披露宴に出席するの巻 後編

いや～、スペシャルかわいい花嫁だった～。
白のウエディングドレスも超かわいい。彼女は細くて華奢なので、お色直しの深紅のドレスもかわいらしく着てました。赤って結構難しい色だから、なかなかかわいく着られないのに、ほんとかわいいぃぃぃっていうお嫁さんでした。
そうそう、今回受付を頼まれていた私と友人は、ふたりともそんなこと初めてだったもんで、はりきりすぎて、挙式の１時間前に到着。
「どうしたらいいのかな・・・」なんてうろうろして、ホテルの人に聞いてみました。
「あの～、今日受付を頼まれてるんですが・・・どうしたらいいでしょう・・・」
すると。「受付は挙式が終わりまして、披露宴が始まる前になりますので・・・だいぶお時間がございますね・・・」
し、し、しまったぁぁぁっっっ。そうよ、そうよね・・・披露宴の前よね、受付って・・・。
そんなわけで時間を持て余したりもしましたが、なかなかよい結婚式でした。食事もおいしかったし。
で。なんと。
なんと私、ブーケをゲットしたのでございますよ。ふっふっふっ。さて、効果の程はいかに！？

披露宴に出席するの巻 前編

昨日何時間も悪戦苦闘した結果、このたび購入したヅラ・・・ウイッグって言うの？・・・を使用することは断念した。毛の質感がなんだかいまひとつで、まとまりが悪いので。
仕方ないのでリボンがついてるバレッタでごまかそうと思い、買いに出かけた。まあ納得できるものが手に入ったので、頭はこれでいいことにしよう。
服は、予定してたワンピースが何故かたんすにない！なんで？どうして？・・・考えることしばし。！！そうだ、妹に貸したんだった！
仕方ないので取りに行った。ついでに妹のジャケットを持ってきた。スカーフは買ったし・・・服はこれでいいとしよう。
ご祝儀・・・袋は買ったし、名前も書いた。あとは中身・・・だけど、銀行に行かれなかったので、明日会場に行く前に銀行によっていかなくてはならない。早めに出なくちゃ・・・。
バックは・・・これでいいや。あとは何か要るかなあ？
なんてバタバタしている間に日付は変わり、いよいよ式当日がやってくるのだった・・・

魂離る

ありしひを思ひて袖をしぼり、来ぬ人を待つはほいなきことと思へども、なほつれづれに思ひいづるは君がそらごとにて、つきのしろきおもてに面影をやどしてまた袖を濡らせばかわくまもなし。恨みてもなほうらめし。


　　　　　　魂離る　君が空言そらだのみ
　　　　　　　　　　　　　こよひも通ふ夢の浮橋


　　　　　　ぬばたまの夜はかぎろひの夢なりき
　　　　　　　　　　　　　おぼろに思ふきみがむなこと


　　　　　　

披露宴に出席するの巻 序

いつまでたってももとが取れないのですが、おめでたいことなんで、呼んでいただければ出席するほかありません。
披露宴・・・といえばおいしいご飯が食べられるのがお楽しみのひとつですが、もちろんただでいただくわけには参りません。そう、ご祝儀です。これがなかなか頭が痛い。世間一般ではこの年になれば３万は出すものらしい。が、しかし。薄給の上に「ご自分の意志で実家を出られた方には住宅手当はだしていないんですよ」なんて言う会社で働いているので(まあもらえても８０００円だけど)とてもとてもそんな大金は捻出不可能。つくづく「女性に優しい会社ベスト１０」とかに選んでる雑誌に「女性=既婚」なんで、独身女には冷たいという点を付記して欲しいと思いつつ、２万を包む今日この頃。
さらに、これだけではありません。友人の晴舞台、当然呼ばれたほうだって小汚い格好で行くわけにはいかない。服、アクセサリー、バック、髪・・・なるべく手持ちから使いまわそうと苦闘はしてみるものの、やはりここでもかさむ出費。
いよいよ式は水曜日・・・。今回受付まで頼まれて、ますます舞い上がっております。
でもまあ、せっかく友引に挙式してくれるんだから、ぜひ引いてもらおうかな～。・・・というわけでワクワクしつつ。

法則

割れたお皿は
もう　もとには戻りません
割れた心も
もう　もとには戻らない
風に吹かれて
砂と化すまで
長い時間を風化する