白いミニチュア・シュナウザー ちぃ君 ( CALL ME JOE ) と共に

白いミニチュア・シュナウザーちぃ君のパパとママが綴るちぃ君の日記

涙ヤケ、髭ヤケその後のその後 ・・・ 

2012年10月31日 | お手入れ



昨年の10月頃の彼らの状態です。

口周り、目の周りの被毛の変色に加え四肢先にも被毛の変色があります。

また、ちぃ君 は、もっ君 がじゃれついていた為か耳の下の頸部にも被毛の変色がみられました。

もっ君の涙ヤケは、かなり悪い状態でした。



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その半年後、今年の4月下旬から5月上旬ごろの彼らの状態です。



 



ちぃ君 の被毛の変色状態はかなり改善されています。

もっ君も良くなってきていましたが、口周りは、相変わらずでした 。

涙ヤケも改善の兆しが窺えるもののまだまだでした 。

また、四肢先の被毛の変色も完全に治まっていません 。



下の画像は、現在の彼らの状態です 。



 



涙ヤケ、髭ヤケを一掃する事に取り組み何だかんだと2年近くの月日を費やしました 。

食物アレルギーによる外耳道内の炎症が原因と思われるマラセチア

外耳道内のマラセチアの完治を試み同時並行して四肢先、肉球間の被毛の変色への対処

やはり結果が目に見えて現れるのは半年近くの時間が掛かる様でございます 。

被毛の変色を完治する為に、いくつか薬剤を試してみましたが良好な結果を得る事は出来ませんでした 。

根気良く被毛の変色の原因を突き止め、一つ一つ原因を取り除いて行く事が白い被毛を取り戻す

最も確実な対処法であることを再認識いたしました 。



 



当初の半年ほどは、薬剤の効果を頼っておりましたが、その後外耳道炎によるマラセチアの治療を通して

炎症が食物アレルギーによるものと知りアレルゲン物質を含まないフードに切り替えて対処してまいりました 。

現在では、特にノンアレルゲンフードと言う括りでのフードは与えておりません。

ただ、以前与えていたフードは与えておりません。

耳の洗浄と点耳薬の投薬は耳垢が綺麗になるまでほぼ毎日続けました。

耳の洗浄にはノルバサンオチックを使用しました 。

点耳薬は動物病院で処方されたものです 。

外耳道の炎症が治まり耳垢の汚れの赤褐色がなくなり薄い黄色に変わってからは洗浄だけに切り替え

洗浄頻度も週に一回のシャンプー後に実施する様にしております 。

髭のシャンプーは毎食後、四肢先は毎日の散歩の後実施しております 。

涙ヤケの原因の一つとして涙があげられますが、通常は拭き取った後被毛を良く乾かせば問題はありません。

しかし、マラセチアに罹患していると注意しなくてはなりません。

肉球の間の被毛や肛門周囲、生殖器周囲の被毛が赤褐色に変色している場合要注意です。

この様な時にいくら涙ヤケの処置を目の周囲の施してもかいせんの兆しは望めません。

その個体の皮膚に住む常在菌の数のバランスが崩れているからです 。

身体のどこかに炎症を起こしている部分が存在している事を認識しなくてはなりません 。

そして、先ず始めにその炎症の原因を突き止め、炎症を取り除くところから涙ヤケ対策は始まります 。

ただ一時的に炎症を取り除くだけの対処療法だけでは再発を繰り返し被毛の変色は解決しません 。

炎症の原因と思われる事項を一つ一つ潰していく事が大切と思われます 。

涙ヤケについてはいろいろな問題が介在いたしますが、先天的に鼻涙管が閉塞或いは奇形による

涙が口腔内に流れにくくなり目から溢れ出るという症状は稀に近いものと思われます。

その目安として、涙が常に溢れ出ているかいないかで判断する様です。

四六時中出ている様であれば鼻涙管の閉塞を疑わなければなりませんが

涙が流れている時が時々ある程度ならば心配する必要はないと思われます。

ただし、目の周囲や瞼の内側に傷、或いはアレルギー性の湿疹様の症状が見受けられる場合は

この限りではありません 。

ただちに治療する事を選択しなければなりません 。

こぼれ出た涙は濡れタオル等で丁寧にに拭き取なるべく間をおかず乾燥させる事が大切と思われます 。

涙がついたままにしておく事は、常在菌の繁殖を促す原因となります 。

しかし、常に付き添って拭く事はなかなかできないのが現実です 。

したがって気がついたら拭いてあげる程度でも放置するよりはかなり良いのではと思っております 。

外耳道内道の炎症と同じく鼻涙管の炎症が涙の口腔内への流れを阻害したり

常在菌の繁殖を促す事が考えられますので、この意味でも低アレルゲンフードに一時的に切り替えて

様子を見る事も一つの方法と思われます 。

前肢や後肢の指間でも常在菌の繁殖がありますので舐め癖のある個体は注意が必要です 。

指間の被毛に変色がみられない場合は、その後の被毛の変化を注意深く観察する事をお勧めします 。

舐める事によって口腔から指間への原因となる異常繁殖した常在菌が付着し

そこでまた繁殖し被毛の変色を引き起こす原因となるからです 。

耳と同様に指間も一定の清浄度を保ちスキンローションを塗布するなど皮膚の健康状態を保つ事に努めます 。

一部分の対処では涙ヤケ、髭ヤケは解決しないというのが私の見解です 。

全体的にバランス良く対処していく事が大切だと思っております。


一旦変色した被毛はなかなか元の色には戻りませんがカットやシャンプーを繰り返すうちに

次第に元の白い被毛の状態に近づいて行くものと思われます 。

最終的には、変色した被毛をハサミで切ったり、トリミングナイフ等で表面の変色した被毛を

少しづつ梳き落としていく事で仕上げていく事が可能かと思っております 。 



ちぃ君 & もっ君 は、いまだ完全なる純白の被毛には至っておりませんが

ひとまず涙ヤケ髭ヤケは、終息に至りつつある様でございます 。

やっと白いミニチュア・シュナウザーに ・・・ かなっ !?

しかし、油断大敵でございます。 

このあとは、来春暖かくなり始めたころが最終的なお手入れの正否が問われます 。



 



涙ヤケ、髭ヤケその後のその後でございました 。
ハイ !   



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