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公認会計士試験、合格者2000人に抑制へ

2009-12-13 23:10:00 | 資格
最近公認会計士絡みの話題が多い。

今度は金融庁が公認会計士試験の合格者数を
2,000人程度に抑える方針であるというニュース。

合格者数を調べてみると、

【論文式試験合格者数と合格率】
2006年 3,108人(14.9%)
2007年 4,041人(19.3%)
2008年 3,625人(17.1%)
2009年 2,229人(10.5%)

確かに2007年の4,041人と比べると半減です。
でも今年はすでに2,229人。

ただし現行試験制度は2006年に始まり、
旧制度の2次試験合格者は、旧制度の方が難易度が高かったこともあり、
新制度の論文式試験において優遇されています。
そこで、旧制度から受験している人と新制度から受験し始めた人で
分けて見てみると、
  
【旧試験制度のみなし合格者と合格率】
2006年 1,736人(38.7%)
2007年 1,346人(49.7%)
2008年 **601人(42.0%)
2009年 **313人(38.5%)

【新試験制度の合格者】
2006年 1,372人(*8.4%)
2007年 2,695人(14.8%)
2008年 3,024人(15.3%)
2009年 1,916人(*9.4%)

(参考)公認会計士・監査審査会ホームページ

旧試験制度のみなし合格者は年々減っていき、このままゼロに近づくでしょう。
一方新試験制度の合格者は2008年は3,000人を超えていますが、
今年はすでに2,000人割れ。

これで見ると、「合格者2,000人」という数字は「抑制」って書くほどの
ものではない気もしてきます。

  

公認会計士試験、合格者2000人に抑制へ(読売新聞) - goo ニュース

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