[%13]
(2)原著の巡回群の乗算演算子「×」は直積と紛らわしいのでこのブログでは「・」を使用.【[%3141](1).[%13]】
 [%4163](4).[%15]./*「Δ(K1 / M) * Δ(K2 / M)」は「K1*K2」個の「Δ(1 / M)」の和と考える.*/
(3)「`ClassR(M)」の剰余類を「M」の上線付き数字で表すのは扱いにくいので、
 このブログでは「R`[K'/ M]」と表記.
【[%213](5).[%12]】

`▲[%316]参照.

%5:らくがき

%5161:分数で表現した中国の剰余定理`▼


[1]https://blog.goo.ne.jp/bonsai-juku/e/5d0b3b14b80c0b83fd8ee64198877fd7
[2]http://hooktail.maxwell.jp/kagi/61e316359c2cb1b220e2dfcc1ce361f5.html
・この記事は現在、プロジェクトメンバーによる査読中のものです。
 草稿段階ですので、内容・表現の正確さについて責任を負いかねます。
・正統派から見ると異端児(異端爺)に属するようです .
・「ドップラー効果」の説明も異端?(e.g.「物理のかぎしっぽ」,「Wikipedia」)
[3]"/fie2004/papers/1248.pdf" could not be found./*FIE 2004: CDを紛失/
[4]https://ja.wikipedia.org/wiki/中国の剰余定理
・LSIの集積度が低かった頃,高速乗算のため兵器に採用された.
[5][%4112].[%12]


`▲「ピークの定理(5)」からの移動

%5162:剰余ベクトル空間の直交基底`▼


(1)「F`(X,Y,Z) = 3 * Δ(X / 3) + 5 * Δ(Y / 5) + 7 * Δ(Z / 7)」とする.
(2)「F`(70, 0, 0) = Δ(1 / 3)」,「F`(0, 21, 0) = Δ(1 / 5)」,「F`(0, 0, 15) = Δ(1 / 7)
(3)「3 * Δ(X / 3)=A」,「5 * Δ(X / 5) = B」,「7 * Δ(X / 7) = C」となる「X」は
  「X = 70 * A + 21 * B + 15 * C
(4)〔問1.8〕の「(A, B, C) = (1, 2, 3)」の場合「X=Δ((70 + 42 + 45) / 105)=Δ(52 / 105)
(5)「Δ((35 * K) / 3) = Δ(1 / 3)」となる「K」の値はユークリッドの互除法で計算できる.
(6)「Δ(35 / 3) = Δ(11 / 3) = Δ(2 / 3)」,「Δ(3 / 2)=Δ(1 / 2)」,「Δ(2 / 1) = 0
(7)「F`(X,Y,Z) = 1」の解「(70, 0, 0)」,「(0, 21, 0)」,「(0, 0, 15)」に対応するベクトル
  「(Δ(1 / 3), 0, 0)」「(0, Δ(1 / 5), 0)」「(Δ(1 / 7), 0, 0)」を「`R^{3}」に
 埋め込んだベクトルを,スカラー倍を整数倍に限定した実ベクトル空間の直交基底に使える.


`▲「ピークの定理(5)」からの移動

%5163:2元1次不定方程式に関するメモ
`▼


(1)〔定理1.2〕「A * X + B * Y = D」は「Δ(D / GCD`(A, B)= 0」のときのみ整数解が存在.
(2)〔定理1.4〕「Δ(A / M) = Δ(B / M)」,「Δ(C / M) = Δ(D / M)」であれば
  「Δ((A + C)/ M) = Δ((B + D) / M)」「Δ((A * C) / M) = Δ((B * D) / M)
(3)連分数展開「`Seq(8,3; 2,1,2)」/*[%41131](3)*/の末尾の「2」は
  「8 * X + 3 * Y = 2」の解「(X,Y)=(1,-2)」が容易に見つかることを示唆.
 ・「8 / 3 = 2 + Δ(2 / 3)」/*「正統派」は分数で計算しない:「8 = 3 * 2 + 2」*/
(4)連分数展開「`Seq(103,101; 1, 50, 2)」は「103 * X + 102 * Y = 2」の解
  「(X,Y)=(1,-1)」を示唆./*「1 ≪ 50」*/
(5)連分数展開「`Seq(12,3; 4,1)」「`Seq(12,4; 3,1)」の末尾の「1」は「Δ(4 / 1) =Δ(3 / 1) = 0
  /*割り切れること*/を明示.
(6)ユークリッドの互除法は計算が終了する直前の「Δ(K0 / 1) = 0」の「K0」は
  不定方程式の解を示唆しているに過ぎない[%4113](4).[%12].「中国の剰余定理」は実数体上の
  剰余片のベクトルで表現すると考え易い/*要:「互除法」からの脱皮*/.[%5161].[%15]
 ・具体的には〔問1.8〕による「Δ(N / M)」から「Δ(1 / M)」への脱皮.


`▲[%517].[%15]からの移動.

%8:変更履歴
`▼


(1)[%4161]に問1.7〕のコピーを追加
(2)問1.8を一般化した[%4163]を追加.

(3)[%56]-[%58]を[%4164]-[%4166]に変更
(4)[%15]から[%5161]-[%5163]を移動
(5)〔§1.7〕/*既約剰余類群*/以降は`{ピークの定理(7)`}で考える.

