ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

ヌエネン・・・って、なんやねん?

2011-12-12 00:04:10 | ヌエネン(オランダ)
アーヘンの次の日。

なんだか、朝からウキウキなダーリン。

ダ:「今日さぁ~、どこ行く?」
私:「んー、そうだなー、アウトレットとか行く?近いみたいだしー」
ダ:「違うよ、今日行くのは、「ヌエネン」だよっ!」

相変らず、すでに自分の中で決まっているのに、必ず問いかける人である(ボソッ)
で、まー、そんなことはいいんだけど、

私:「ヌエネン?それって、なんやねん?」



◆Nuenen(ヌエネン)
ヌエネンはアイントホーヘン近郊にある町。
画家を目指すことにしたゴッホが、初めて落ち着いて作品に取り掛かり、
初期の傑作「馬鈴薯を食べる人々」を完成させた場所でもあります。
旧市街には、ゴッホが住み、アトリエとしていた牧師館や父親が勤めていた教会、
ゴッホ記念碑、ゴッホの名前のついた広場や通りのほか、
ゴッホの書簡などを展示している資料館があります。
ゴッホが描いた風車や水車小屋などの風景を偲ぶことが出来ます。


・・・ってことらしいです。好きだな~笑

ってことで、
行ってきました。ヌエネン。

で、この街、とっても清潔感溢れてキレイ!
街の中心?には、資料館があります。
その名もVINCENTRE



私の「ヌエネンってなんやねん」もスゴイが、
こちらは、ゴッホの名前、「Vincent」と「centre」を掛け合わせてある・・・
参りました。脱帽です。

どうやら、2010年7月にオープンしたこの資料館、新しいだけでなく、
かなり仕掛けが面白い!

オーディオガイドも最新式だし、彼のアトリエを再現し、その床に
ゴッホの手紙が本人筆跡で写しだされたり、


関係者のその時代の所有物やその人となりが展示されているし、


街のあちこちで書いた風景画とその当時の写真をシンクロさせる装置があったり、、、

 この箱の細い隙間を覗きながら・・・・下のダイヤルを回すと、、、


ゴッホの絵が表れて、、、


そして、その実際の風景写真が出てきます。



更に!極めつけは、再現film。
ゴッホになりきったとある俳優が出てきて、映画なみのストーリーを演じている。


また、ゴッホの年表なども細かく展示されていて、
家族や深い関係のあった人達の肖像画が表情をつけてしゃべる(笑)



ヌエメンは、この施設の設立にどれだけのお金をかけたのか、思わず知りたくなるほどに、
充実しています。
・・・・が、ここには、ゴッホの真作は1枚もありません。

んー、まるで、デルフトにある「フェルメールセンター」のようですね。

でも、これはこれで、むっちゃゴッホに詳しくなれる、とても楽しい、いい場所でした。


建物の外にも、ゴッホゆかりの場所毎に、説明の看板があり、
更に、ボタンを押すと、ゴッホ自身が語ってるかのように、音声が飛び出します。



んー、よく出来てるなー
感心します。ハイ。
この資料館のプランニングするのは、とっても面白そうです!
今度、改装することがあったら、呼んでください→ヌエネンのみなさん。









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