栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

ありがとう2023年。  最後の夕陽を大田原市「大田原城跡」にて。 2023年12月30日。

2023-12-31 20:44:59 | 空・雲

今年の大晦日は大荒れになるらしい・・・そんな話を聞いた。

 

ひょっとしたら、初日の出も観られないかもしれない・・・

 

12月もクリスマスを間際にして体調を崩し、年末年始はどうなるものか・・・不安な歳末を送っていましたが

 

なんとか体調も徐々に回復をしまして、初日の出も、いまのところ見られそうなので

 

ちょっと安堵しております。

 

・・・・・・・・

 

でもでも、大晦日、12月31日の「夕陽」はどうも厳しい・・・という気象情報の予測が並びました。

 

・・・ならば

 

一日早く、12月30日の夕陽を押さえておこう。

 

しかも、いままで意外と立ち寄ったことが無い場所で。

 

夕陽を独り占めできる、超穴場にやってきました。

 

【大田原市・大田原城跡】

いわゆる「お城山公園」に来ました。

 

 

桜の咲くころなどは何度も訪れていますが

 

けっこう、年末にここに立つのは初めてかもしれない。

 

地元だけに、灯台下暗し、というやつです。

 

 

歩いて本丸へ。

 

 

時折、犬の散歩の方が現れますが、ほとんど人は来ません。

 

土塁に上がります。

 

西側は2011年の東日本大震災で桜の樹が崩落。

 

いくつか植樹はしましたが、まだ樹が大きく育っていないこともあって

 

見晴はいいです。

 

つまり、夕陽はキレイに眺めることができるのです。

 

(ただし、反対側の東側は樹が生い茂っているため、初日の出はごく一部でしか見られません)

 

 

ベンチに座り、その時を待ちます。

 

高原山です。

 

うっすら見える左側が日光・男体山です。

 

定かではありませんが、宇都宮の羽黒山あたりでしょうか。

 

 

 

北海道へ向かう国内線の飛行機です。

 

この日も雲が多く広がってしまったため、太陽は真ん丸ではありませんでした。

 

時々、歩く人がいます。

 

大田原市役所が夕陽に照らします。

 

 

日が暮れるにしたがって、冷たい風が沁みてきます。

 

手元の時計で16時29分、日没。

 

一日早いですが、最後の夕陽を拝んできました。

 

 

2023年もいろいろなところに出かけることができました。

 

知らない場所も新しい発見がちょこっとだけでもありました。

 

成長したか、といえば疑問なところがありますが

 

なんとか家族ともども無事に歳を越せることができそうです。

 

ほんとうにありがとうございます。

 

また新しい年が明日から始まりますが、また同じようなスタートになるかと思います。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

よいお年を!

 

2023年12月31日 責任執筆 ぶろぐ屋・茶莉庵。

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夏休み特別企画  空を眺めて飛行機を見つけよう!IN 栃木の地上から。 2023年4月撮影分

2023-08-14 00:07:48 | 空・雲

私が住む栃木県の那須地域は、飛行機の飛ぶルートがあって

 

毎日、多くの飛行機が飛んでいます。

 

雨や曇り、もやだともちろん音だけしか聞こえず、姿を捉えることはできませんが

 

青空を眺めてみると

 

飛行機雲がなくても

 

音が聞こえなくても

 

飛行機の白い形を肉眼でも観ることができます。

 

栃木県の周辺には

 

羽田・成田・茨城・福島などの空港があり

 

そこへ離発着する旅客機や貨物機がけっこう頻繁に飛んでいて、条件が良ければ肉眼で

 

さらにチャンスがあれば、デジタルカメラで撮ることもできるのです。

 

もちろん、空港に行けば、確実に飛行機を撮ることはできます。

 

でもね、それじゃ、つまらない。

 

栃木県の地上から

通ることはわかっている頭上に目を向け

カメラを構える。

そして、早いスピードで飛び去る飛行機を

三脚を使わず、手持ちのズームだけで追う。

 

当然、腕がないからボケたり、飛行機が欠けてしまったり

 