`▲

〔§1.1〕/*ユークリッドの互除法*/P1.1,T1.1,P1.2,T1.2,T1.3
〔§1.2〕/*剰余類       */P1.3,D1.1,D1.2,T1,4,P1.4
〔§1.3〕/*巡回群       */P1.5,D1.3
〔§1.4〕/*群の同型      */D1.4
〔§1.5〕/*部分群       */P1.6,T1.5
〔§1.6〕/*群の直積      */D1.5,P1.7,T1.6,P1.8,T1.7,T1.8
〔§1.7〕/*既約剰余類群    */P1.9,D1.6
〔§1.8〕/*同上の構造分析   */P1.10,T1.10
〔§1.9〕/*原始根で生成    */P1.11,T1.11,P1.12,T1.13,T1.14
〔§1.A〕/*原始根の存在証明  */
〔§1.B〕/*(Z/pZ)*の構造   */

aa


ピークの定理(5)

2019-04-25 11:01:15 | 原稿
/27548.

%0:ピークの定理(5)
{ピークの定理(4)}の続きです(「Nexus7」でチェックするために公開).
意味不明の箇所(esp.[%□])があれば,まず[%8]を見てください.
この記事が30000行を超えると「下書き」にして,{ピークの定理(6)}を作成.
%3:記法の変更`▼[%2].[%13]`▲
 
%4:抄録

%416:§1.6〕/*群の直積*/での追加

%4161:定義1.5
`▼
(1)「`Λ(`G; `{+},`{0}; `{・},`{e1})」「`Λ(`H; `{+},`{0}; `{・},`{e2})」とする.
(2)「`G × `H = {(g,h); g ∈ `G, h ∈ `H}」を「`G」と「`H」の直積という.
(3)演算は「(g1,h1)・(g2,h2) = (g1・g2,h1・h2)
(4)「`G」,「`H」元の数を「|`G|」「|`H|」で表わす.
(5)「`G」,「`H」が有限群なら,「|`G × `H|=|`G|*|`H|

`▲
%4162:問1.7
`▼

(1)「Δ(A / 15) = 7 / 15」として,「3 * Δ(A / 3),「5 * Δ(A / 5)」の値を求めよ.
(2)Δ(B / 3) = 2 / 3」,「Δ(B / 5) = 3 / 5として,「15 * Δ(A / 15)」の値を求めよ.
(3)「Δ(A / 15) = 7 / 15」とすると「A = 15*K+7」(K ∈`Z)と表現できるので,
  「Δ(A / 3) = Δ(7 / 3) = 1 / 3」,「Δ(A / 5) = Δ(7 / 5) = 2 / 5
(4)「Δ((5 * B) / 15) = 2 / 3」「Δ((3 * B) / 15) = 3 / 5
(5)とりあえず「B ∈ `N」∧「B < 15」とする./*「ΔB > 0」なら「3 * Δ(B / 3) = 2」は無理*/
(6)「B」の値を順次(4)の式に代入していくと「B = 8」が見つかる.

(7)原著の上線付き数字「R」の剰余類R`[ ],「R3`[ ]」,「R5`[ ]」で表わして
 同型写像「f:`Z/(15)`Z→(`Z / (3)`Z)×(`Z/(5)`Z)」の計算例を見る.
(8)「R`[K']=Δ(K' / 15)」「R3`[K']=Δ(K' / 3)」「R5`[K']=Δ(K' / 5)」とし,
R3`[ ]×R5`[ ]」の元を順列「(R3`[K1], R5`[K2])」で表わすと〔p.57〕の計算例は
(R3`[1], R5`[4]) + (R3`[2], R5`[3]) = (R3`[0], R5`[2])」に対応する
(9)写像「f:R3`[ ]×R5`[ ]→R`[ ]」を「f(R3`[K1], R5`[K2])=R`[K1 + K2]」と定めると
`Imorph(f; R3`[ ]×R5`[ ], R`[ ])」/*「巡回群」では【[%3141].[%13]】*/


`▲[%54].[%14]のコピー

%4161:`▲末尾に移動`▲

%4163:補遺
`▼

(1)「2/3」「3/5」の値を勝手に決めても〔問1.7〕(2)を満たす数は
  0 から 14 までの中にただ一つある.
   0  1  2  3  4  
   0  6 12  3  9  (R3`[1], R5`[4]) + (R3`[2], R5`[3]) = (R3`[0], R5`[2])
   1 10  7 13  4  R`[4] + R`[8] = R`[12]
   2  5 11  8 14   
(2)上記の表は〔定理1.6〕で理解できる
(3)この記事では「`ClassR(M)」の巡回群を「Δ(K / M)」で考えているが,実数 X,Y に対して
 定義されている「ΔX」「ΔY」の積を考えようとすると混乱する.
(4)乗算の基本は自然数の積と同様に加算する個数.Δ(K1 / M) * Δ(K2 / M)」は
K1*K2」個の「Δ(1 / M)」の和と考える.
(5)「Δ(1 / M)」が生成する巡回群「<Δ(1 / M)>」での加算に対する逆元は「Δ(M / M) = 0」を
 利用できる.未知数「X」の方程式「Δ(K / M) + Δ(X / M) = 0」の解は「X = M - K

`▲[%541].[%14]のコピー

%4164:定理1.6〕/*中国剰余定理*/
`▼

(1)「P」,「Q」を互いに素な自然数とする.
(2)「A」,「B」を0 ≦ A ≦ P - 1」,「0 ≦ B ≦ Q - 1を満たす整数とする.
(3)「Δ(K / P) = Δ(A / P)Δ(K / Q) = Δ(B / Q)となる数「K」が「0」から「P * Q - 1」までの中に
ちょうど一つ存在する.

