Bleu Alcyon

アルシオンブルーという色の愛車ブログとしてスタートしましたが、最近は日々のあれこれを思いつくままに綴っています。

ミケ猫の鬼門

2007年08月29日 | 自動車道楽

早いもので我が家のPeugeot407swも納車から2年が経ち、先日2度目の12ヶ月点検を受けるためにPDに入庫させました。

ホームディーラーがPEUGEOT中央として移転リニューアルしてからは入庫の機会がなかったため、サービスポイントへの持ち込みは今回がはじめてです。


以前はかなり派手な品揃えだったアメ車屋さんの建物はそのままですが、外観をフレンチブルーに塗り替えられたサービスポイントはなかなか素敵な雰囲気です。
 

アメ車屋さんの時はたまにのぞきに行っていたのでちょっと不思議な気分。

以前に比べるとメンテナンススペースが格段に広くなっています。
整備の効率や品質も向上した気配。

事実まる1日かかっていた12ヶ月点検も今回はわずか4時間程度で完了の連絡をいただきました。


ライオン・クオリティケア改めプジョー・クオリティケアのスタンダードプランに加入している我がミケ猫のメニューは、通常の12ヶ月点検に加え、

●エンジンオイル交換
●エンジンオイルフィルター交換
●エアフィルター交換
●ブレーキフルード交換

が標準でパッケージされています。

その他気になる部分を数点チェックしていただきました。

●最近になってヘッドライトのロービームの光軸が左右でずい分
 ずれているように感じていたので、これを調整。
●もともと色が薄かったLLCは完全に色が抜けてしまいましたが、
 これは問題なし。

と、今回は大きな問題もなくクリアしそうな気配だったのですが・・・

●一度だけ一時点灯したサスフォルトの履歴チェックで、今度は
 ABSセンサーの異常を検知。

制動系のセンサー異常となるとちょっと気になります・・・
車速センサーは全とっかえしていますが、ABSセンサーは納車直後に1ヵ所替えているだけのはず。

と思った次の瞬間には、
「あいにく在庫切れなので交換するためにパーツをオーダーしました。」
とのお話。

またセンサー交換なの?
と思うよりもすばやい対応に感動してしまいました(笑)

以前よりも色々な点で対応力が更に向上しているようです。
長期保有を考えている私にとって、これはとてもうれしい。
勿論デビューから一定期間が経過したこともあり、様々な症例と対応策のノウハウの蓄積が進んでいるということもあると思います。

が、うれしいのは良しとして、結局はABSセンサーが到着次第再度入庫予定となってしまいました。


う~む、やはりミケ猫にとって定期点検は鬼門のようです。


因みに現状では問題なく作動しているのでパーツの到着まで気長に待つこととしましょう。
というよりも最近はどこか不具合が出ていないと落ち着かなくなりました。
(というのはやせ我慢ですが・・・)



点検作業が短時間で終了したため、つかのまの付き合いとなった今回の代車は306Styleでした。
 

はじめて代車にPeugeotが来てくれました。

走行は10万キロ弱、何故かスタッドレスを履いています(笑)
プレーンで上品な外装は綺麗ですが、エンジンマウントやあちこちのブッシュはかなりお疲れのようです。
機関そのものもそれなりにご高齢の印象でした。

ところが、なんなんでしょう、このシート。


407よりは幾分小ぶりですが、ふわふわなくせにがっちり身体をホールドするシートは全くヘタリを感じさせません。
ヘッドレストなんか手で握るとフニャフニャなのに、これまたきっちり首から上を支えます。

これがフランス車のシートでしたね。
ほんとに最高です。
これと比べると、407のそれは明らかに国際化しているな、と改めて実感してしまいました。

このシートだけもらって居間に置きたいくらいです。
いやほんと、冗談抜きでそう思います。


今回もやはりただではすまなかった12ヶ月点検ですが、そんな経験を重ねるたびに愛着も増してゆくもの。

全く動かなくなってしまうような事はありませんから、私のようなヘタレなクルマ好きにはちょうど良いアンバイかもしれません。
(これはやせ我慢じゃないです、たぶん・・・)