それをひたすら撮り続けて、うまくヒットしたときが・・・・なによりも喜び。

 

そんなもんです。

 

そんなことを5月の中旬くらいまでやってました。

 

仕事が忙しくなったことと、梅雨に入り、青空がすくなくなったことで

 

6月以降はほぼ撮っていないのですが

 

いちおう撮りためたものがありますので

 

記録として残したいと思います。

 

【2023年4月1日 16時30分】

スカイマーク532便

那覇空港発茨城空港行き

スカイマークのポケモンジェット2種類のうちの1機です。

肉眼だとこんな感じ。

 

偶然、外に出ていたら白くない飛行機だったので、あわててカメラを用意しての撮影でした。

 

高度は3700から3000メートルほどに下降中

 

意外とゆっくりに見えましたが時速は600キロくらいあったそうです。

 

【4月4日 7時30分】

自宅の頭上は羽田発北海道方面行きの定期航路。

 

毎日、見られます。

 

【4月4日 17時45分】

たぶん、スカイマークのポケモンジェットの「もう一つのデザイン」のほう。

羽田発札幌行きです。

 

【4月6日 17時25分】

スカイマーク723便

スカイマーク・ポケモンジェットの「もう一つのほう」がこちら。

残念ながら、ズームしたものはボケててボツになりました。

 

 

【4月3日 11時05分】

 

【4月13日 12時40分】

ソウル発アンカレッジ行き

Maersk Air Cargo 

貨物機です。

 

【4月13日 15時】

Tiger Air 

台湾・高雄発茨城空港行き

 

これも、外にいて偶然発見。

なんとか1枚、くっきり撮れてました。

 

【4月14日 7時40分】

なんかデザイン書いてあるのわかりますよね?

J-Air

羽田発山形行き

 

実は、ユニバーサルスタジオとのコラボ企画でこの日までの限定デザインで飛んでいたもの。

 

現在は大阪のほうを起点に飛んでいるみたい。

 

【4月17日 16時40分】

ユナイテッドエアライン

サンフランシスコ発上海行き

高度10300メートル、時速は約730キロ

 

 

 

【4月17日 16時50分】

スカイマーク532便

 

肉眼だとこの大きさ。

 

茨城空港行きです。

 

【4月19日 7時40分】

エアドゥ57便

 

高度約11000メートル

時速は830キロ

 

【4月19日 12時】

 

【4月19日 15時】

チャイナ・エアラインズ カーゴ

シカゴ発名古屋行き

 

【4月22日 12時50分】

T-Way Air

ソウル発成田行き

高度4800メートル

時速765キロ

 

 

【4月22日 15時45分】

シンガポール・エアカーゴ

貨物機です。

香港発アンカレッジ行き

 

高度約10000メートル

時速 1000キロ

 

【4月23日 8時】

羽田発の不明機

 

【4月23日 9時45分】

UPS

アンカレッジ発ソウル行き

 

貨物機です。

 

 

【4月23日 14時55分】

 

【4月27日 12時30分】

ANA63便

羽田発札幌行き

高度は8400メートルから10082メートルまで上昇中

時速は795キロ⇨889キロ

スターウォーズのC3POバージョンを初めて捉えたもの。

 

【4月27日 17時50分】

ANA73便

羽田発札幌行き

 

高度は7631メートルから9266メートルに上昇中

時速は789キロ⇨904キロ

 

また見られました。

偶然、クルマに乗るときに見つけました

 

【4月27日 18時30分】

夕陽に照らされピンク色のエアドゥ機

 

【4月28日 16時25分】

エアドゥ120便

札幌発神戸行き

 

実は、いつもなら通らないルートに飛行機が現れたら、そりゃビックリしますよね?