`▲

%41641:証明
`▼

(1)「Δ(X / P)=Δ(A / P)」,「Δ(X / Q) = Δ(B / Q)」,
 「Δ(Y / P) = Δ(A / P)」,「Δ(Y / Q) = Δ(B / Q)」とすると
 「Δ((X - Y) / P) = 0」「Δ((X - Y) / Q) = 0」だから「(X-Y)」は「P」でも「Q」でも割り切れる.
(2)「P」,「Q」は互いに素だから「(X - Y)」は最小公倍数「P * Q」の整数倍でなければならない./*前提と矛盾*/

`▲

%4165:(1/6)`N」での加法と乗法`▼

(1)「H ∈ <Δ(K' / 6)>」(K' ∈ `N)とする.
(2)除算「K' / 6」の剰余の集合は/*[%3143]の「`D」参照*/
(3)「Δ(2 / 6) = Δ(1 / 3)」,「Δ(3 / 6) = Δ(1 / 2)」,「Δ(4 / 6) = Δ(2 / 3)
(4)位数最小の巡回群は「<Δ(1 / 2)>
(5)〔p.51〕の「演算表」は「σ^{K}」の計算で作成
(6)「H」の元を「σ^{K}」で表わすと,乗算は「`R」上の指数の加算

`▲[%3165]/*[%3165].[%14]のコピー*/

%4166:「`Z/(3)`Z) × `Z/(5)`Z)
での計算
`▼

(1)「`Z / (3)`Z」,「`Z / (5)`Z」の剰余類を「<Δ(1 / 3)>」,「<Δ(1 / 5)>」と略記.
(2)例えば「(Δ(2 / 3), Δ(4 / 5)) + (Δ(1 / 3), Δ(2 / 5)) = (Δ(0 / 3), Δ(1 / 5))
(3)「<Δ(1 / 3)>」の乗法の単位元は「Δ(3 / 3)」,「Δ(K' / 3)」の逆元は「Δ((3 - K') / 3)
(4)「<Δ(1 / 5)>」の乗法の単位元は「Δ(5 / 5)」,「Δ(K' / 5)」の逆元は「Δ((5 - K') / 5)


`▲%3166:(3)(4)/*[%3166].[%14]のコピー*/

%4167:問1.8
`▼

(1)「(A / 3) = 1 / 3」,「Δ(A / 5) = 2 / 5」,「Δ(A / 7) = 3 / 7」として,
 「105 * Δ(A / 105)」の値を求めよ./*「105 = 3 * 5 * 7」*/
(2)「2 * 35 * 1 + 21 * 2 + 15 * 3 = 157」だから「105 * Δ(157 / 105) = 52
(3)「Δ(X / 3) = 1」,「Δ(X / 5) = Δ(X / 7) = 0」となる「X」,「Y」は不定方程式
 「3 * X + 1 = 35 * Y」の解.例えば,「(X, Y) = (23, 2)」/*「69 + 1 = 70」*/
(4)「2 * 35」は「<Δ(1 / 105)>」での「3」の逆元./*「Δ(3 * 70 / 105) = 0」*/
(5)「35 / 3 = 3 * (12 + 2 / 3)」「3 / 2 = 2 * (1 + 1 / 2)」「2 / 1 = 2 * (1 + 0)」/*【[%411].[%12]】*/

`▲[%5161].[%15]で十分

%4168:定理1.7/*中国剰余定理: 3変数*/

%4169:定理1.8〕/*「`Z/(n)`Z」の分解*/


%4113:§1.1〕の復習.
`▼

(1)次式を満たす「(X, Y)」を求めよ
「17 * X + 5 * Y = 1」①,「15 * X + 6 * Y = 9」②,「15 * X + 6 * Y = 5」③.
「Δ(17 / 5) * 3 + 0 = Δ(1 / 5)」だから「17 * 3 - 50 = 1」で,「(X, Y)=(3,-10)」は
 ①の一つの解. これに「17 * ΔX + 5 * ΔY = 0」となる一般解を加えてもよいが無益.
 /* (17 * 3) - 85 = -34,  5*7=35*/
(2)〔p.29〕の説明は「②」の解の求め方の例./*蛇足:「(X,Y)=(1, -1)」も解*/
「15 * X + 6 * Y = 6 * (2 * X + Y) + 3 * X = 9」,「2 * X + Y = 0」,「X =3」より,
「(X, Y) = (3,-6)」
(3)「③」はユークリッドの互除法で解く.【[1].[%232].[%11]】
(4)参考資料
 [1]https://ja.wikipedia.org/wiki/連分数
 [2]https://ja.wikipedia.org/wiki/ユークリッドの互除法

`▲

%41131:補遺`▼

(1)連分数を使うと【[%4111].[%12]】の式/*〔問1.1〕*/を一つの式で表現できる.
(2)「8 / 3 = 2 + 2 / 3 = 2 + 1 /(3 / 2) = 2 + 1 /(1 + 1 / 2)」/*「Δ(2 / 1)=0」*/
(3)【[1].[%4113](4).[%151]】の略記法では「8 / 3 = [2; 1, 2]」であるが, この式の右辺は左辺に依存して
  分り難いので,ブログでは「`SeqFr(8, 3; 1, 2)」のように略記する.
(4)(4)「GCD`(8, 5) = Q3」は【[%4113].[%12]】の漸化式/*説明不足?*/参照.
(5)「∃`K0 ∈ `N, R`[K0] = 1」,「R`[K0 - 1]=GCD`(M, N)」.【[%4113].[%12]】
(6)とりあえず「R'[K' / M] = Δ(K' / M)」と考える.【[%4113](4).[%12]】
(8)「R4 = 0)」,「R1 = 0)」となる直前の「Q3」が「GCD`(8, 5)」,「Q1」が「GCD`(12, 4)」.【[%4113]】
(9)「8 / 5 = `SeqFr(8, 5; 1, 1, 1, 2)」「12 / 4 = `SeqFr(12, 4; 3)」

