栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

運転中に見かけた「空の景色」 ~2021年7月~

2021-08-04 23:23:55 | 空・雲

仕事の出勤時や休日の移動時。

クルマを運転していると、思わぬ景色が目に飛び込んでくることが多々ある。

 

止まれない。もちろんカメラを動かすこともできない・・・

 

モヤモヤする、一瞬の「二度と見られないかもしれない景色」って、よくありますよね。

 

カメラを持てないとき、持っていないときに限って・・・ん、あーもぉ・・・

 

・・・そんなこともありまして・・・

 

最近では、仕事の際にも、クルマにはカメラを携行するのが当たり前になりました。

 

まぁ、そういう「構え」の時に限って、なにも無いのですけどね。。。。

 

そんななか、なにげなく運転中に視界に入った空模様が「アレなんだ?」って気になることが最近ありまして・・・そういう時は、止まって、カメラを用意して・・・撮ってみるのですけど・・・

 

なんといいますか・・・なんだかよくわからないのです。

 

とりあえず、撮ったものをアップしてみることにします。

 

①【仲良し自販機コーナーを出てすぐの東の空】2021年7月26日

まずはこちら。

たぶん、なにも見えないと思います。

けど、肉眼では「アレなんだ?」って気になっていて・・・

・・・・

拡大してみます。

ほら、かすかに虹色。

 

これが、チラッと東の空を見たら、目に飛び込んできたのです。

 

明らかに「虹」ではないです。

太陽はまだ沈んでいないので、光の反射であることははっきりしているのですが

どうも雨が降っている形跡が見えない。

虹みたく弧を描いていないのです。

右の鉄塔の上、かすかに「天使の梯子」っぽい光線が降り注いでいます

ほんと、かすかに。

 

決してレンズの反射ではありません。

肉眼でもよく見えています。

 

あ、ちょっと虹色が弧を描き始めたかな。

やっぱ虹?

 

これが反対側の西の空。

陽が沈むちょっと前。

 

あー消えそう・・・

 

あ、消えちゃった。。。

・・・で、ちょこっと場所を移動してみたら

かすかに見えた。。。

 

 

②【台風が太平洋から日本海へ宮城県あたりを通過した時の空】7月27日。

 

翌日のこと。

また同じ道を通ってみたら・・・・なんと!

わかるかなぁ

わかんねぇだろうなぁ

 

ズームで寄せますと

再び、昨日と同じ場所にクルマを移動して停めたら・・・

こんどは本当に「虹」が出ました

ちょっと薄いけど・・・

北側には台風の雲と思われる厚く覆われた雨雲が。

みると、山の手前から虹が延びていることがわかります。

けっこう近くで雨が降っているようです。

 

わかりにくいと思いますけど、右斜め上のあたりまで虹が延びてきました。

 

白い雲の、ちょっと上の方まで左から虹がうっすら伸びているのがわかります?

 

これが最も濃くみえたもの。

 

左が北。 だんだん、右方向(南)へ雲が移動しているので、虹も角度によってはくっきり見えているはず。

 

ちなみに台風の影響があるため、北風が強いです。

 

西の空

北の空

 

わずかに雨の滴がぽつり

 

 

ここでは虹が消えかかってしまったので、終了。

 

③【7月31日。 別の雲を撮っていたら・・・】

大田原市に入ってからのお話。

また夕暮れに気になる雲を見つけ、クルマを停められる場所に移動中・・・・

なんと、東の空になにやら怪しいものが。

 

それが・・・

わかります?

ビニルハウスの左端の上のほうの雲のあたり・・・

 

寄せてみると・・・

これ。

左端のあたりが、かすかに虹色なんです。

これも肉眼でよーく見えましたので撮影。

 

赤や、黄、緑っぽい色が肉眼でも確認。

 

 

 

 

 

グレーの低い雲と、奥にある白い高い雲の絡みがあるようですが、はっきりわかりません。

 

ちなみに、この後、北へ車を走りだしたら・・・案の定、もっとくっきり「ぶっとい虹色」が現れました。。。まぁ、そんなもんでしょうね。

 

空は不思議なものがいっぱい。

 

だから、心に余裕があるときは、空を見ようと決めた。

 

ごく普通の景色かもしれないけれど、偶然、何かが見つかるかもしれないからね。。。

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花粉症の皆様ごめんなさい! 初めて「花粉光環(かふんこうかん)」を撮らえた!