しかも旅客機。

 

すぐにアプリを使って調べてみたら・・・

「着地変更」

 

なにかがあったはずだ。

 

SNSでも飛行機ファンが騒ぎ出した。

 

そんな飛行機を撮りました。

 

通常なら札幌から神戸ですから、栃木県の上空は飛びませんが

途中でルートを変え、福島県境から栃木県を東に進み

茨城県を南下し、羽田空港に緊急着陸。

 

その栃木県で撮られたものです。

 

フライトレーダーより引用した軌跡。

 

新潟県沖で方向を変え、栃木を通過したことがわかります。

 

その後、無事に羽田に到着。

 

機器の故障によるものだそうだ。

 

【4月28日 18時】

スプリング・ジャパン機

成田発札幌行き

 

 

【4月29日 12時30分】

 

【4月29日 14時50分】

 

【4月29日 15時】

米軍機

高度は9152メートル

速度は時速848キロ

 

【5月2日 18時】

もっと近くを通過したのですが

撮れたのがこれ1枚w

 

【5月3日 12時】

Viet Jet Air

福島発ベトナム・ホーチミン行き

 

  

 

【5月3日 13時30分】

 

【5月3日 15時20分】

 

【5月4日 17時55分】

 

【5月5日 12時】

 

 

【5月5日 16時30分】

グローバルジェット・ルクセンブルグ

 

実は、いつも飛んでいる旅客機ではない、珍しいものなんです。

高度約12300メートルを

時速約820キロで飛び

成田空港から北海道に向けて飛んだことは確認されているが、その後は定期便ではないのでわからないのです。

とにかく速いので、手持ちでは私はこれが限界でした。

 

 

こんな感じで

 

誰でも簡単に上空を飛んでいる飛行機は撮ることも、それがどんな飛行機かもすぐに知ることが可能です。

 

空を眺める余裕などないかもしれませんが

 

空港に行かなくても、飛行機、キレイに撮れますので

 

チャレンジしてみてください。

 

 

 

 

 

 

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空を見上げて・・・栃木県から飛行機雲を眺めよう ① (2023.01~03)

2023-05-03 18:02:41 | 空・雲

小学生の時、学校の校庭からふと空を見上げると

そこには偶然、飛行機が飛んでいて

青空の中に、白い飛行機が長い尻尾を延ばして遠くへ消えてゆくのを

ぼーっと見続けたものでした。

なんとなく、「見つけたらラッキー」みたいな珍しさもあったのかな。

 

でも、飛行機には今でもそうであるが、特に興味があるわけでもなく

ただ、見られたら、ボーっと見ていたい・・・それくらいなものなんですが。。。

 

社会人になり、カメラを持つようになり

飛行機雲の写真は、目についたときに撮ったり撮らなかったり。

 

ただ撮るだけで、やはり、それ以上のものは何もありませんでした。

 

その飛行機がどうの、こうのっていうのはね。

 

「昨年までは・・・」

 

毎年、新年の始まりは栃木県大田原市にある「御亭山(こてやさん)」からの初日の出。

初日の出と富士山と、スカイツリーと・・・東北新幹線。。。

1月1日に「初物」を撮るのは毎年の恒例。

そこに密かに加わったのが・・・

上空を飛ぶ、飛行機。

 

これも、特にこだわりはなく、ただ、目についたものを撮るだけ。

 

飛行機雲が伸びる時、伸びない時

あぁ、上空は冷たい空気なのか、温かい空気なのか・・・考えるのはそれくらい。

・・・でした。

 

それが「あること」がきっかけで飛行機の見方が大きく変わることになるのです。

 

・・・・・・・

1月下旬。

日曜日。

私は、朝から外へ出て、いつものように青空を見上げていました。

 

私が住む街の上空は「飛行機の定期航路」となっていて

必ず、決まったルートを決まった方向に飛行機が飛んでゆく・・・

それは飛行機に興味が無い人でも知っていることでしたから。

 

空を見上げカメラを向ける私に

後から外に出てきた家人が、こう尋ねてきます。

 

「あの飛行機、どこに行くのかね?」

 

・・・・

それは何気ない一言でした。

別に意味もない、興味もない、ただ、なんとなく言った一言だったようですが

そこに私が反応しました。

 

「あれは羽田から北海道へゆく飛行機だよ」

 

ほんとうか?

