殺人事件の犯人であることを疑われる3人の男性と、
彼らを取り巻く人々の人間模様を描いた作品。
主要キャストがそれぞれ難しい役を演じています。
宮崎あおいが知的障害のある役。
広瀬すずは性的暴行を受ける役。
広瀬すずは昨年公開された「流浪の月」でもタフな役を演じており、
その時もずいぶん思い切ったなあという感想を書いたのですが、
すでに2016年に公開された本作で、似たような役を演じていたことになります。
「怒り」も「流浪の月」も監督は同じ李相日監督。
他に両作品の共通点は、大物俳優の裸のシーンがあること。
本作では綾野剛と妻夫木聡が同性愛カップルを演じています。
殺人を疑われる3人を演じるのは森山未來、松山ケンイチ、綾野剛。
見間違えることはないですが、どことなく似ていると言えば似ています。
「怒り」というタイトルどおり、多くのシーンでマイナスの感情が湧いてくる作品でした。
2016年9月公開。DVDレンタルで鑑賞。
監督・脚本:李相日
原作:吉田修一
出演:渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、原日出子、池脇千鶴、宮崎あおい、妻夫木聡
関連エントリ:
【広瀬すず出演作品】
流浪の月
一度死んでみた(映画)
ラストレター
ラプラスの魔女
三度目の殺人
海街diary
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