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いろいろ心境の変化がありまして、ブログ内容を変更しました。ご了承ください。

ギフト 第1話 「女子高生を援助交際ブローカーに届ける」

2010-02-28 20:44:54 | 過去ドラマ等等
『ロングバケーション』が再放送されるというので、ロンバケを見るついでに、
『ギフト』も見ちゃおう、という軽いノリです。

ちなみに、リアルタイムで全話視聴しているので、結末はある程度知っています。
以下あらすじ。(Wikipediaより転載)

代議士・岸和田は、横領した51億円と共に失踪した。
横領の共謀者である奈緒美は、岸和田の部屋に残されたクローゼットの中から、
血まみれの意識を失った青年を発見する。
3年後、「早坂由紀夫」と名付けられた彼は、奈緒美の元で
様々な「ギフト」の配達を請け負う「届け屋」として働いていた。
記憶喪失の早坂由紀夫。
異様に足が速く、「届ける」ということに異様な執念を持つが、
それは記憶を失う前と関係があるのか?
「届け屋」という仕事をしていく中で、由紀夫はさまざまな人と出会い、記憶を取り戻していく…。


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1話を見返してみてまず一言。


キムタク、わかっっ!!


もう約13年前のドラマですから当たり前なのですが、
まぁ~木村君の若いこと。

綺麗な顔もさることながら(この頃顔シュッとしとるなぁー)
髪も指も仕草もすべてが美しいわぁ~

裸のキムタクが、クローゼットのなかから血まみれで出てくるというインパクト。
まさにしょっぱなから惹きつけられましたね。
「おおっ!?」みたいなね。前のめりになりますよね。ハハハ。


まあそんなファン目線丸出しな感想はおいといて。

まずは主要登場人物の考察からいきましょう。えらそう


木村君演じる早坂由紀夫。
クールなようでいて、飄々とした部分も持っている。
ときには過去の記憶の波に呑み込まれそうになってあがく、
未完成でナイーブな一面も持っている、何とも掴みどころのない独特の役柄です。

そんな彼を取り巻く周りも一筋縄ではいかないツワモノばかり。

愛人に逃げられた女・奈緒美(室井滋)。
うさんくさい占い師・星川(小林聡美)。
ひねくれた女刑事・朔原(倍賞美津子)。

もうこの3人の会話のシーンだけでも面白くてねえー。


やたら怪我することになる野長瀬(今井雅之)や、
おっぺけぺーだけど、素直に由紀夫を慕う千明(篠原涼子)なども含めると
もう面白くて仕方ないメンツです。
芸達者が集まると、普通のシーンでもテンポと間で見られますね。

今のドラマにも見習ってほしいものです。


それにしても、木村君に限らずみんな若い!

篠原涼子さんも小林聡美さんも倍賞美津子さんもみんな若い!
室井滋さんと今井雅之さんは、あんまり違いが分かんない!コラッ


今や出来るキャリアウーマン的な役柄の多い篠原涼子さんは、
『ぼくの魔法使い』におけるるみたん的な役柄を愛らしく演じています。

こういうおバカな役柄を上手く演じられるのって、
意外に少ないんですよねぇ~。


ただ、さすがに人の家に勝手に入って
由紀夫の某箇所をまさぐるのはいかがなものかと思いますが。
(アハハ…)



-------------------ここから初回見た感想-------------------

※作品についてのネタバレがあります。
 また、『猿の惑星』のラストについてのネタバレもあります。


初回は援助交際詐欺(美人局と言ったほうが早いか)をしていた
女子高生・香織に、父親からの手紙を渡すお話。


まあね、山口雅俊Pの作品(『ナニワ金融道』『きらきらひかる』『カバチタレ!』)を
欠かさず見ているので、ある程度展開は予想つきましたけどね。
というか、『ギフト』が後の三作品の参考になった作品なのかな?


援助交際詐欺してたのはいいが、いつか痛い目見るんだろうな、
そこを由紀夫が助けるんだろうなぁ~と。

案の定、尾藤さん率いるチンピラにとっ捕まってボコボコにされ、
友達ともども拉致されちゃいます。王道展開やんけ!いや別にいいけど。


それにしても、処女なら50万円出す!だなんて、
ルーズソックスの処女とできる~!なんて、
一応プライド持ちましょうよ尾藤さん!役柄!役柄!


