先日、山陽線吉永-和気で撮影したEF510牽引下り貨物列車です。所用で付近を訪問した際、偶然踏切待ちをしていたところやって来ました。何が来るかわからなかったので一応コンパクトカメラを構えていると、この列車がやってきました。列車撮影の機会がほとんど得られない中、貴重な列車をとらえることができました。
1980年代前半に予讃線香西-高松で撮影したキハ181高松行き特急「しおかぜ」です。この時は四国の特急を撮影したくて宇高連絡船を利用して岡山県から高松にやって来ました。もちろんインターネットなども無く撮影地情報も皆無な中、高松駅から線路沿いに歩いて見つけた撮影地です。当時はこのパターンが当たり前でした。偶然ではありましたが、キハ181の特徴である屋根の放熱板を強調できる角度での撮影となりました。
多忙でなかなか更新できずにいますが、ぼちぼちやっていきたいと思います。引き続きよろしくお願いします。
先日、所用で付近を訪問した際に撮影した、水島港の桟橋や建物です。水島臨海鉄道の東水島に向かう貨物専用線からすぐ近くに存在します。昨日エントリーの三洋汽船の丸亀行きフェリーが発着していた施設が何十年もの時を超えて現存しています。切符売り場や待合室があった建物、そこから続く桟橋、自動車が船に乗っていた場所も建物脇に丸い形で残っています。建物は完全に閉鎖されていますが、外壁には丸亀の文字もうっすら確認できます。昔は我々と同じ目的でここから丸亀行きの船に乗って讃岐広島の江の浦海水浴場に向かう人も多く、この建物内外はこの季節、人と笑い声で溢れていました。ここにいると今でもその声が聞こえてきそうです。丸亀行き三洋汽船定期航路が廃止されて何十年も経つのにこの施設が残されている理由のひとつは丸亀市にある丸亀競艇行き無料小型船がこの桟橋を使用しているからです。その他にもこの桟橋を使用することがあるようです。水島臨海鉄道DE70のおかげで懐かしい場所と再会することができました。
当ブログでも2012年10月17日に宇高国道フェリー最終便や2019年12月19日に四国急行フェリー休止など主要航路であった宇高航路を中心に船についてエントリーさせていただいています。しかし、私個人的にもっともなじみのある船がご覧の三洋汽船の船です。1949年設立の三洋汽船は現在も岡山県南西部の笠岡を中心に離島航路を運航しています。瀬戸大橋が開通する1988年頃までは我々地元倉敷市の水島港から途中の讃岐広島という島の江の浦港を経由して丸亀港まで運行していました。毎年夏になると地域のボランティア精神旺盛なおじさんが、地域の子供たち20人程度を集めて讃岐広島の江の浦海水浴場に1泊2日で海水浴に連れて行ってくれていました。私も毎年この行事が楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。その際利用していたのがこの三洋汽船です。当時は三洋丸、備讃丸、瀬戸丸などが就航していたような気がします。この写真が何丸かははっきりしませんが、特に会社名を冠した三洋丸は操舵室フロントガラスが逆スラントになっており、とてもカッコよかったのを覚えています。そんな私の中でのヒーローの船の写真が発掘されたのでエントリーしました。懐かしいなあ。あの頃は楽しかったなあ。そんな地域のおじさんも年老いて数年前にお亡くなりになったと聞きました。地域のおじさんありがとうございました。