 

漠然と「北海道に向かう」とイメージしてはいたが、本当にいまの飛行機は北海道に向かうのだろうか。

 

アプリ等を駆使して追跡が始まります。

 

すると・・・

 

驚くことに、いまのアプリは、いまの飛行機のすべての知りたい情報がすぐにわかるようになっていました。

 

そのアプリの存在は、テレビ等で飛行機トラブルがあるたびに紹介されていたので知っていましたが

 

実際に使ってみたのは初めて。

 

「これは面白い」

 

その日から、私は

 

家の上空を飛ぶ、飛行機の情報をその都度、気になった時に調べる習慣が始まりました。

 

 

2月12日 全日空機 羽田発札幌行き

 

AIR DO 羽田発札幌行き

 

私の住む街の上空は「羽田から東北・北海道」へ向かう飛行機のルートになっていて

朝6時から暗くなるまで、ひっきりなしに飛行機は通り過ぎてゆきます。

 

ANAの文字が見えます。

 

飛行機はとにかく速いですから、ズームレンズで撮ろうとすると、ついてゆくのが必死で

なかなかキレイに撮れません。

 

こうなると、カメラの撮影技術の訓練みたいな感じになってきます。

 

米軍機も見られます

 

2月23日 ホノルル発ソウル行き KOREAN AIR

栃木県の北部では「韓国とアメリカ西海岸」を結ぶ国際線のルートにもなっています。

 

3月1日朝

 

朝は雲が多く飛行機雲はわかっても、機影を捉えるのは難しくなりました。

 

3月3日

 

ん???

 

なんか黄色い!

 

調べてみると、スカイマークの「ポケモンジェット」であることが判明。

 

ここで

「キャラクターとかの珍しい機体が飛んで来たら撮りたい」

そんな目標が生まれました。

 

いままでのように

ただ、目についた飛行機を撮るだけでなく

ちょっと珍しい飛行機のデザインを目に。。。

 

3月5日

これ・・・何?

 

何と、スカイマークのポケモンとは別に・・・

 

AIR DO にも「ロコンジェット」という飛行機があることが判明。

 

しかも・・・

 

左右でデザインが違う!

 

あ!

 

・・・ということは・・・

私が住むところで見る限りは「同じデザイン(片方)しか見られない」ってことか。。。

 

3月7日。

霞む空に、スカイマークのポケモンジェット(白)

朝陽から逆光となるため、デザインが暗く見えないことを「後で」知ることになります。

 

3月7日 昼近く

再び、ロコンジェット観ることができました。

 

3月8日 AIR DO

よく見えませんが、ロコンジェットの左側です。

 

JIP AIR ソウル発成田行き

 

バンコク発バンクーバー行き AIR CANADA

 

KALITTA AIR アンカレッジ発ソウル行き

 

 

⇩キャセイパシフィック航空 バンクーバー発ホンコン行き

 

⇩スカイマーク ポケモンジェット 羽田発札幌行き

3月9日

黄色、ちょっとわかります?

 

⇩ IBEX AIRLINES 大阪発福島行き

3月9日

 

⇩デルタ航空 ソウル発デトロイト行き 

手が震えて ちょっと先端が切れました。

 

⇩ EVA AIR CARGO 台北発アンカレッジ行き

 

⇩アシアナ航空 ホノルル発ソウル行き

 

⇩ANA 羽田発釧路行き

 

⇩記録なし

 

⇩ 3月10日夕方

ピントが合わないこともしばし。。。

 

⇩ 3月11日 ANA 鬼滅の刃ジェット(参)

実は、一度もくっきりと撮れていないのが鬼滅シリーズの3機。

 

なかなか栃木県上空を飛ばないので、これチャンス!・・・と待ち構えれば・・・

 

空が霞む、ちょうど手が離せない用事が出る・・・なんて運が悪いものか。。。

 

⇩ UPS アンカレッジ発ホンコン行き 3月11日

うーん、微妙。。。

 

⇩ 3月11日  ATRAS AIR  アンカレッジ発ウタパオ行き(タイ)

 

⇩不明

 

⇩3月15日 スカイマーク ポケモンジェット(黄) 羽田発札幌行き

 

