イギリス人ジャーナリストがスターリン統治下のソ連で起きていた飢饉を暴く物語。
実話を基にした作品だそうです。
時代は1933年。
世界で恐慌の嵐が吹き荒れる中、ソ連だけが好況であることに疑問を感じた記者が、
ソ連に入国し、監視の目をかいくぐって地方を取材し、
食料が不足していたり、路上に餓死者が多数転がっている状況を目の当たりにします。
学生時代、世界史は得意ではありませんでしたが、
コルホーズ・ソフホーズという言葉を暗記しました。
この辺と関係していそうです。
記者は結局ソ連政府に捕まり、口外しないことを条件に釈放されます。
イギリスに戻った記者が起こした行動は?
前半少し退屈でしたが、後半は緊迫感がありました。
また一面の雪景色や吹雪のシーンは自然の厳しさを感じられます。
ポーランド・ウクライナ・イギリス合作だそうです。
この3国がソ連を悪者扱いする映画を作って外交上問題ないのか、少し気になります。
映画と関係ありませんが、新宿西口地下にあるメトロ食堂街が9月30日で閉館になるそうです。
ぎりぎりの時期だと混むかもしれませんので、
いまのうちに万世麺店で排骨拉麺(ぱーこーらーめん)を食べてきました。
(新宿武蔵野館)
関連エントリ:
監督:アグニエシュカ・ホランド
出演:ジェームズ・ノートン、バネッサ・カービー、ピーター・サースガード、ジョゼフ・マウル、