葉佐池古墳は、埋葬施設5基を有する最大約41メートルの長円形の古墳です。この古墳は、未盗掘の横穴式石室を有し、今から約1400年前の古墳時代後期の葬送儀礼を知ることができる貴重なものです。このことから、平成23年2月7日、松山市では4番目となる国の史跡に指定されました。
これを受け、史跡葉佐池古墳とその隣接地を整備し、葉佐池古墳公園として平成26年7月12日から公開しています。
↑の建物が石室です。
人骨・ミイラは模型ですが、石室に積まれてる石は1400年前のだそうです。
人骨1体にはハエのさなぎ殻が付着していて、そのハエの習性から被葬者が腐敗するまで、死後十数日間ほど明るい場所に安置されていたことが判明しました。
これは、日本書紀に記されている古代の葬送儀礼「殯(もがり)」が、実際に行われていたことを考古学的に証明する貴重な資料ということらしいです。
凄いものを見てきました。
これは、絶対一人で見るのは怖いね。