十字の飛行機雲

 

⇩3月16日 AIR DO ロコンジェット 羽田発札幌行き

 

3月16日午後

飛行機雲が黒く見えます。

もちろん、飛行機は見えません。。。

 

その日の天候によって、飛行機雲は出来たりできなかったり。

季節によっては毎日見られるし、ほとんど見られないときもあります。

 

 

⇩3月17日 

スカイマーク ポケモンジェット(白)

再び、見られず。。。

 

⇩3月19日 スカイマーク ポケモンジェット(黄)

なんと、青空にもかかわらず、やや霞んでいるなんて。。。

 

⇩3月19日 J-AIR 羽田発山形行き

飛行機雲がないので、いきなり視界に現れます

これは「ミニオンジェット」

いまは羽田発の北行きはありません。

最初で最後の栃木県内での撮影となります。

 

ぶつからないように交差するときは高度が違いますので

このように片方は飛行機雲あり、もうひとつは無しということもあります。

 

⇩3月19日 福島発大阪行き ANA(スターアライアンスバージョン)

いつもの青いANAじゃないの、わかります?

 

⇩3月19日 ANA

あ・・・

あまりに真上で飛ぶものですから

ほとんどデザインがわかりませんが・・・

ANAの 鬼滅ジェット(その参)です。

羽田発札幌行き

 

⇩3月19日 昼

 

⇩AIR DO ロコンジェット

 

⇩JAL機

 

⇩3月19日 大田原市・御亭山にて

 

札幌発羽田行き ロコンジェット

※撮影は栃木県内ですが、飛行機は茨城県上空を飛んでいます

あ! ずれた!

 

 

⇩帯広発羽田行き JAL ディズニー100

あれ?

おかしいなぁ

普通のJAL機?

・・・・よく調べてみたら

ディズニーのデザインは「片側」だけだそうで・・・

私の住む位置からだと、ずっと見られないことが判明。。。

もっと、栃木県では西側にいないと見られないようです。

 

 

⇩3月21日 スカイマーク ポケモンジェット(白)

再び、撃沈

 

⇩不明

 

⇩ 3月21日 ANA 羽田発札幌行き

わかりますか?

 

実は、スターウォーズのC3-POデザインなんですが・・・撃沈

 

⇩3月21日 ANA ポケモンジェット(白)

茨城発沖縄行き

 

あいにく雲に覆われ・・・撃沈

 

⇩3月21日 AIR DO ロコンジェット

この飛行機は、羽田と北海道をずっと行ったり来たりしているので

ほぼ観られます。

しかし、天気次第、というわけです。

 

⇩3月22日 

・・・ということで しつこく AIR DO ロコンジェット

 

こんな感じで飛行機の速さについてゆくべく

 

三脚を使わない「手持ち」で「ズーム」で、しかも「連写ナシ」の一発撮りオンリー

 

ここから、さらに挑戦が続きます。

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2022年11月8日 皆既月食と「天王星食」を自宅で見た!

2022-11-09 06:20:53 | 空・雲

今回は天体望遠鏡を買おうか・・・ちょっと前から本気で考えていました。

 

しかし、あれよ、あれよと時は流れ・・・結局、そこまで準備することなく当日を迎えました。

 

「初めから見られるかな」・・・

 

皆既月食はもちろん珍しいものではありませんし、過去に何度となく見てますから、そんなに力を入れなくてもよかったのですが

 

今回は・・・皆既月食よりも・・・・そこにくっつくヤツのほうが食いつきまして・・・

 

じゃ・・・最初から撮りたいなってことになりまして

 

早く仕事上がれるかな?

