金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件

前回よりはまあ、見れる出来になってたかな、と…。

だってね、原作自体が、この前のと今回のとじゃ、全然、雲泥の差なんだもん！


なので、概ね楽しめました。
堂本剛くん版金田一を踏襲したBGM、演出、芝居なんでね…そこも見やすいね。

金田一一を演じた山田涼介くんと、七瀬美雪を演じた川口春奈ちゃんに関しては、
なにも文句はありません。
佐木に関しては、設定変えるのは別にいいけど、
ビデオカメラ持っててくれないとイマイチキャラが判別できないなー…とは思いました。


地獄の傀儡師こと高遠謡一役の成宮君、ハマり役だなあと思ったし…。

北村一輝さんと、波瑠さんの演技も、素晴らしかったと思います。

この二人だと、エロい意味での過ちをおかしてそうで、
そこはキャスティングミスだろ、とも思いますが(笑)



まあただね…なーんでわざわざ海外設定にする必要があるのか、
外国人の俳優を使う必要があるのか、理解に苦しみますね。

前のエピソードは、原作自体が海外舞台でしたが、

獄門塾殺人事件は、日本舞台で、全員日本人なんだよ、原作は！！


原作通り、明智警視見たかったんですけど


展開も、何気に原作とは異なってましたね。
タロット山荘のときみたく、原作通りやってくれれば、中だるみ無く楽しめたと思うのですが…。

ううむ。

高遠も、誰かが苦しむのを見るのが楽しい、とか、そんなキャラだったっけ？？
誰かを欺くのに快感を覚える、みたいなキャラじゃなかったっけ？

高遠自身も、母親を殺された立場の人間なわけですからね…。
ってその事件は山田涼介くんバージョンでは実写化してないから、わかるわけないやな。

ううーーーーん。


とはいえ、連ドラ版が見たいなと思える出来でした。
連ドラでの剣持警部役と明智警視役が誰になるのか、今から楽しみにしておきます。