
私は大学出てから4年間横浜の幼稚園に勤めてました。
横浜のはずれのベットタウンなので子どもがいっぱいいて
在園児330人くらいの大きな幼稚園でした。
その幼稚園創立25年始まって以来のたいへんな年長と言われた年に私は幼稚園デビューしたんです・・私は年長さんの担任ではなかったんですが。とにかくほんとにすごかった

ませてる上に、やることもすごくて・・
子どもがバス内で上の網にぶるさがってたり。。。
教室に子どもがいられなくていつも追いかけてたり。。。
たえずけんかしてたり。。。
物が飛んできたり。。。
などなど。。
私はとにかくおどろきました!!

「え?幼稚園って??」
子どもは先生をちゃーんと分かってます。
私なんて「あーまた新人がきたな」くらいな感じです。
私の話など聞きません。
耳を傾けません。
その日もまたいつものように年長の男の子たちが園バスのなかでどんちゃんさわぎです

また、バスの上にある網でうんていのようなことをしだしたしょうごに私は言いました。
私「もうほんとにバスからおろすよ!!」
しょうごは私をにらみつけ一言
しょうご「
はあ??おまえがおりろよ」
きっといまだったら「そのおはなしはどんなおはなしなの??

」ていう感じでまーいろいろ対応できますが、当時の私にはもうこたえました。。
子どもの言葉で悲しくて泣いたのはそれ一回でした。

しばらくして私も対応になれてきたころ
年長のいつもの男の子たちが輪になってはなしてます。
なんでも「好きなタイプの女の子」の話題らしかった

しょうご「ゆりあ(かわいい女の子でした)っていいよなー

」
ひろあき「えーー?俺ゆりあだめ!だって毛深いし。あいつ」
・・・・いくつなの?
またまた違う日
ひろあきが私のところに真剣な顔できました
ひろあき「せんせい。俺、
あいつと別れた」(あいつとは付き合ってる女の子)
私 「え??どうしたの?仲良しだったじゃん」
ひろあき「あいつさー、いおり(同じクラスの男の子)もいいとかいってんだよ」
・・・・・だからいくつなんだってば
またまた違う日
しょうご「こないだのデートでサー遊園地いったんだ」
私 「へーデートしたんだいいね」
しょうご「親も一緒だったんだけどね」(しょうごと付き合ってる女の子の家と親も一緒にデートをセッティングしてくれたらしい)
そして、
もちのろんでチュー済みでした。
しょうごは自慢げにいつもの男の子たちに話してた。。
「おれ、やったし」
・・・・そろそろとめていい?
その年以降は、そこまですごい子どもたちはいませんでした。
でも、その年の子どもたちが一番手がかかったぶん、卒園はほんとに悲しかった。。卒園時には私としょうごは「親友?」に。。
「また、会いにきてやるからさ」って卒園してきました。
しょうごはたぶん一生忘れられない

きょうのつぶやき
前の幼稚園で私と同じ名前の女の子に「結婚出来ない」とふられたHくんとの会話
私「せんせいとおんなじなまえじゃん。せんせいと結婚しようよ」(なぐさめてるつもり)
H君「え!!(冗談だろ?って顔でした

)俺が結婚するころは先生おばさんじゃん!」
(振られて当然じゃーー!!

)