最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シート (yossym407)
2007-08-29 08:50:50
ご無沙汰してます。
最近のプジョーのシートは、ホント国際化して来ていますね。
車の味付けも、シートもドイツ車的になって来ているような気がします。

306は、一世代前のシリーズになりますが、随分と違うようですね。
フランス車の癒されるシートと言えば、更に一世代前あたりがお勧めです。
シトロエンで言えばBX、ルノーだと5(サンク)でしょうか???
この辺りになると、ずっと座っていたいと思うくらいです。
この頃のプジョーは・・・ これらと比べると少々硬いかな???

その昔、辛口コメントで有名な自動車ジャーナリストが、椅子ベスト3を言ってました。

 ・硬めのシートなら、メルセデス・ベンツ
 ・柔らかいシートなら、シトロエン
 ・中間なら、プジョー

これには、私も納得しました。
返信する
比較すると明らかですね (matsu)
2007-08-29 19:28:15
>yossym407さん、

お久しぶりです

やはり407は一段とグローバル化が進んでいることがよく分かりますね。
306との比較でも驚くほどの違いにびっくりしました。

私はシトロエンのシートは最近のC4くらいしか知らないのですが、BXあたりになるとまた良さが分かるんですね。
一度試してみたいです・・・

出来ることならDSあたりのハイドロと相まった「胎内回帰的乗り心地」というのも一度味わってみたいと思うのですが、さすがに難しいかな

 >・硬めのシートなら、メルセデス・ベンツ
 >・柔らかいシートなら、シトロエン
 >・中間なら、プジョー

これは確かに納得の表現ですね。

できれば乗り味やシートの個性など、メーカー独特の味付けはこれからも残してほしいなと私も思います。
返信する
初恋の人 (katsumushi)
2007-08-29 22:36:20
サービスポイント、おしゃれですね~
ガルバ鋼板の外壁がいかにも「ガレージ」って感じで。

ミケ猫ちゃん(君?)は、相当な構ってちゃんですね。ケンタ君にやきもち焼いてたりして(笑)

代車が306って羨ましいです。以前はボルボもありましたよね。私なんてカロゴンでしたから
私がプジョー好きになったのは、306のデザインに惚れて以来なんですよ。それもワインレッド。
まさに代車306とビンゴです。

私の2度目の12ヶ月点検は9月中頃ですが、果たしてどうなる事やら・・・
返信する
私もサスフォルト出ました。 (はじめSW)
2007-08-29 23:32:54
matsuさん、こんばんは。
私もお盆に実家へ向かう途中、一度だけサスフォルトが表示され10秒ほどで消えました。
今まで一度も出た事がなかったので、「やっと出たか!」と妙な感心をしてしまいました。/face_ase2/}
それ以来、出ていないのでしばらく様子見ですね。
私も代車で同じグレードの306に少しだけ乗りましたが、ステアリングがとても重く感じて「今は楽してるんだなぁ」なんて思いました。
なんせPDとは10分ほどの距離なので、シートの良さを感じるほどは乗りませんでしたが、気楽な相棒という感じで好感を持ちました。
旧モデルにもいろいろ乗ってみたいですね。
返信する
もう大変! (へとへと)
2007-08-30 00:12:47
当家の407は夏のロングドライブでエラー出まくりです(+_+)
サスフォルトは当たり前で、とうとうブレーキシステムフォルト?が出てパワステが死にました・・・(-.-)」復帰はしましたが不安でしょうがないので先週matsuさんと同じPDサービスへ出しましたが速度センサーがなんやらで本国からの部品待ちです。
世話のかかる猫になってきました(泣)
返信する
もっと古いのは、もっといいです。 (yusaku)
2007-08-30 01:22:21
先日、フランス車の集まりでPeugeot 505のシートに座ってみました。
あれが、よく言われているフランス車のシートなんでしょう。
あれから見ると、(クラスは違いますが)306や407のシートはごく普通です。これもグローバル化の一つなのでしょうか。