そんななか、由紀夫は煙らしきものを車内に流し、どうにかこうにか助け出します。
自分を助けてくれたぁ~と、すっかり由紀夫に惚れちゃった香織。
あちこちにキスしまくり。
由紀夫は由紀夫で、逃げている間に
記憶のフラッシュバックが起き混乱状態に。


なんつーかこのドラマ、全体的に
古い雰囲気とエロい雰囲気がありますねぇ。
親とは見れないなこりゃ。


まぁ10代というのは、いろいろ多感な時期ですよね。
代議士の父親の手紙には、たった二行の言葉と、100万円の小切手くれっオイオイ
自分と同い年の愛人までいるって知った日にゃ、
そりゃ非行に明け暮れるのも無理はない。
しかも、代議士の娘、捕まっちゃ色々面倒だから、と補導もできないときたもんです。


そんな放置状態のなかで、自分を助け出してくれた由紀夫に、
ある種の救いを求める気持ちにも似た何かを抱いても不思議ではないですな。


で、由紀夫がただ手紙を届けたかったというだけのために
自分を助け出したと気づき、逆ギレ。

友達に、由紀夫の元彼女だと嘘をつかせ、
由紀夫をおびき寄せようとしちゃいます。


初回ですから、
そう簡単に過去の自分を知る
 有力な手がかりが得られるわきゃねーよ(笑)
と、
見てるこっちは思いましたが、


由紀夫自身は過去の自分を知る人間に出会い、パニック状態に。


全力で走る間にも、また過去の記憶のフラッシュバック。


テレビのブラウン管に映る、スニーカーを持った外人の女性。


その間に、香織とその友達は、
再び尾藤さん率いるチンピラにとっ捕まっちゃいます。


過去の自分の正体を知ることを、
無意識のうちに怖がっていることに気づく由紀夫。
かつて自分が入っていた、クローゼットのなかへと入り、
過去の自分と向き合う決意を固めます。


その記憶の手がかりは嘘なのに…


という可哀相な突っ込みはさておき、

由紀夫は朔原とともにチンピラどものアジトに乗り込み、二人の救出に成功。
元彼女という情報が嘘だと知り落胆するも、
香織が家に帰ると知り一安心。


ラストは、アジトのビルにあった看板。
それは、由紀夫がフラッシュバックで見た、外人の女性の看板。


まるで『猿の惑星』のラストで、
主人公が自由の女神を見たときのような、何ともいえない喪失感。

これも序盤の由紀夫と朔原の会話のなかで伏線として何気に入れてるから、
なんともニクイ脚本だ~!と感心しきり。

しかも、全話視聴してる身にとっては、
終盤の伏線のひとつになるわけですから、なおさらやられた!と感じました。


初回なので、主要人物の説明がてらの軽い回でしたが、
やっぱりそれなりに面白い。

適度にシャレていて、格好いいですね。
やっぱり山口Pの作品好きだぁ~


まあ自分は、ドラマの雰囲気に魅了されながらも、
心のどこかで「木村君かっこいい~」と半分目をにしてみてましたけどね。
だって、かっこいいんだもの…。しょうがないじゃん。


多分このころが、顔面レベル的には絶頂期でしたね。間違いない。うん。


なんだかすっかり木村拓哉中心に見ちゃってる感ありますが、次回も見ます。 


次回は、もっと感想を簡潔にする予定です。



今回のツボ
・由紀夫かっこいい
・初回からセメントまみれになるわ蹴られまくるわで
 身体張りまくりの野長瀬
・「うわぁ~まぶしぃ~」と初回から棒読み全開の忌野清志郎さん。いるだけでOKということで。
『ケイゾク』の谷口役の人の妙ちくりんな長髪
・まんまとジュリエット星川に別れさせられたカップル。



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スタッフ
脚本:飯田譲治、井上由美子
音楽:日向敏文
演出:河毛俊作、中江功、澤田鎌作
プロデュース:山口雅俊

主題歌
ブライアン・フェリー「TOKYO JOE」

出演
早坂由紀夫-木村拓哉    腰越奈緒美-室井滋
ジュリエット星川-小林聡美 秋山千明-篠原涼子
野長瀬定幸-今井雅之    朔原玲子-倍賞美津子
筑波新次-梶原善       田村アキラ-忌野清志郎 

ほか

第1話ゲスト
奈留崎香織-希良梨  郡司幸太郎-尾藤イサオ  吉原英二-清水章吾

ほか


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