援護点1.00＜防御率1.59

【現地6月27日】

MLB　BOS 1－2x ＠SEA　（延長11回サヨナラ）
スカパー! 185

また援護なし??

8回を投げて3安打1四球8三振。
イチローに詰まりながら打たれたタイムリーの1失点だけ…。

「全体的に球威、コントロールとも良かった」
と本人が振り返るとおり、ピッチング内容は良かったと思います。

でも、なぜか鬼門（今日で8連敗）のセーフコ・フィールドで、
今日は打線が沈黙。
松坂に勝ち負けはつきませんでした。

ちょっと前から松坂本人も手応えを口にしていましたが、
ほんと、ボールの質が良くなってますよね。
球速表示以上の力があるというか…。

今月は5試合すべてQS。
（クオリティ・スタート＝先発で6回以上、自責3以内）
その間の防御率は1.59。被打率.179。奪三振率11.12。
5勝してても不思議じゃないのに、2勝2敗…。
5試合の援護点は5点だけ、1試合平均1.00ですよ。
こればかりは仕方ないけど、もう少し打ってくれてもいいのに…。


さて、こうなると気になるのは、“オールスターに選ばれるかどうか”。
ご存知の方も多いと思いますが…
オールスターの出場選手は各リーグ32人（投手は12人以上）。
投手はファン投票の対象ではなく、選手の投票と監督推薦で選ばれます。
例年、先発投手は各リーグ6～8人。
アメリカン・リーグは既に9勝以上が8人。
今月中にあと2人（サンタナとボンダーマン）が加わる可能性あり。
そのなかで、防御率、負け数を見ると、松坂は決して有利とは言えません。

BOSはチームが好調で、野手にも有力な候補選手が多いし、
同じチームから先発2人はないだろう（ベケットは選出確実）…など、
松坂には不利な条件も多くあります。

でも!!
防御率は何とか3.80まで改善されてきたし、
奪三振数はリーグ3位、被打率.238もリーグ上位。
とくに6月の数字はリーグ屈指。
贔屓目なしに、見ていてワクワクする投手の一人だと思うんです。

僕は今年は初めてメジャーリーグのオールスターゲームを取材に行ってきます。
松坂が選ばれるかどうか…。
7月2日の朝（現地7月1日）の発表が気になりますね。


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