2021-03-05 22:42:58 | 空・雲

花粉症の皆様のお気持ちになれば、複雑な気持ちになりますが

 

空を眺める、という行為を好む者にとって、初めて「肉眼」でとらえた気象現象があります。

 

それが「花粉光環」であります。

 

ツイッターで気象研究所にお勤めであります、荒木健太郎氏が毎日、空にまつわる(特に雲にまつわる)話題を投稿しているのですが、そこで初めて目にした気象現象の一つが「花粉光環」。

 

荒木氏の著書「雲を愛する技術」(光文社新書)によりますと、

花粉光環とは・・・大気中を飛散する花粉による光環、特に球形に近くサイズの大きいスギ花粉が花粉光環を作りやすいといわれている。。。。とあります。

 

2月~4月の雨の翌日に晴れた風の強い状況で発生しやすく、花粉飛散量が多いとハッキリ見える、とのこと。

 

・・・ということは今のころ、場合によっては見られるってこと?

 

 

ずーっと、漠然と「あーそーなんだ」って思ってました。

 

もともと、太陽を眺めるって危険なことで、撮影なんてもってのほか。。。。そう思ってましたからね。

 

でも、過去に「日暈」ってものをデジカメで撮影した時に

 

やり方次第では太陽に関する気象現象も撮影が可能であることを知った私は

 

機会があれば、花粉光環のようなものを撮れればいいなって思っておりました。

 

 

そして、2021年。。。

 

きっかけは「ひょん」なことから生まれました。

 

今年の2月23日。

 

仕事中に何気なく外を見ると、杉林から異様な光景が。。。

 

真っ赤になった杉林の樹々から、ゆっくりと、煙のように黄色い粉が多く放たれたのです。

 

まるでスローモーションを見るように

 

その黄色い粉はゆっくりと振り払われるように横に流れてゆきます。

 

正体は明らかに「花粉」です。

 

当時、風は吹いたり止んだりの繰り返し。特に強風というわけでもない微風。

 

仕事中なのでできませんでしたが、動画を撮りたいと思ったくらい、いままで見たことがない花粉の放出。

 

それが、何分かおきに場所を変えて見えました。

 

そして、その翌日。。。

職場の同僚から「昨日、太陽の周りに虹が出たってニュースで言ってた」と。

 

話の内容から、すぐに「花粉光環」だとわかりました。

 

しまった!

 

あれだけ花粉が飛散していれば、太陽を見れば、その場で「花粉光環」が見られたかもしれない・・・

 

花粉症の皆様にとっては悪魔に思えるかもしれませんが、私はちょっと悔やんでしまいました。

 

そして

 

ちょっと時間が空いた時間に太陽を眺める日々が始まりました。

 

【2月27日】① 13時03分。

画像ではわかりにくいのですが

街路灯を中心に、白い「光の輪」がうっすらと広がっているのが確認できました。

 

虹にはなっていないですが、明らかに微量の花粉が飛散していることがわかりました。

 

【2月27日】 ②13時21分

いろいろ変えてみましたが

この時は花粉光環は確認できませんでした。

 

 

それから毎日、時間があれば太陽を眺めましたがそれらしきものは見られず時間ばかりが過ぎました。

 

そして・・・

 

【3月3日】 ①12時37分

おぉ!

あ・・・

うっすらだけど見える?

 

実はこの3月3日。

朝の出勤前のニュース天気予報で「今日は花粉が多く飛散する日・・」って言ってたので

飛散が多いとされる、昼頃に焦点を定め、スタンバイしていた結果だったのです。

 

ちょっと物足りないと感じた私は

最後のチャレンジと考え【3月3日】 ②14時33分

再び、太陽に目を向けてみると・・・

 

おぉおおおお!

 

今度は肉眼でもはっきり見えるではありませんか!

 

初めての花粉光環の撮影に成功です。

 

まぁ、これが見れるってことは、衣類やクルマ、眼にあまり良くないわけで花粉を屋内に持ち込まないよう注意しなければなりません。

 

また太陽を肉眼で観ることは失明等の恐れがあり、撮影機器を損傷させる恐れもありますので、おススメは致しません。

 

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涼を求めて  お盆休み最後の日は・・那須町「那須岳・峠の茶屋駐車場」にて

2020-08-18 23:58:45 | 空・雲

8月16日・日曜日。

 

お盆休みの最終日、私たちは那須へ出かけました。

 

「涼を求めて」

 

予想ではあるが、きっと「8月15日に上りの帰り渋滞」はピークだったはず・・・

 

そう踏んだ私は

 

「この日はまず混んでいないだろう」と考え

 

久々の那須のてっぺん行きを決めた。

 

12時34分。

 

那須町・那須街道。

 

気温は34℃。 天気は晴れだ。

 

那須IC入口

 