サスフォルトの警告、僕も経験しました。あの音、びっくりしますね。
やはり、高速道路で除雪車の後ろをゆっくり走っていた時に出ました。でも、一回きりで、Dでも原因不明ということで、終了。
へとへとさんの「パワステ死ぬ…」って…恐いです。
返信する
なるほど~ (matsu)
2007-08-30 23:42:17
>katsumushiさん、

あの外壁、ガルバ鋼板っていうんですね。
ちょっとバックヤードビルダーっぽくて良さ気な雰囲気です。
建物の中も整然としていて作業しやすそうでした。

そっか、けんたにやきもち焼いてるんでしょうかね。
そういえば洗車に行くとけんたはいじけてることが多いです
こいつら仲悪いんだ・・・

ワインの306が初恋だったんですか。
さりげなく個性的なところはランティスにも通じるところがあるような気がします。

9月の点検でカタカタ直ると良いですね


>はじめSWさん、

ついに出ましたか・・・
暑い日で直射日光の下とか、渋滞時とかではなかったですか?
どうも熱負荷がかかると出やすいような気がします

すぐ消えたのなら通常モードに戻っていると思いますし、様子見で何かの機会に履歴チェックすればOKですね。

306、私も最初は、
「パワステ壊れてるじゃん・・・」
と思ってしまいました
407に慣れると他は全部重く感じてしまいますよね。

でもおっしゃる通りサイズといい味付けといいリラックスして乗れる良いクルマだと思います。
返信する
そりゃ大変! (matsu)
2007-08-31 00:05:20
>へとへとさん、

なんと
トラブル知らずのへとへと号がそんなことになっていたんですか

確変フィーバー大当たり状態になっちゃったんですね、きっと。
私も一度パワステ死にましたが、その時なんか車内は警告音のオンパレードで携帯の着信音が聞こえないくらいのどんちゃん騒ぎでした

早く完治すると良いですね。
因みに私は車速センサーは4つとも交換してます
その点では私はブッチギリで先いってますね。
って全然自慢になりませんが・・・


>yusakuさん、

505のシートを経験されたんですか。
当時あの巨匠がベタボメしていた車種ですね。

そんなこともあって私も初めての自身のクルマ購入を検討した時に候補にはなったのですが、その当時はいったいどこで売っているのかすら分からない状況でした

今お持ちの方はかなり濃いプジョーファンの方ですね、きっと。

私はそれほど良く知っているわけではないのですが、407と以前の206、更に306と古くなるにつれて座面の当りが徐々に柔らかくなっていくように感じます。
柔らかくて優しく身体を包んでくれて、いざという時はしっかり身体をホールドしてくれる・・・
好みもあるとは思いますが、やはり柔らかいほうが出来が良いように感じてしまいます。

406のシートは505に近いのかもしれませんね。

サスフォルトの警告音は最初はほんとにびっくりしてしまいますね。
それに慣れてしまう私もどうかと思いますが(笑)、1度だけですぐに消えるようならあまり気にしなくて良いと思います。

今回の私の場合は表示は消えたのですがエラー信号はずっと拾い続けていたようです。
返信する
シート (タカ)
2013-03-01 22:33:22
405ブレークのシートも超良かったですよ!柔らかい様で芯の部分は腰がある、全く疲れ知らずの最高のシートでした(^_^)
407のシートもドイツ車に近くなったとか言いますけど、たっぷりして腰があっていいシートですね。これまた疲れません。
返信する
伝統ですね (matsu)
2013-08-03 19:36:09
>タカさん、

すみません、こちらも激遅レスです(汗)
シートの良さはやはりフランス車共通ですね。

今のBMWも悪くはないんですが、硬さでホールドするという考えよりもフランス車の包容力のほうが上のような気がします。
多少変わるにしても、あのたっぷり感は不変であってほしいですね!
返信する

コメントを投稿