Dice-K ヤンキースに連勝

【現地4月27日】

前回に続いてヤンキース相手に白星。
4失点の4回をのぞいては見事なピッチングでした。

MLB　BOS 11－4 ＠NYY
スカパー! 186　

今日はエンゼルス(LAA)＠ホワイトソックス(CWS)の実況担当だったため、
試合開始から2回までを控え室でTV観戦。
あとはVTRで試合内容と松坂の試合後の会見を見ました。

ほんとに4回だけでしたね。突然の3連続四球からの4失点。
1、2回は慎重になっていたのか、変化球中心に低めにボールを集め、
上々の立ち上がり。
カットボールとチェンジアップが良かったし、
4回にビッグイニングを作るとは思いもしませんでした。

会見での表情や本人の様子を見ると、心配はいらないと思いますが、
この2試合、ピンチで踏ん張りきれていないところは問題。
松坂はいつも先を睨んでいるので、本人なりの考えがあるんだと思いますが、
試合で、とくにヤンキース戦で負けるわけにはいきません。
前回同様、今日も打線に助けてもらいましたが、
こういう勝ちが大きいんだと思います。

まあヤンキース(NYY)相手に6回4失点というのは、
事実上のQS（クオリティ・スタート：先発して6回以上、自責点3以内）。
NYYと対等に打ち合えるだけのレッドソックス(BOS)打線も心強いです。

そのうち、松坂の好投で 1対0 で勝つ日もあるはず。
そういう相手を圧倒するピッチングを楽しみに待ちながら、
しばらくは松坂の試行錯誤(?)を観察していきたいと思います。


さて、視点を変えてみると…
NYYは本当にマズイですねー。
先発投手陣が崩壊。ブルペンも相当に疲れが溜まっているはずで、
今後は先発が踏ん張っても逆転負け、というパターンも増えるでしょう。
いくら強力といっても打線だけの力では5割もおぼつかないはず。

「クレメンスしかないでしょう」
出村さんは控え室でそう言ってましたが、同感。
でもそれまで持つかどうか…。
それにもっと中長期的な視点に立てば、
クレメンスよりも若い絶対的なエースが必要な気もします。
今年のフラッグディールは大きなトレード?
それまでキャッシュマンGMとトーレ監督の体制が続くかどうかさえ
怪しくなってきた気がします。
そもそも松坂を取り損ねたことが敗因?

松坂にはそれぐらいの活躍を期待したいですね。


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