いくら最終日とはいえ、右の高速出口から、奥へ進むクルマは渋滞をするはずだが・・・

 

少ない、確かに。

 

橋の下の東北道。

 

上り・東京方面を望む

 

反対、福島方面

 

左は那須IC出口

 

 

続いてクルマは出口に進むがいつもの「出口渋滞」は無い

 

天気が曇ってきた。

 

那須岳はまったく見えなくなってしまった。

 

「雲海でもみられるかな」

 

そんな気持ちで、一つも動じない

 

先へ進む

 

那須湯本方面へのクルマは多い風に感じられるが、ノロノロになることはなかった

 

途中、雨がぱらついてきたが・・・

道の駅「友愛の森」にたどり着くころには止んでしまった。

 

それどころか、那須の山がくっきり見えてきた。

 

これはいい!

 

一軒茶屋前・交差点

 

ちょうど、信号の角にコンビニエンスストアがあり、そこで昼食を調達。

 

やはり、他県のクルマが多く、レジも並んでいた。

 

だが、例年ならば、まず駐車すらできないことを考えれば、少ない

 

ここで気温は29℃。

 

那須分岐点に比べて5℃も低くくなった。

 

そして

 

さらに上を目指し・・・

 

那須ファミリースキー場の駐車場より。

 

そして

 

那須ロープウェイの山麓駅・第2駐車場。

 

気温は25℃

 

下界よりも9℃も低くなった。

 

山だけに風が強く、帽子が飛ばされそうなくらい。

 

けど、風がやむとジワリと暑い

 

13時42分。

 

ロープウェイよりも上、那須岳登山口のある「峠の茶屋駐車場」へ。

 

午後、ということもあり、駐車場は半分くらい空いていた。

 

日陰にクルマを停め、ぐるっと歩いてみる。

 

茶屋からの眺め

 

登山はしませんが、登山口まで歩いてみます

 

下山してくる人の声はしますが、付近には誰もいません

 

私も以前は山歩きをしていました。

 

なので、ここでよく登山カードの記入をしましたが・・・

 

そのまま折り返します

 

あ、そうそう

 

あの「三斗小屋温泉・煙草屋旅館」さんで

 

日帰り入浴と限定ランチ・限定休憩をやってるみたい!

 

いままでは宿泊しないと、入浴も、休憩すらできませんでしたがこれは貴重。

 

でも、簡単には行けないので、山装備をしてチャレンジしてみてくださいな。

 

トンボがいっぱい

 

駐車場に戻る。

 

この時間は下山した組と、私らのように涼を求めたファミリー組が交錯する。

 

何気に続々と車が入れ替わり増えている。

 

那須ロープウェイも近くに見える

 

朝日岳

ベンチに座ってコンビニのランチ。

 

気温25℃。

 

風が吹くと、寒いくらいに心地よいが

 

さすがに日なた。

 

太陽の直射日光を浴びるので、風がやむと、やはり暑いさがジワリ。

 

でも下界に比べて約10℃も低いのだ。

 

とても快適と言ってよい

 

雲の流れも速い

 

下りてきたロープウェイ

 

必ず交差するポイントを撮る

 

いつもだと人の姿が見える、朝日岳の山頂付近。

 

この日は見当たらず。

 

福島県白河市・新白河駅が見える。

 

ベイシアとヤマダ電機

 

新幹線は見られず

 

15時13分。

 

再び、那須ロープウェイの山麓駅・第2駐車場。

 

ここで気温は23℃にまで低下した。

 

あとは下山。気温はまた高くなることでしょう。

 

那須湯本 26℃

 

那須街道・広谷地交差点 

 

気温26℃

 

那須街道・那須分岐点

 

気温29℃

 

 

16時。

 

地元の下界の気温は32℃。

 

クルマで冷房をかけながらの移動でしたから、その違いを体感することはありませんでしたが

 

那須のてっぺんと、地元の下界の温度差ははっきりとわかるほどでした。

 

コロナがきっかけで、いままでとは違う過ごし方をした夏。

 

これを不満に思うか、そう思わないかは、その人次第。

 

私は無理な外出自粛もしなかったし、感染防止を意識して行動したつもりです。

 

それによって新しい過ごし方が見つけられたのも収穫かと思います。

 

まだまだ終息は見られませんが、それに惑わされない自分らしい休日の過ごし方を

 

これからも続けてまいります。

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初めての「日暈」(内暈・22度ハロ)撮影への道。。。

2020-05-16 21:54:13 | 空・雲

小さい頃から空を眺めるのが好きでした。

 

でも、その世界を極めようとは思わなかったので、知識はほとんどありません。

 

なので、特に珍しい写真を撮ったこともなく・・・こういう記事を書くことは稀、でありました。

 

ハロ、という言葉をご存知ですよね?

