goo blog サービス終了のお知らせ 

栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

観光スポットカード「LOG℮t! CARD」(ロゲットカード)IN塩原温泉

2021-04-14 22:39:12 | インフラカード

みなさんは「ロゲットカード」をご存知ですか?

 

これは「旅した証しを集めるコレクションカード」

日本全国の観光スポットでもらえる、全国統一・観光スポットカードの呼び名で

2020年7月3日に第1弾として53種類が発行された、まだまだ新しいカードなのです。

 

栃木県では「那須どうぶつ王国」と「SL大樹」の2種類が発行されておりますが

入手方法がいままでの「インフラカード」とは違います。

 

マンホールカードやダムカードなどは「現地に出向けば無料でもらえる」のが基本ですが

この「ロゲットカード」は対象の施設を利用するか、お買い物をしなければなりません。

つまり、観光地に「お金を落としてもらう」ことが目的の「観光地応援カード」なのです。

 

今回、2021年4月10日に「第2弾・28種類」が新たに発行されたのですが

そこに栃木県内では「塩原温泉」と「板室温泉」が追加されまして・・・

もう、居ても立ってもいられなくなってしまった私はパートナーを連れて

4月11日(日)、まずは塩原温泉を目指すことに。

 

・・・と、その前に。

 

「塩原温泉」カードの入手条件がありまして・・・

『塩原温泉エリア内で宿泊または飲食店を利用して、領収書を塩原もの語り館で提示すること」と。

 

ここで疑問。

対象の店はどこなのか、なにを買っても大丈夫なのか・・・

 

公式ウェブサイトでもわからなかったので

 

最初に頼るのはここ!

那須塩原市観光局。

 

東北道・西那須野塩原ICを塩原方面に北上

ずーっと国道400号線を進み、道の駅・湯の香しおばらの道の反対側にある、こちらで聞き込み。

この看板が道路左に見えてきます

 

 

震災が起きるまでは「TEPCO塩原ランド」の建物でした。

 

話を聞くと

「塩原温泉郷の宿泊施設、またはお店で買い物・食事をして、そのレシートであればOK」とのこと。

 

とりあえず、塩原のちょっとしたお土産を買って、カードをもらって、それから食事をすることとして

まずは塩原温泉郷へクルマで進むことに。

 

ちなみに・・・

那須塩原市観光局の敷地内には・・・

蕎麦屋さんが営業中。

 

※現在、定休日は水曜日→火曜日に変更されています。

 

現在は蕎麦屋ですが、元々は郷土資料館として使われていました。

 

・・・・・・・

どこでお土産を買おう・・・さまよっているうちに

結局、塩原もの語り館(ロゲットカード配布場所)に着いてしまいました。

 

あ、ここの2階、レストラン洋燈(らんぷ)でもテイクアウトやってる!

迷った時はここにしよう。

 

こちらは「手の消毒」と「手をかざすと検温できる」というもの。

なお、入場後に、もう一度「検温」はしていただくことになります。

 

右奥に2階へ通じるレストランの階段があります。

テイクアウトだけでなく、イートインも可能です。

 

あ、これが目印。

 

1階の左側は観光協会の案内所と小さな売店があって

ちょっとした塩原のお土産を買うことができます。

もちろん、レシートを提示すると、ロゲットカードがもらえます。

「温泉むすめ」の影響でしょうか、通りには多くのコスプレイヤーが歩いていました。

 

 

はい、お土産とカードゲットだぜぃ♪

 

・・・で、外で撮影。

コロナウイルス発生前は、この広いスペースにテーブルとイスが置かれていましたが

現在は感染拡大防止対策によって、撤去されています。

 

ちょっとした台をお借りして・・・

こちらがパンフレット

塩原もの語り館で買ったレシート

ロゲットカード「塩原温泉」

買ったのは「亀屋本舗(那須塩原市塩原618)」の「めいぷるクッキー(6枚入り325円)」

封を開けた途端、ひろがるメープルオイルの甘い香り。

これはおいしい。

 

 

カードは「紅の吊り橋(くれないのつりばし)」

 

紅の吊り橋

 

ここかな。

 

さて、時間は13時を過ぎてしまいました。

早くしないと飲食店は昼の営業を終えてしまいます。

 

観光協会でコピーをいただいた「テイクアウト情報(昨年のもの)」を参考に

探してみます。

 

①恵比寿屋 九ちゃん

お店の場所はわかっても、テイクアウトできるメニューの一覧がわからない。

どうやら「もの語り館」から近いので歩いて直接、お店に行ってみよう、ということになりましたが・・

お休みだったようで断念。。。

 