 

・・・そんなことを一人考えながら2022年11月8日を過ごしました。

 

・・・・・

 

なんとか仕事は早く上がれましたので

 

皆既月食が始まる前、つまり「欠ける前」から撮影開始。

 

17時42分。

 

18時06分。

※月が欠けはじめるのは「18時09分」と聞いていたのですが、それよりも早く欠けはじめているように見えて焦りました。

 

18時15分。

 

18時30分。

 

18時46分。

 

やや紅くなってきました。

 

18時59分。

 

19時04分。

 

19時10分。

ほぼ隠れそうですが、蝕の始まりは19時16分とのこと。

 

19時12分。

ここで左端の矢印のところに「天王星」が見えました。

※肉眼では見えていません。

 

19時14分

 

19時17分。

蝕の始まり。 

肉眼でも、月が紅く見えます。

 

テレビの生放送。

 

前回の惑星食は1580年7月26日の「土星食」以来442年ぶり。

惑星食は「月に他の惑星が隠れる」現象。

 

ちなみに日本で皆既月食が見られたのは2021年5月16日以来とのこと。

 

不思議と青緑っぽく輝く天王星が近づいてきています。

 

19時55分

 

20時06分

 

青く輝く天王星が良く見えます。

20時23分。

 

20時39分 天王星が月に隠れ始めます。

(東京は20時41分)

 

はい、天王星・・・隠れました

20時49分。

 

・・・で、この時点で私は重大な過ちを犯します。

 

実は天王星が月に隠れるのは20時41分。

・・・で、月の「蝕の終わり」が20時42分。

 

・・・つまり、既に月は見えてきているのですが・・・

 

今回の皆既月食は「真っ暗にならず」紅く見えているため・・・

 

それに気づいていないのです。この時はまだ(´;ω;`)ウッ…

 

あれ?

 

異変に気付いたのは20時49分。

 

月の欠け方からすると、こんな状態。

 

でも、実際に見えるのはこんな感じ。

 

21時00分。

 

21時20分。

 

ここで、さきほど隠れていた「天王星」がそろそろ出てくるのですが・・・

 

見えません。

 

21時26分。

 

東京では21時22分に天王星が再び見える、とのことですが

いっこうに見えません。

 

なぜでしょう?

 

実は、ここにも「勘違い」「思い込み」重大なミスがあったのです。

 

みなさんはおわかりですか?

 

21時34分。

 

あれ、おかしい?

 

私はミスにまだ気づいておりません。

 

でも、天王星はすでに見えているはずですが・・・

 

21時40分。

 

ちょっと前に「異変」に気づいた私はSNSで他の方の投稿をチェック。

 

すると・・・

 

あぁ・・・

 

ほんの数人の方の「天王星が再び現れた画像」を発見。

ここで「ミス」に気づきます。

 

【私が犯したミスとは】

天王星が月に隠れる時・・・月はすでに「蝕」といって、太陽との間の地球に隠れている状態でした。

なので、月の明るさは無く、天王星の輝きを観ることができました。

しかし・・・

天王星が月から再び見えたときは・・・月は「蝕」を終えていて、太陽の光を受けた月の明るさで天王星が負けてしまい、見えにくくなっていたのです。

つまり「感度を変えないと」天王星は見えないままだったのです。

 

あわてて感度を変えて、カメラをのぞき込むと・・・辛うじて見える「天王星」らしき白い小さな丸。

 

時すでに遅し!

 

もう見えたとは言えない状態になっていました。

 

まぁ、蝕に入る瞬間まで天王星(太陽系では海王星・冥王星に次ぐ遠い位置にある惑星)を観ることができたのですから・・・よしとしましょう。

 

21時46分

 

21時52分

 

(蝕の終わりは21時49分)

 

再び、満月に戻りました。

 

ははは。。。

 

寒いし、月は頭上のとても体が痛くなる角度になっちゃったし・・・

 

毎回、しんどいですが

 

まぁ、好きなものですからね。

 

なお、次に日本で見られる皆既月食は3年後の「2025年3月14日」

 

次に「惑星食」が、見られるのは・・・2344年7月26日の「土星食」とのことです。

 

とりあえず、見られてよかった。

 

 

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140年ぶり? ほぼ皆既に近い「部分月食」をちょっとだけ。 11月19日。

2021-11-20 21:53:13 | 空・雲

何か騒いでるようだけど何なの?