 

こんにちは・・・のハロー・・・ではなく・・・

 

簡単にいえば、太陽の周りにできる輪のこと。

 

太陽の周りにできる輪は「日暈」といい、ハロと呼ばれています。

 

もちろん、月の周りにも輪はできまして・・・「月暈」といいます。

 

この「月暈」は何度も目にしたことがありますし、写真も撮ったことがあります。

 

けどね、私、太陽のほうは・・・・一度も見たこともないし、撮ったこともないのです。

 

日暈・・・ハロは

 

現れたときに外に出ていたことは何度もあります。

 

太陽の光を浴びて、屋外で別の撮影をしていたとき・・・私の頭上にはハロが出ていたと・・・

 

夜になってSNSの投稿で明らかになる、という。。。

 

そんなことが何度も。

 

いいなって思うわけです。

 

それが、また大型連休の5月5日に起きたわけです。

 

地元で、テイクアウトのお弁当を買っていた、その頭上に・・・

 

どうやらハロは現れていたということを、その日の夕方に知るわけです。

 

SNSで。

 

 

外に出なかったならまだしも・・・こう何度も・・・ね

 

がっかりするわけです。

 

でもね、相手は太陽ですよ。

 

直に目で観ちゃダメな相手ですよ。

 

過去にデジカメで皆既日食撮ってて、カメラダメにしたこともありますよ。

 

簡単に太陽を撮っちゃだめなんです。

 

いや、装備があればいいですけど・・・ないんですよ。

 

無理に決まっているとあきらめますよね。

 

・・・けれど

 

事件は起きます。

 

5月8日に。

 

ブログ記事を更新した通り、「左幻日」と「下部ラテラルアーク」を偶然撮ることに成功したのです。

 

こうなってくると、とりつかれたように空を見るようになるわけです。

 

今まで以上に。

 

でも、そんなに簡単に空は変わったものを見せてはくれないのです。

 

しかし・・・また、ある事件が起きます。

 

5月11日の朝のこと。

 

クルマを走らせていると・・・すごく美しい帯状の二つの雲が。

 

すごく太くて、すごく長くて・・・厚みがある。

 

なぜ写真を撮らなかったのか、いまでもその真意は自身でもわからないが

 

たぶん、仕事のタイムカードを押してから・・・っていう気持ちだったと思います。

 

けど、仕事場に着いた頃には・・・帯状の雲は美しくなかったんです。

 

それで、いったんはあきらめた。

 

が・・・10時過ぎ、外へ出ると、また帯状の雲が美しい・・・

 

また戻ったら写真を撮ろう・・・そんな気持ちでした。

 

そして、目的の建物に入ろうとしたとき

 

頭上の雲に異変が。

 

なんと、太陽に近い帯状の雲の一部分に「彩雲」が。。。

 

おぉ・・・

 

小さくどよめきました。

 

彩雲、目で見るのは初めて。

 

これは撮りたい!

 

急いで目的をこなし、カメラを撮りに戻る。

 

そして再び外へ出て撮ったのが・・・これ↓

仕事中で慌てて撮った1枚。

 

わかります?

 

わからないですよね・・・だって失敗ですから。。。

 

実は、下に見える帯状の雲の一部に彩雲がうっすら残っていたのですが

 

あわてて太陽を含めて撮ってしまったものですから・・・彩雲が消されてしまったのです。

 

※もし太陽を外して、彩雲部分をズームで写していればちょっと見えたかも。

 

5月11日 午前10時・・・失敗。

 

もちろん、この後、二度と彩雲が現れることはありませんでした。

 

・・・

 

うーん、煮え切らないなぁ・・・

 

そんな悶々として週が始まりましたが

 

ビビビ、と来た朝が訪れます。

 

5月14日(木)です。

 

朝の天気予報。

 

「この日は一日中、天気が良く雨の心配はない」

 

しかも、西のほうに低気圧があって、週の後半は天気が崩れるとな。。。

 

「これは賭けて見るか」

 

・・・そう、日暈(ハロ)は昔から「天気が崩れる前に起きる」と言われている。

 

私は仕事の合間に、外の太陽を観察しては・・・その時を待ちました。

 

5月14日 12時43分。

 

晴れ。 ほんとうに雲一つ無い、いい天気。

 

【注意】太陽を観察するときは太陽を障害物や手で隠して、直接目で見ないよう注意が必要です。

 

こういう状態ではなかなか現れませんが

 

私には確固たる自信がありました。

 

「天気は確実に崩れる」・・・すぐじゃないですけどね。

 

そして・・・

 

午後になり、雨は降る心配はないものの、雲がジワリと増えてきて・・・

 

16時過ぎについに、ハロの気配が。

 

・・・で

 

5月14日 17時13分。

 

わかりますか?

