マスコミ主導で強引に変更させられた、新国立競技場と五輪エンブレム。ここまで続くとまだまだ続く感じがする。だいたい政府も安倍も五輪委員会もマスメディアの言うなりになりすぎだ。そもそも新国立競技場に金をかけてなぜ悪い。東京五輪招致でマスメディアはあんなに喜び、泣き、騒いだではないか。それが新国立競技場建設費が高いとわかったら、これはニュースになるとばかりに、叩き続けてついに見直しにまで追い込んだ。その次のやり玉はエンブレムだ。たとえベルギーのなんたらいう劇場のロゴと似ていると言われても、東京五輪の面子にかけて、佐野案をバックアップするべきなのではなかったのではないだろうか。そうなると、新国立競技場とエンブレムの代替案が出ても、またしてもマスメディアは叩き続け、遂には東京五輪をないものにしようと言う魂胆が透けて見える。なぜ、マスメディアがそのような態度をとるかというと、要するにネタほしさからだ。犬が人に噛みついても記事にはならないが、人が犬に噛みつけば記事になるの例えどおり、つまり、政府の発表に異を唱えればネタ記事になるが、妥協記事はボツだ。現代社会はニュースの速度が昔の1000倍くらい早い。ちょっとやそっとのニュースではマスメディアは仕事にならない。そうなると、なんでもかんでも反対していれば商売になる。ならばいっそ政府はなんでもかんでも考えていることと逆の発表をしてみたらどうだろう。例えば尖閣は中国に差し上げますと政府は考えているという噂を流したら、メディアはどういった対応をするか見ものだ。話が逸れたが、けちのついた2020年の東京オリンピックは、まだ何か起きそうで怖い。マスメディアはそれを待ち望んでいるのかもしれないが…
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