メンテナンスの定番の一つ。チェーンルブ。きれいな掃除して、ちゃんと注油された自転車はビックリするくらい軽々と進んでくれる。
↑今使っているフィニッシュラインのウェットタイプ。蓋が壊れて閉まらない。
そんなチェーンルブ。大別するとドライタイプとウェットタイプがある。ドライはベチョっとしない分汚れにくい。が、耐久性は低い。一方ウェットはベチョっとする反面、効果が長持ち、なんていう理解をしていた。比較として間違ってはいないと思うものの、全く違う観点で、自分はウェットタイプを選びたい、と思うポイントがあった。
↑今使っているフィニッシュラインのウェットタイプ。蓋が壊れて閉まらない。
そのポイント、とはズバリ匂い。
部屋で自転車を保管し、その部屋で生活する場合、自分にはオイルのにおいがキツく感じられてしまう。以前、ワコーズのチェーンルブを使ってた時は結構においが強かった。それが、今のフィニッシュラインに変えてからはそれほど匂わない。なぜなのか、気になっていた。
こないだ、Mac offさんと話した時に、興味深いことを話してくれた。それは、ドライのルブはパッケージがパンパンになる、ということ。そしてその理由が、成分に揮発性のものが多いからだと言う。ドライ、ということは、どんどんと乾いていく、つまり揮発するということなのだけれども、その揮発性の成分が多く含まれるのがドライタイプとなる。つまり、ドライのルブを注油した後は、そのが揮発していく、ということだ。そのため、ドライの方が部屋にオイルの匂いが充満する可能性が高い。
もちろんあの匂いが好きな人もいるだろう。その場合は積極的にドライタイプを選ぶといい。自分は苦手なので、敢えてウェットタイプを選ぶと良い。いいことを聞いた。今後もチェーンルブはウェットタイプだな。
ちなみにフィニッシュラインは蓋以外気に入っている。