`▲`{ピークの定理(6)`}に移動済み

%5:らくがき
%516:§1.6〕/*群の直積*/での追加
%5161:剰余ベクトル空間の直交基底
`▼

(1)「F`(X,Y,Z) = 3 * Δ(X / 3) + 5 * Δ(Y / 5) + 7 * Δ(Z / 7)」とする.
(2)「F`(70,0,0) = Δ(1 / 3)」,「F`(0, 21, 0) = Δ(1 / 5)」,「F`(0,0,15) = Δ(1 / 7)
(3)「3 * Δ(X / 3) = A」,「5 * Δ(X / 5) = B」,「7 * Δ(X / 7) = C」となる「X」は
  「X = 70 * A + 21 * B + 15 * C
(4)〔問1.8〕の「(A, B, C) = (1, 2, 3)」の場合「X = Δ((70 + 42 + 45) / 105) = Δ(52 / 105)
(5)「Δ((35 * K) / 3) = Δ(1 / 3)」となる「K」の値はユークリッドの互除法で計算できる.
(6)「Δ(35 / 3) = Δ(11 / 3) = Δ(2 / 3)」,「Δ(3 / 2)=Δ(1 / 2)」,「Δ(2 / 1) = 0
(7)「F`(X, Y, Z) = 1」の解「(70, 0, 0))」,「(0, 21, 0)」,「(0, 0, 15)」に対応するベクトル
  「(Δ(1 / 3), 0, 0)」「(0, Δ(1 / 5), 0)」「(Δ(1 / 7), 0, 0)」を「`R^{3}」に
 埋め込んだベクトルを,スカラー倍を整数倍に限定した実ベクトル空間の直交基底に使える.

`▲`▲`{ピークの定理(6)`}に移動済み

%517:2元1次不定方程式./*「30000行」超過*/
%8:変更履歴
%81:`▼
(1)「[%4]の見出し」を「抄録」に変更./*表現に少し癖がある.cf.引用*/
(2)「30000文字以下にしてください」のため[%516]以降を{「ピークの定理(6)」`}に移動.

`▲

ピークの定理(4)

2019-04-24 19:16:18 | 原稿

{ピークの定理(4)}@https://blog.goo.ne.jp/blogmura-yy/e/aa25b29b85dc789e6f961fdd2f804a5e
/27897.


%0:ピークの定理(4)
{ピークの定理(3)}の続きです(「Nexus7」でチェックするために公開).
意味不明の箇所(esp.[%□])があれば,まず[%8]を見てください.
この記事が30000行を超えると「下書き」にして,{ピークの定理(5)}を作成.

%1:参考資料
%10:`{ガロア理論の頂を踏む`}
%11:`{ピークの定理(1)`}
%12:`{ピークの定理(2)`}
%13:`{ピークの定理(3)`}
%140:このファイル
%148:[%140]の修正
%149:[%140]への補足


%2:記法の変更`▼[%21].[%13]`▲

%21:擬似コードによる表現`▼
(1)「自然数(正の整数)」の集合を「`N」,実数の集合を「`R」と表示し,
 実数「X」を超えない最大の整数を「ΓX」で表わし,「ΔX = X - ΓX」と定める.
(2)HTMLの「x<sup>n</sup>」を「x^{n}」のように表記
(3)HTMLの「x<sub>n</sub>」を「x_{k}」のように表記
(4)集合「{X;(X/A)∈`N}」(A ∈`R)を「(A)`N」と表記.
(5)「`□」は集合,「□`( )」は関数,「□`[ ]」は配列要素,「`{□}」は文字列
(6)実部が「X'」,虚部が「Y'」である複素数を「X'+_i`(Y')」と表示.
(7)「S={2, 3, 5 ,2, 2, 5}」の元を小さい順に並べた順列を「Seq`(S)」と表示.
(8)上記(7)の「Seq`(S)」を「Seq`(2^{3}, 3, 5^{2})」と略記.
(9)順列「Seq`(S)」のすべての項の積を「Prod`(S)」と表示.

`▲[%13]からの引用

%4:読書メモ 
%411:§1.1〕/*ユークリッドの互除法*/での追加`▼[%13]参照`▲
%412:§1.2〕/*剰余類*/での追加
%4121:問1.3〕`▼「30000行以下」にするために削除`▲
%413:未知数と定数`▼[%13]参照`▲
%414:方程式`▼[%13]参照`▲
%415:剰余類の合同`▼[%13]参照`▲
%413:§1.3〕/*巡回群*/での追加
%4131:定義1.3〕/*群の定義*/`▼[%3132][%13]参照`▲
%414:§1.4〕/*群の同型*/での追加`▼[%13]参照`▲
%4141:`▼

(1)「`Z/(6)`Z」/*[%21](4)の記法に準拠*/は原著の「`Z/6`Z」に対応
(2)「`Z/6`Z」の解説は 【https://ja.wikipedia.org/wiki/商群
(3)「`Z/6`Z」の上線付き数字「K'」の剰余類は[%41]の「S`[K']」と同じ
(4)「`Z/6`Z」と「(1 / 6)`Z」/*[%21](4)参照*/の違いが分り難い

`▲とりあえず原著の具体例を「(1 / M)`Z」で解釈. 

