今回は天体望遠鏡を買おうか・・・ちょっと前から本気で考えていました。
しかし、あれよ、あれよと時は流れ・・・結局、そこまで準備することなく当日を迎えました。
「初めから見られるかな」・・・
皆既月食はもちろん珍しいものではありませんし、過去に何度となく見てますから、そんなに力を入れなくてもよかったのですが
今回は・・・皆既月食よりも・・・・そこにくっつくヤツのほうが食いつきまして・・・
じゃ・・・最初から撮りたいなってことになりまして
早く仕事上がれるかな?
・・・そんなことを一人考えながら2022年11月8日を過ごしました。
・・・・・
なんとか仕事は早く上がれましたので
皆既月食が始まる前、つまり「欠ける前」から撮影開始。
17時42分。
18時06分。
※月が欠けはじめるのは「18時09分」と聞いていたのですが、それよりも早く欠けはじめているように見えて焦りました。
18時15分。
18時30分。
18時46分。
やや紅くなってきました。
18時59分。
19時04分。
19時10分。
ほぼ隠れそうですが、蝕の始まりは19時16分とのこと。
19時12分。
ここで左端の矢印のところに「天王星」が見えました。
※肉眼では見えていません。
19時14分
19時17分。
蝕の始まり。
肉眼でも、月が紅く見えます。
テレビの生放送。
前回の惑星食は1580年7月26日の「土星食」以来442年ぶり。
惑星食は「月に他の惑星が隠れる」現象。
ちなみに日本で皆既月食が見られたのは2021年5月16日以来とのこと。
不思議と青緑っぽく輝く天王星が近づいてきています。
19時55分
20時06分
青く輝く天王星が良く見えます。
20時23分。
20時39分 天王星が月に隠れ始めます。
(東京は20時41分)
はい、天王星・・・隠れました
20時49分。
・・・で、この時点で私は重大な過ちを犯します。
実は天王星が月に隠れるのは20時41分。
・・・で、月の「蝕の終わり」が20時42分。
・・・つまり、既に月は見えてきているのですが・・・
今回の皆既月食は「真っ暗にならず」紅く見えているため・・・
それに気づいていないのです。この時はまだ(´;ω;`)ウッ…
あれ?
異変に気付いたのは20時49分。
月の欠け方からすると、こんな状態。
でも、実際に見えるのはこんな感じ。
21時00分。
21時20分。
ここで、さきほど隠れていた「天王星」がそろそろ出てくるのですが・・・
見えません。
21時26分。
東京では21時22分に天王星が再び見える、とのことですが
いっこうに見えません。
なぜでしょう?
実は、ここにも「勘違い」「思い込み」重大なミスがあったのです。
みなさんはおわかりですか?
21時34分。
あれ、おかしい?
私はミスにまだ気づいておりません。
でも、天王星はすでに見えているはずですが・・・
21時40分。
ちょっと前に「異変」に気づいた私はSNSで他の方の投稿をチェック。
すると・・・
あぁ・・・
ほんの数人の方の「天王星が再び現れた画像」を発見。
ここで「ミス」に気づきます。
【私が犯したミスとは】
天王星が月に隠れる時・・・月はすでに「蝕」といって、太陽との間の地球に隠れている状態でした。
なので、月の明るさは無く、天王星の輝きを観ることができました。
しかし・・・
天王星が月から再び見えたときは・・・月は「蝕」を終えていて、太陽の光を受けた月の明るさで天王星が負けてしまい、見えにくくなっていたのです。
つまり「感度を変えないと」天王星は見えないままだったのです。
あわてて感度を変えて、カメラをのぞき込むと・・・辛うじて見える「天王星」らしき白い小さな丸。
時すでに遅し!
もう見えたとは言えない状態になっていました。
まぁ、蝕に入る瞬間まで天王星(太陽系では海王星・冥王星に次ぐ遠い位置にある惑星)を観ることができたのですから・・・よしとしましょう。
21時46分
21時52分
(蝕の終わりは21時49分)
再び、満月に戻りました。
ははは。。。
寒いし、月は頭上のとても体が痛くなる角度になっちゃったし・・・
毎回、しんどいですが
まぁ、好きなものですからね。
なお、次に日本で見られる皆既月食は3年後の「2025年3月14日」
次に「惑星食」が、見られるのは・・・2344年7月26日の「土星食」とのことです。
とりあえず、見られてよかった。
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