 

上のほうにうっすらハロが。

 

 

撮れた・・・でも・・・円になってないじゃん・・・

 

翌日にリベンジしましょう。天気予報で雨ではないようなので。

 

・・・ということで

 

5月15日(金)

 

朝7時46分。

 

太陽が出てました。

 

曇りの予報だったので「朝の空を実際に観て決めよう」と思ってましたが

 

太陽が出たことで見える確率はグンと上がりました。

 

仕事なのに・・・すごい撮る気満々

 

・・・・

 

仕事場につき、定時観察を行う。

 

8時29分。

 

この時はカメラ越しにはハロは見当たらず。

 

※後で確認したところ太陽の上のほうにうっすらハロが見えてました。

この時は気づかずのままでしたけど。

 

そして・・・

 

9時32分。

 

飛行機雲とともに、ハロ(日暈/内暈・22度ハロ)が現れました。

 

いそいそとカメラを持ち出し、頭上に向けて撮影。

 

もう1枚。

上のほう、虹色が良く見えます。

 

人生初の「肉眼でのハロ」・・・ちょっと、おっさん感激です。

 

この後、いったんハロは消えまして・・・

 

もう終わりかと思たんですけど

 

10時31分。

 

11時54分

 

ちょっと霞んできて

 

12時43分

 

ほぼ消えてしまいました。

 

この後、雲は厚くなって、太陽の光も弱々しくなり

 

夕方近くになれば、太陽はまったく見えなくなってしまいました。

 

雨は降らなかったですけどね。

 

・・・こんな感じで日暈への道・・・完結です。

 

これから梅雨に入りますと、なかなかこういう事象にはお目にかかれなくなりますが

 

雲を見て地震は予知できませんが、天気の方向性くらいはつかめるようになれるといいなって思います。

 

星も雲も、そして虹も

 

空には驚きと発見がたくさんあります。

 

コロナウイルスにて、そんな余裕はないかもしれませんが

 

オカネはなくとも、空を見る余裕はいつでもありたい・・・そう願っております。

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まぶしい太陽の脇で・・・左幻日と下部ラテラルアーク 2020.5.8

2020-05-08 21:18:16 | 空・雲

先日、5月5日の昼

 

各地で「ハロ」=日暈 が目撃され、SNSで多くの画像を目にすることになりました。

 

悲しいかな、私は、ちょうどその時間、太陽のもと、お昼を買いに外へでていたのですが

 

あまりにまぶしい太陽。

 

肉眼でながめることは決して行ってはなりませんから

 

普通に気づくことはなく、帰宅後にその投稿を目にして初めて気づいた、という結末。

 

そんなこと過去にもありましてね。。。初めてではないんですが。

 

・・・しかし、

 

今日は、ちょっとだけ珍しいものを見かけました。

 

今回は、クルマを運転中に勝手に視界に飛び込んできたものですから

 

安全な場所にクルマを停めまして

 

撮影することができました。

 

まず、17時50分ころ

 

栃木県那珂川町にて。

 

わかりにくいですが

 

左に太陽。

 

中央にある電柱の・・・ちょっと右。

 

うっすらと虹色・・・わかります?

 

拡大すると

 

左が太陽なんですが

 

右に円の弧が反っているのがわかりますか?

 

荒木健太郎氏の著書「雲を愛する技術」を参考にさせていただいたところ・・・

 

ひょっとすると「下部ラテラルアーク」かなって思うのですがいかがですか?

 

 

これ、太陽が動いて、雲も動くため

 

下部ラテラルアークは氷晶の屈折によってみられることから、すぐに薄く消えてしまいます。

 

なので、ここからちょっとでも離れると、見えなくなるし、もっと見えるかもしれない

 

これ以降、撮った画像はやはり、薄く消えかかっていました。

 

 

 

・・・・

 

そこから再び、クルマを太陽の方角(西)へ走らせると

 

およそ10分後の18時ころ・・・

 

今度は・・・

 

太陽の左に・・

 

 

拡大するとこんな感じ。

 

左幻日でいいのでしょうか?

 

雲に反射して虹がタテに浮かび上がっていました。

 

ちなみに太陽の右側は雲がなくなっていて、まったく何もありませんでした。

 

一般的にはぜんぜん珍しいものではないのでしょうけど、私にとってはめったにないもの。

 

記録、ということでアップさせていただきました。

 

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