%4142:(1/5)`N」での加法と乗法
`▼

(1)Δ(2 / 5) + Δ(4 / 5) = 5 * Δ((2 + 4) / 25) = Δ(1 / 5)
(2)Δ(2 / 5) * Δ(4 / 5) = 5 * Δ((2 * 4) / 25) = Δ(3 / 5)

`▲[%31414][%13]

%4143:補足
`▼
(1)上線付き数字では「何を法とする剰余類か」明示されていない
(2)「`Δ(K' / 5)」の方が直観的に分かり易い/*「`ClassR(5)」の元は集合 */
(3)「0」は自然数でないが,「Δ(5 / 5) = Δ(0 / 5)
(4)関数「f`(Δ(K' / 5) = 5 * Δ(K' / 5)」を用いて自然数に変換できる
(5)「f`()」の定義域は「`D = {X';(X'*5)∈`N)∧(1 ≦ X' ≦ 5)}」/*「X'∈`R」*/
(6)「`D={Δ(1 / 5), Δ(2 / 5), Δ(3 / 5), Δ(4 / 5), Δ(5 / 5)}
(7)「f`()」は「`D」の上への全単射
(8)「Δ(K1 / 5) + Δ((5-K1) / 5) = 0」/*加法の逆元: 反数*/

`▲

%415:§1.5〕/*部分群*/での追加

%4151:問1.6〕での追加
`▼
(1)「G」の元の一部または全部をとり出して作った集合「H」が群の定義を満たすことを
 「`SubG(G; H)」と表記/*「H」は「G」の「部分群」*/
(2)「σ」で生成される巡回群を「<σ>」と表記/*「e」は単位元*/
(3)「σ^{6} = e」のもとで,「<σ^{2}> ={e, σ^{2}, σ^{4}}
(4)「G」の元が「n」個(位数が「n」)であることを「`Ord(G) = n」と表記.
(5)「`Ord(G) = 6」である「G」を「C_{6}」と表記./*〔問1.5〕*/

`▲[%13]から移動

%416:§1.6〕/*群の直積*/での追加

%3161:定義1.5〕`▼
(1)「`Λ(`G; `{+},`{0}; `{・},`{e1})」「`Λ(`H; `{+},`{0}; `{・},`{e2})」とする.
(2)「`G × `H = {(g,h); g ∈ `G, h ∈ `H}」を「`G」と「`H」の直積という.
(3)演算は「(g1,h1)・(g2,h2) = (g1・g2, h1・h2)
(4)「`G」,「`H」元の数を「|`G|」「|`H|」で表わす.
(5)「`G」,「`H」が有限群なら,「|`G × `H|=|`G|*|`H|

`▲
%4162:1.7[%54]に追加

%4163:定理1.5〕`▼

H ∈ C_{M}」とすると,「Δ(M / `Ord(H)) = 0」.

`▲
%4164:証明
`▼
(1)「H∈C_{M}」とする
(2)「`Ord(<Δ(K' / M)>)」が最小になる「K'」は「Δ(K' / M) = 0」を満足する
(3)「H = <Δ(K' / M)>={Δ(K' / M); (K'∈`N)∧(K'< M + 1)}
(4) [%5221](3)の例では「`Ord(<Δ(1 / 2)>) = 2」,「`Ord(<Δ(1 / 3)>) = 3
(5)「`Ord(<Δ(2 / 3)>) = `Ord(<Δ(1 / 3)>)
(6)「σ^{K'}=Δ(K' / M)」とおくと,
  「H = {e, σ^{K'},σ^{2 * K'}σ^{3 * K'}, ... ,σ^{(M-1) * K'}}

`▲
 
%4165:(1/6)`N」での加法と乗法
`▼
(1)「H ∈ <Δ(K' / 6)>」(K' ∈ `N)とする.
(2)除算「K' / 6」の剰余の集合は/*[%3143]の「`D」参照*/
(3)「Δ(2 / 6)=Δ(1 / 3)」,「Δ(3 / 6)=Δ(1 / 2)」,「Δ(4 / 6)=Δ(2 / 3)
(4)位数最小の巡回群は「<Δ(1 / 2)>
(5)〔p.51〕の「演算表」は「σ^{K}」の計算で作成
(6)「H」の元を「σ^{K}」で表わすと,乗算は「`R」上の指数の加算

`▲

%4166:`Z/(3)`Z×`Z/(5)`Z」での計算
`▼

(1)「`Z / (3)`Z」,「`Z / (5)`Z」の剰余類を「<Δ(1 / 3)>」,「<Δ(1 / 5)>」と略記.
(2)例えば「(Δ(2 / 3), Δ(4 / 5)) + (Δ(1 / 3), Δ(2 / 5)) = (Δ(0 / 3), Δ(1 / 5))
(3)「<Δ(1 / 3)>」の乗法の単位元は「Δ(3 / 3)」,「Δ(K' / 3)」の逆元は「Δ((3 - K') / 3)
(4)「<Δ(1 / 5)>」の乗法の単位元は「Δ(5 / 5)」,「Δ(K' / 5)」の逆元は「Δ((5 - K') / 5)

`▲(Δ(0 / 3),Δ(1 / 5))∈(`Z / (3)`Z)×(`Z / (5)`Z)/* [%211].[%12] */

%54:1.7
`▼
(1)「Δ(A / 15) = 7 / 15」として,「3 * Δ(A / 3),「5 * Δ(A / 5)」の値を求めよ.
(2)Δ(B / 3) = 2 / 3」,「Δ(B / 5) = 3 / 5として,「15 * Δ(A / 15)」の値を求めよ.
(3)「Δ(A / 15) = 7 / 15」とすると「A = 15*K+7」(K ∈`Z)と表現できるので,
  「Δ(A / 3) = Δ(7 / 3) = 1 / 3」,「Δ(A / 5) = Δ(7 / 5) = 2 / 5
(4)「Δ((5 * B) / 15) = 2 / 3」「Δ((3 * B) / 15)=3 / 5
(5)とりあえず「B ∈ `N」∧「B < 15」とする./*「ΔB > 0」なら「3 * Δ(B / 3) = 2」は無理*/
(6)「B」の値を順次(4)の式に代入していくと「B = 8」が見つかる.