・・・まったく興味がない若手の同僚に渋い顔で聞かれた。

 

部分月食。

・・・だけど「140年ぶり」っていうのは何なのかって。。。

 

けっこうSNSでも誤解されている方が多い、今回の部分月食の話。

実は、部分月食は2年前、

2019年7月17日・午前6時31分に最大65.8%欠けた状態で観られました。

しかし、この時は九州地方など西日本のごく一部地域のみで。

それ以前には4年前、

2017年8月8日・午前3時21分に最大25.1%の欠けた状態で、こちらは日本全国で観られました。

 

しかし・・・

それは「ごく普通の」部分月食であり、

今回の「140年ぶり」というのは

① 日本全国で観られる(天気が良ければの話ですが)

② 最大の欠けが97.8%・・・ほぼ皆既月食に近い「部分月食」

・・・というのが珍しい・・・ということなのです。

月が2.2%、ごくわずかしか残らない部分月食。

皆既月食とはまた違う天体ショー・・・見られれば、見たいし、撮りたいですよね。

 

ちなみに140年前

1881年12月6日・午前2時09分には

日本全国で最大98.0%の欠けによる部分月食が観られたそうです。

 

なお、一部地域でしか見られなかったものだと

それよりも手前の、1932年9月15日・午前6時01分にも

最大98.0%の欠けの部分月食が観られたそうです。

 

ちなみに、同程度の「ほぼ皆既に近い」部分月食が次に現れるのは

・・・2086年11月21日。 最大99.2%欠けるそうです。

いまから65年後のお話。うーん・・・先だなw

 

参考までに次に日本全国で観られる部分月食は

2年後・・・2023年10月29日・午前5時14分。

この時は最大12.8%の欠けにとどまるそうで、あまりパッとしないかも。

 

・・・・・

 

ではでは今回のお話に。

 

今回の部分月食はまだ明るい16時代に始まります。

仙台より北側では欠けはじめから観られるそうですが、ここ栃木県では地上に月が見えた状態で「すでにかけた状態」で見えるそうです。

すでに月が欠けた状態で見えることを「月出帯食」と呼ぶそうです。

 

18時02分54秒に最大97.8%月が欠けます。

 

そして、19時47分24秒に元の「満月」に戻ります。

 

本当なら、満月➡部分月食➡満月 と見たいものですが

 

私、あいにくのお仕事中。

 

仕事を終え、急いで月が見える場所まで移動すると・・・

 

おや?

 

月が見えない?

 

なぜに?

 

・・・そう、栃木県の北部では、私が観察を始められた、月が欠け続けている17時半以降には雲がうっすらかかってしまい、

モヤっと霞んで見られ感じからのスタートでした。

 

そして・・・

 

ようやく月の輪郭が確認できたのが・・・

17時58分。

 

最大の欠けの4分前でした。

 

17時59分

 

18時01分

 

この後、元に戻り始め・・・

 

18時20分

 

18時21分

 

18時22分

 

18時23分

 

18時35分

 

18時46分

 

18時48分

 

18時49分

 

撮影モードを変え

19時11分

 

19時12分

 

19時30分

 

19時44分

 

19時45分

 

19時49分

 

そして・・・

19時53分

 

19時54分

 

19時57分

 

20時44分

 

20時45分

撮影終了。

 

 

満月に戻りました。

 

興味のない方にはなんて事の無い話かと思いますが

 

ずーっと、ぼーっと眺めていられると

その欠けてゆく変化がなんとも神秘的に感じられるかと思います。

 

なお、覚えていますか?

今年、2021年5月26日、20時19分。

あの時は「皆既月食」が観られた・・・はずで

ずっとスタンバイしていたのですが

昼間、あんなに晴れていたのに・・・日暮れとともに雲に覆われ・・・見られず。。。断念。。。

 

そんなことも、あったのですよ。

 

そんな皆既月食。

次は何と! 来年!

2022年11月8日、19時59分に最大の欠け(月が太陽に対して地球の陰に隠れてしまう状態)

あります!

でも、見られるかどうかは・・・その日の天気次第。

その日にならないと・・・わからない!

 

だから天体ショーは面白いのです。

 

 

コメント
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