② くいものや花水木

クルマでちょっと移動。塩原支所にクルマを停めてお店へ。

まさか、ここにクルマは停められないですからね。

 

営業中(昼は14時まで)だったので、直接、テイクアウトできるメニューを尋ねることに。

すると・・・

 

扉の奥、目の前にテーブルが並び

左に厨房、右にお座敷。

 

テーブルにはお客さんは見えなかったが、お座敷にはお客さんがいる様子。

左の厨房のカウンターにも長盆がいくつも並べられていて、調理中ということがわかります。

 

でもね・・・

 

店主は一生懸命下を向いて調理中

その後ろにいた女性は目を合わせても身動きせず・・・

 

いらっしゃいませ、の声もないままだったので

「すいません」と声をかけると・・・

 

女将らしき女性が顔を出し「なんでしょ?」と愛想の無い表情でこちらに近づいてきました。

 

「あのー、お弁当って作ってもらうことできますか?」

 

すると、女将は、私の目の前を素通りし、座敷わきに隠してあった「黒板」を取り出して・・・

 

「お弁当はやってないけど、この(メニューの)中から作ることはできますけど」とぼそり。

 

「お弁当はやってない」

この言葉が意味することは「頼まれたら仕方がないから作ってやろう」ということでしょう。

 

なかなか答えが出ないことにしびれを切らしたパートナーが

完全防止対策で待っていた外から扉を開けて入ってきました。

「どうなの?」

 

「お弁当はつくってないけど、黒板のメニューからつくることはできるって」

 

そう説明をパートナーにすると・・・

 

まったく笑みを浮かべない、迷惑な客と言わんばかりの表情を察したパートナーは

小さい声で

「ここ感じ悪い、行こう」

 

黒板のメニューは1000円以上の高級な洋食メニューばかり。

 

私が好むカレーライスも無ければ、パートナーが好む唐揚げ無いみたいだったので・・・

 

無理にここで食べる必要はないと判断。

 

「じゃ、大丈夫です」

私はそう言って外へ出ました。

 

女将は最後まで笑みを浮かべることなく、うなずいていました。

 

昨年の緊急事態宣言のころはテイクアウトをやっていた。

でも、今はやっていなかったのかもしれない。

 

決して、私たちは「無理な要求」をするつもりはありません。

 

一言「いま、テイクアウトはやってないんです」・・・それだけ言われれば、それで納得したのです。

 

でも、「いらっしゃいませ」も言えない、愛想もない。。。それは味以前の話では?

 

いま飲食店はコロナ感染防止対策で大変だと思います。

塩原は地元の領域ですからわざわざ飲食店を使わなくても本当はいいのです。

 

けれど、私は「ロゲットカードはその地域を応援するカード」と考えれば

塩原温泉で穴場を見つけたい応援したい・・・そのわずかな気持ちでもあるのです。

 

後日談になりますが、このお店のグルメサイトの投稿がすべてを語っていました。

・ハンバーグがおいしい

・感じがいい

 

そんな肯定意見がある一方

 

・愛想がない

・愛想が悪い

・常連さんには愛想がいい

 

そんな否定的な意見も。

 

あとは炎上状態で

「評価が低い人は お客の態度が悪いでは」と言えば

「評価が高い人は関係者が投稿している」って応酬。。。

 

まぁ、口コミは参考にしないので、あくまでも一例として挙げているが

おいしいって評判だけに残念に思います。

 

 

結局、最後にたどり着いたのが・・・

③ 「銚子屋食堂」

ここは「かつ丼」がおススメらしい

単品で「ふきのとうのおにぎり」も気になる。。。

※パートナーは「とて焼き」が気になったそうです。。。

 

昼の営業は15時まで。

まだ14時にもなっていないので迷惑な時間でもないはずだ。

 

お店に伺って、テイクアウト可能かどうか、メニューは何があるか聞いてみた。

 

「いらっしゃいませ、こちらへどうぞ」

店内飲食と思われ座席に案内される。

 

「すいません、いまってテイクアウトでやってますか?」

まず、ここから。

 

「メニューってなにができますか?」

とにかく誤解されないように慎重に尋ねます。

 

すると、

「テイクアウトできます」

「メニューは2種類」であることを確認。

 

価格的にもリーズナブルなので、ここで決める。

 

すると、お茶どうぞ。

まだ朝晩寒い塩原温泉にあって、ストーブと温かいお茶を入れてくれました。

 

厨房からカツを揚げる音が聞こえる。

 

レジ袋に入れる音は聞こえたらお会計。

 