(7)原著の上線付き数字「R」の剰余類を「R`[ ]」,「R3`[ ]」,「R5`[ ]」で表わして/*Terminal」にならない*/
 同型写像「f:`Z/(15)`Z→(`Z / (3)`Z)×(`Z/(5)`Z)」の計算例を見る.
(8)「R`[K']=Δ(K' / 15)」「R3`[K']=Δ(K' / 3)」「R5`[K']=Δ(K' / 5)」とし,
R3`[ ]×R5`[ ]」の元を順列「(R3`[K1], R5`[K2])」で表わすと〔p.57〕の計算例は
(R3`[1], R5`[4]) + (R3`[2], R5`[3]) = (R3`[0], R5`[2])」に対応する
(9)写像「f:R3`[ ]×R5`[ ]→R`[ ]」を「f(R3`[K1], R5`[K2])=R`[K1 + K2]」と定めると
`Imorph(f; R3`[ ]×R5`[ ], R`[ ])」/*「巡回群」では【[%3141].[%13]】*/

`▲最初の関門
%541:補遺`▼
(1)〔p.56〕「2/3」「3/5」の値を勝手に決めても〔問1.7〕(2)を満たす数は
  0 から 14 までの中にただ一つある.
   0  1  2  3  4  
   0  6 12  3  9  (R3`[1], R5`[4]) + (R3`[2], R5`[3]) = (R3`[0], R5`[2])
   1 10  7 13  4  R`[4] + R`[8] = R`[12]
   2  5 11  8 14   
(2)上記の表は〔定理1.6〕で理解できる
(3)この記事では「`ClassR(M)」の巡回群を「Δ(K / M)」で考えているが,実数 X,Y に対して
 定義されている「ΔX」「ΔY」の積を考えようとすると混乱する
(4)乗算の基本は自然数の積と同様に加算する個数.Δ(K1 / M) * Δ(K2 / M)」は
K1*K2」個の「Δ(1 / M)」の和と考える
(5)「Δ(1 / M)」が生成する巡回群「<Δ(1 / M)>」での加算に対する逆元は「Δ(M / M) = 0」を
 利用できる.未知数「X」の方程式「Δ(K / M) + Δ(X / M) = 0」の解は「X = M - K

`▲

%55:〔定理1.6〕
%56:〔問1.8〕

%57:〔定理1.8〕

%8:変更履歴
%81:「Γ」,「Δ」の定義の変更
`▼
致命的なミスがありました.[%81].`{「ピークの定理(□)」関連資料`}修正案

`▲「広義の商」「広義の剰余」を廃止して「剰余片」/*仮称*/を定義.

%82:`▼

(1)[%13]の[%21]-[%28]を引用して,[%29]-[%291], [%4]以降を挿入.
(2)「30000文字以下にしてください」のため[%5]以降を`{ピークの定理(3)`}から移動.
(3)[%55]以降を{ピークの定理(5)`}に移動.


`▲Before J4U

%9:未処理`▼`▲

aa


ピークの定理(2)

2019-04-24 13:57:39 | 原稿

{ピークの定理(2)}@https://blog.goo.ne.jp/blogmura-yy/e/c9493a7a5fd51601f336d83083903eb9/

/28736.


%0:ピークの定理(2)
この記事が30000行を超えると「下書き」にして,{ピークの定理(3)}を作成.
・「30000行」対策のため構成を変更中.
・意味不明の表現があればまず[%8]を見てください./*校正漏れ*/

%1:参考資料
[1]`{ガロア理論の頂を踏む`}
[2]`{ピークの定理(1)`}

%20:諸定義
%212:§1.2〕/*剰余類*/からの移動(1)
`▼


(1)「Δ(A/M)=Δ(B/M)」(M∈`N)であることを「Congr`(M; A, B)」と表記.
(2)命題「Congr`(M; A, B)」を「A ≡ B mod(M)」と略記.
(3)「Δ(K'/M)=0」∧「(K',M) ∈`Z ×`N)」である「K'」の集合を
 「Mを法とする剰余類」といい,これを「`ClassR(M)」と表記.
(4)集合「{X;(X/A)∈`Z}」(A∈`R)を「(A)`Z」と表記.
(5)「K'」(0 ≦ K' < M)を含む「`ClassR(M)」の剰余類を「R'[K'/M]」と略記./* LaTeXの上線の代用 */
(6)代数系「S'」の加法演算子が「+」,単位元が「0」,乗法演算子が「×」,単位元が「1」
  であることを「`Λ(S'; `{+},`{0}; `{×}, `{1})」と表示.
(7)この記事では「`Λ(`R; `{+},`{0}; `{*}, `{1})」
(8)複素数の集合を「`C」,実部が「X'」,虚部が「Y'」である複素数を「X'+i`(Y')」で表示.


`▲「`□」は集合,「□`()」は写像,「`{□}」は文字列

%213:§1.3/*巡回群*/からの移動(1)

`▼


(1)「Δ(A/M)=Δ(B/M)」(M ∈`N)であることを「Congr`(M; A, B)」と表記.
(2)命題「Congr`(M; A, B)」を「A ≡ B mod(M)」と略記.
(3)「Δ(K' / M) = 0」∧「(K',M) ∈`Z ×`N)」である「K'」の集合を
 「Mを法とする剰余類」といい,これを「ClassR`(M)」と表記.
(4)集合「{X;(X/A)∈`N}」(A∈`R)を「(A)`N」と表記.
(5)「K'」(0 ≦ K' < M)を含む「ClassR`(M)」の剰余類を「R`[K' / M]」と略記./* LaTeXの上線の代用 */
(6)代数系S'」の加法演算子が「」,単位元が「」,乗法演算子が「×」,単位元が「
  であることを「Λ`(S'; `{+},`{0}; `{×}, `{1})」と表示.
(7)この記事では「Λ`(`R; `{+},`{0}; `{*}, `{1})
(8)複素数の集合を「`C」,実部が「X'」,虚部が「Y'」である複素数を「X'+_i`(Y')」で表示.


