毎日暑い日が続きますね。
一ヶ月も更新が滞ってしまいました。
この写真はSABOT(サボ)というヨット(ディンギー)のセールです。
友人から一式を譲り受け整備しているところです。
ヨットを始めたのは30年くらい前ですが、
仕事の関係でここ10年くらい乗っていませんでした。
以前はシーホッパーと言うヤハマのディンギーを所有していて
日曜日には隣町のハーバーで乗っていました。
今回サボを手に入れたのは、撮影の小道具としてです。
大道具かな・・・と言ってもかなり小型のヨットで、
簡単にカートップでき移動が楽に行えます。
もちろんチャンスがあれば海に出たいとも思っていますよ。
話は戻りますが、ヨットをやろうと思ったきっかけは、
子供の頃から海は大好きだったのですが、
海に出かけてもせいぜい波打ち際まででした。
写真を始めるようになって海に撮影に行っても
海岸線止まりです。
しかし本当の海はその先にあるんじゃないかと思い始めました。
それがヨットを始めた動機なんです。
また、自分が撮影対象にしていた船やシーマン達に
もっと関わりたいと思うようになりました。
そして自分自身が被写体になるような事をやらないで、
本当に海の写真が撮れるだろうか?と思うようになりました。
話が長くなりましたので、この続きはまた・・・。
オカに上がった大きなイカみたい(失礼しちゃうわネ)。
早く波を切って、海を疾走したいって言ってますよ。
外から眺めるだけでなく、中に入り込まなければ、良い作品はできない・・・写真だけではなく絵でもそうかも。
私が女性の絵ばっかり描くのも、自分になら入り込めるから?
このヨットのセールは特に縦長なので、本当にイカみたいですね(笑)
絵描きさんは対象物をものすごくよく観察していると思うんです。
理解して吟味しないと絵にはならないですよね。
写真を撮っていると、どうもその当たりが希薄になってしまいます。
すべてとは思いませんが、時にはその対象と交わる事も必要かなと思いました。
確かに、日頃、被写体にしているものを良く知るということは、
自分もしなくては…と思うこと、度々。
でもなかなか深いところまで行けず、
結局表面的なものしか撮っていないような気がします。
熱心と言うより楽しんでいるだけなんですよ。
写真って考えても考えなくても写ってしまいますね。
後からあの時こうしておけば良かったと思うことが多いです。
やはり現場でしっかり被写体を見ることが重要だなといつも自戒しております。