ぽちゃりんぐ

カッコよく自転車に乗りたい! 脱ポチャ!

フルームの薬物規定違反

2017-12-18 07:54:30 | 日記
先週、フルームの薬物規定違反に関するニュースがあった。この手のニュースは自転車競技の中では、しばしば起こること、と聞いていながらも、改めてメチャメチャな業界だと思わざるを得ない。

チームスカイは、自分の理解では非常に潔白で、反ドーピングには強い意志を持っているチームである。一度でもドーピング陽性の選手は即解雇で、もう所属することはない。そう聞いていて、スカイはすごいなー、それでこの強さなのかーと素直に感じていた。

協会に申請して使用の許可をもらっていた喘息の薬、とは言うものの。一定量使ったら、ドーピング的な効果があることは、チームは知っているはず。つまり、規定量を超えた使用は、ドーピングを使ったことと同義である。

体調が悪かった、と説明しているが、そうであれば大会を棄権するしかないのでは?? 少なくとも、体調が悪いから薬を増やしていいはずがない。何が問題じゃないのか、さっぱり分からない。

且つ、チームドクターが投与した、とある。つまり、チームも規定量を超えた使用を認めている。そして問題じゃない、と発表している。いやいや、そこは止めるとこでしょ。

今のところの発表だけ見ると、スカイはフルームに対してドーピングを認めていた、と読めてしまう。何が反ドーピングだ。ルールを違反したのだから、それはアウトにしようよ、スカイさん。

チーム公認ならば、フルーム一人で責任を取る必要はない。解雇する、というなら、まずはチームドクターや投薬を認めた監督の問題からだ。少なくとも、薬の使用規定違反が見つかったブエルタについては、協会や大会主催が決める前に、タイトルを自主返納する、くらいをしてほしい。カッコつけのスカイさんにはそれくらい、せめて期待してしまう。

カッコいいことばかり言ってコレかよー、的なガッカリ感が半端じゃない今回の報道。スカイの印象は当然悪くなったし、スカイのチームジャージとか絶対着たくない、なんて感じてしまった。

それにしても、こんな説明でいいと思ってるなんて、自転車競技って、ほんとメチャメチャだなぁ。

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