`▲複素数は§4.1〕まで扱わない

%2131:R'[K' / M]」([%213](5))に関する補足
`▼


(1)「R'[K'/M]」の「M」は定数,「K'」は変数(背景色を茶色にしている).
(2)原著の「5」の上線付き数字による「`ClassR(5)」の剰余類を「R'[K' / 5]」と略記.
(3)「p.36」に図示されている集合「R'[K' / 5]」は「K'」(0 ≦ K' < 5)の値で区別できる
(4)とりあえず「M」を素数として「R'[K' / M] = Δ(K' / M)」と考える.
(5)「Δ(K' / M)」は「p.36」の図の上線付き数字「K'」の剰余類に対応.
(6)M * Δ(K' / M)」を(M) Δ(K' / M)」と略記.


`▲

%2132:5`Z」でなく「(5)`Z」を使う./*e.g.「(1/5)`Z」*/
%21321:(1 / M)`N = {X; (X / M) ∈ `N}
%2133:〔§1.3〕は複素数で例示すると分かり易いが,「最短コースで頂上に上る」という
  原著の趣旨に反するので`{「ピークの定理(2)」への補足`}でしか使わない.


%3: 記法の変更`▼


(1)記事移動時に[%1]の内容を紛失したので[%81:定義の変更].`{「ピークの定理()」関連資料`}
 に従って記事を適宜修正する.
(2)[2].[%1]は修正済.
(3)§1.3〕からの追加(1)のパラグラフには[%213]./*§4.1〕であれば[%241]*/
(4)§1.3〕からの追加(2)のパラグラフには[%413]./*§4.1〕であれば[%441]*/
(5)[%81](8).`{「ピークの定理()」関連資料`}./*e.g.[%282].[%13]*/


`▲

%31:
`▼[%20:擬似コードによる表現].`{「ピークの定理(□)」関連資料`}`▲

%32:`▼[%2].`{ピークの定理(1)`}参照*/`▲
%321:[%4]以降はフォントを「Terminal」に統一
%3211:「明朝体」を選んでも「「5`Z」でなく「(5)`Z」を使う.」が「「5`Z」でなく「(5)`Z」を使う.」になる./*「Nexus7」では識別不能*//*画面のコピー*/

%411:§1.1〕/*ユークリッドの互除法*/からの移動(2)

%4111:問1.8〕GCD`(851, 185)の計算`▼


(1)851 / 185 = 185 * (4 + 111 / 185)
(2)185 / 111 = 111 * (1 + 74 / 111)
(3)111 / 74 = 74 * (1 + 37 / 74)
(4)74 / 37 = 37 * (2 + 0)      /* GCD`(851, 185) = 37 */

`▲R`()」の定義は[%1]./*「 R`(12, 2) = 1」がポイント*/

%4112:`〔問1.3
`▼
5 * Δ(A / 5) = 3」,「5 * Δ(B / 5) = 4」として,
C = 5 * Δ((A + B) / 5))」,「D = 5 * Δ((A * B) / 5))」の値を求めよ
(1)「A = 5 * A1 + 3」「B = 5 * B1 + 4」と置くと
(2)A1 + B1 = 5 * (A1 + B1) + 3 + 4
(3)A1 * B1 = 5 * (5 * A1 * B1 + A1 * 4 + 3 * B1) + 3 * 4
(4)「3 + 4 = 7」,「3 * 4 = 12」だから「C = 2」,「D = 2
・あああああ編集しても古いファイルに戻される/*「新しいタブ」での確認無効: 画像フォルダに保存*/

`▲/*「R'[K'/M]」を分数に対応させると,(1),(2)の計算をする分数の分母は「M^{2}」*/
%41121:[%21]で「R'(M; K')」を定義すると,表現が煩わしくなるので手抜き.
%41122:Δ(2 / 5) + Δ(4 / 5) = 5 * Δ(6 / 25) = Δ(1 / 5)/*移動済み*/
%41123:Δ(2 / 5) * Δ(4 / 5) = 5 * Δ(8 / 25) = Δ(3 / 5)/*移動済み*/
 

%4113:GCD`(M, N)の計算
`▼

M < N」である「M」「N」に対して
(1)「R`[0] = N」,「R`[1] = R`(M, N)
(2)R`[`K+1]=R`(R`[`K-1], R`[`K])`K ∈ `N
と定めると
(3)無限数列{R`[`K]}は単調に減少し、「0」に収束する.
(4)∃`K0 ∈ `N, R`[`K0] = 1
(5)R`[`K0 - 1]=GCD`(M, N)

`▲
 
%4114:
`▼
G =GCD`(A, B)」とすると
(2)「∃A1 ∈ `N, A = A1 * G」「∃B1 ∈ `N, B = B1 * G
(3)「A1 * B1 * G = A * B」/*最小公倍数は「A1 * B1 * G」*/

`▲
%4115:定理1.1〕「GCD`(N, M)=GCD`(M, (N mod M)

%4116:定理1.2`▼「転載自粛」`▲

%4117:2元1次不定方程式

%41171:A X' + B Y' = D」の解の計算
`▼


問1.2〕と同様にして「A X'+ A X'+ B Y'= D」の係数を小さくしていけばよい.
(1)「A」,「B」の大きい方を「R`[0]」,小さい方を「R`[1]」にする.
(2)[%212](2)の漸化式を計算
(3)「R`[K] = 1」になったとき,「R`[K - 1]=`GCD(A, B)
(4)「Δ(D / G)> 0」ならば(1)の整数解は存在しない.
(5)「Δ(D / G)= 0」ならば「(X',Y')=(0, (D / G) * (D / B)」は一つの解.