レシートは出なかったので、ロゲットカードを希望する場合は領収書を発行してもらう必要があります。

 

・・・・・・・

では塩原温泉エリアでランチです。

桜の木が1本植えられている脇にて。

 

銚子屋食堂のかつ丼(テイクアウト)600円

 

「お漬物も付けておきますから」って女将さんからのサービス。

 

銚子屋食堂さんは大女将、若女将、店主が「ありがとうございました」って声をかけてくれました。

感じは非常に良かったです。

 

カツも普通においしいです。

時間はちょっと経ってしまいましたが、ご飯も温かさが残っていましたので、満足だったのですが

 

この日の塩原温泉は風が冷たく吹き付けて・・・そっちが堪えたかな。。。

自然だけは外で食べる人間の自己責任ですから我慢がまん。。。

 

 

借りた場所は国道400号線沿いの足湯のあるアズマヤ。

 

誰もいないからお借りしたのですが・・・・

やはり、人が居れば、人は寄ってくるわけで・・・

 

足湯に人が集まってきました。

 

ちなみに、源泉から最も遠い部分はこんな感じ。

 

冷たい風にさらされ、温度はぬるく、なにか埃のようなものが浮いていました。

 

ちゃんと距離は置くように徹底されています。

 

こちらの源泉のほうは温かく、埃のようなものも浮いていませんでした。

 

私たちは足湯は入らず、近くにある展望台へ

昔、登った記憶があるけど、いま大丈夫なのかな。。。

 

とりあえず、立ち入り禁止の案内が無いので

登ってみることに。

 

老朽化しています、階段を上がるだけで揺れます。

変な揺れでパートナーは恐怖を感じ、すぐに下りてしまいました。

※危険のため上がらないほうがいいです。

 

先ほどいた足湯。

2組4人に増えていました。

 

展望台には望遠鏡も

 

片目のレンズは壊れていましたが、無料で観ることができました。

 

唯一判読できたのが「東北新幹線・那須塩原駅」

 

実際に望遠カメラでも確認しましたが駅らしいものはわかりませんでした。

※もともと方向がはっきりしなかったため

 

展望台の下には旧道が。

※いろは坂でも日塩スカイラインでもありません

 

中央部分、横に延びるグレー状のものが東北新幹線の高架

後ろの建物はどこかはわかりませんでした。

 

うーん。。。

 

いったい、どの辺りが見えているのかさえわからない。。。

 

まぁ、今回のミッションは「ロゲットカードの獲得」ですから、飲食店をどうのこうのはもういいです。

 

お客様は決して神様ではありませんから、私たちはわがままであってはなりません。

 

しかしながら、一つのお店の印象が塩原温泉全体のイメージに関わってきてしまう。

 

飲食店で「おいしい」は実は当たり前の話。

 

今時、まずい店ってあります?

 

長く続けられると思います?

 

長く続いているというのは「おいしい」という当たり前があるからですよね。

 

ならば・・・評価はといえば「価格が高い」「量が少ない」「味が薄い(濃すぎる)」という好みが関わってくるのですが

それ以前に「店員さんの気持ちの良さ」っていうのは大切だと思うのです。

 

私も過去には接客の仕事をしてきました。

大変でした。

たくさんお客さんを怒らせてしまいました。

でも、ありがとう、の一言をもらって涙したこともありました。

 

休憩も取れないくらい立ちっぱなしでふらふらになったこともありました。

 

だから、店員さんの大変さはわかりますし、だからこそ、厳しく目を向けてしまうのです。

 

「初日の新人だって、お客さんにはベテランとの違いは無いからな」

そう言われ続けてきました。

それが現実です。

 

どんなに仕事ができなくても、最後は愛想が良いことでお客さんが理解してくれることもあります。

 

古くて汚いお店でも、店員さんの評判が良ければ、お客さんが多いこともあります。

 

どんなにおいしい飲食店でも、店員さんの愛想が無い(接客技術が無い)店では、やはりお客さんが増えるのは厳しいことが多いと思います。

※しゃべらない寡黙な人とは意味が違いますよ。

 

まぁ、私たちは「そうだった」だけで、皆さんが利用した時は「感じが良かった」かもしれません。

ですから、この記事についても参考にはしないでください。あくまでも記録日記ですので。

 

私たちは塩原温泉が再び元気を取り戻すことを応援しています。

 

その代わり、ここは何とかしてほしい、ということは提示させていただきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東北道「矢板北スマートIC... | トップ | 知る人ぞ知る「三島4姉妹」... »

コメントを投稿