`▲

%41172:
`▼

(1)A」,「B」が互いに素であれば「`GCD(A, B) = 1
(2)「W = 2 / 3」となる自然数「W」は存在しない./*自然数の多項式は自然数*/
(3) 「G / B」は自然数 /*「B * (G / B) = G」*/
(4)「(X, Y) = (2, -3)」は「7 X + 3 Y = 5」(②)の解であり,
5 * Δ(7 / 5) = 2」,「5 * Δ(-3 / 5) = -3
(5)「-7 X + 3 Y = -5」の解は「(X, Y) = (2, 3)
(6)「G * Δ(D / G)= D」だから,「Δ(D / G)= 0」ならば「D」は「G」の倍数
(7)「A X'+ B Y'= D」の一般解は[%23]参照.

`▲

%4118:
定理1.3〕「A X' + B Y' + C Z' - D = 0」の整数解`▼「割愛」`▲

 %41181:証明
`▼


G = `GCD(A, B, C)」と置き,実変数に「X' = (G / A) X」,「Y' = (G / B) Y」,
Z' = (G  / C) Z」を代入すると
(1) G * (A X' + B Y' + C Z' - D) = G*〔X + Y + Z - (D / G)〕
(2)「Δ(G / D) > 0」ならば「Δ(D / G) = 0」であり,整数解が存在する.

`▲

 %4119:2元1次不定方程式

 %41191:問1.2〕次のそれぞれの式を満たす整数 X, Y を1組求めよ
`▼


(1)17 X + 5 Y = 1
 /*「`X = X」,「`Y = Y」とすると「(17 / 5) `X + `Y = 1 / 5」と等価 */
(2)15 X + 6 Y = 9
(3)15 X + 6 Y = 5
 /*「`X = X」,「`Y = Y」とすると「3 `X + 2 `Y = 1 / 3」と等価 */
Z = 3 X + Y
W = 2 Z + 1

`▲「Δ(1)= 0」の活用がポイント/*[%121].[%11]参照*/

%41192:1次不定方程式の解法は高校でも学ぶようです
`▼

[1]一次不定方程式の問題の解法
https://hitowomusubu.com/mathematics/solution-first-indefinite-equation/
[2]不定方程式ax+by=c(c≠0)の整数解の求め方
https://kou.benesse.co.jp/nigate/math/a13m0602.html
[3]整数の性質|1次不定方程式について
https://www.hibikore-tanren.com/diophantine-equation/
[4]不定方程式の解き方6パターン | 高校数学の美しい物語
https://mathtrain.jp/diophantus

`▲[1]だけで十分

%412:§1.2〕/*剰余類*/での追加(2)

%4121:問1.3
`▼


A = 5 * A1 + 3」「B = 5 * B1 + 4」と置くと
(1)A1 + B1 = 5 * (A1 + B1) + 3 + 4
(2)A1 * B1 = 5 * (5 * A1 * B1 + A1 * 4 + 3 * B1) + 3 * 4
(3)「3 + 4 = 7」,「3 * 4 = 12」だから「C = 2」,「D = 2


`▲/*「R'[K'/M]」を分数に対応させると,(1),(2)の計算をする分数の分母は「M^{2}」*/

%4122:定理1.4
`▼
A ≡ B mod(M)」,「A ≡ B mod(M)」であれば次の命題が成立.
(1)「(A + C) ≡ (B + D) mod(M)
(2)「(A - C) ≡ (B - D) mod(M)
(3)「(A * C) ≡ (B * D) mod(M)

`▲
%4123:問1.4
`▼

[%21](5)の「R'[K' / M]」を用いて,
(1)「足し算の表」を「5 * Δ((R'[K1 / 5] + R'[K2 / 5])/ 5)」で作る
(2)「掛け算の表」を「5 * Δ((R'[K1 / 5] * R'[K2 / 5])/ 5)」で作る
例えば
(3)「Δ(2 / 5) + Δ(4 / 5) = 5 * Δ(6 / 25) = Δ(1 / 5)
(4)「Δ(2 / 5) * Δ(4 / 5) = 5 * Δ(8 / 25) = Δ(3 / 5)


`▲/*「R'[K'/M]」を分数に対応させると,(1),(2)の計算をする分数の分母は「M^{2}*/

%41231:[%21]で「R'(M; K')」を定義すると,表現が煩わしくなるので手抜き.

%8:記事の修正/*§1.1〕から移動して修正済*/


%9:未処理

%91:群「G」の位数が「M」であることを「Ord`(G; M)」と表示
%911:https://ja.wikipedia.org/wiki/位数_(群論)
%92:「σ」が生成する群を「<σ>」/*p.49*/
%93:〔定義1.7〕Eulerの関数「Euler`()」/*フォントが不定 */
%931:https://ja.wikipedia.org/wiki/オイラーのφ関数

・「本文は、30000文字以下にしてください」のため続きを「ピークの定理(3)」に移動

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「ピークの定理(□)」への補足

2019-04-10 17:28:20 | 原稿

{「ピークの定理(□)」への補足}@https://blog.goo.ne.jp/blogmura-yy/e/03f113de6b3b63a24b71cb8800a495e6


%0:「ピークの定理(□)」への補足

%1:参考資料
%10:`{ガロア理論の頂を踏む`}
%11:`{「ピークの定理(□)」関連資料`}
%12:`{「ピークの定理(□)」への補足`}
%123:`{「ピークの定理(3)」への補足`}
%124:`{「ピークの定理(4)」への補足`}
%125:`{「ピークの定理(5)」への補足`}