たのむよ、おとーさん

昨日の夜更け、電話が鳴った。
こんな時間に家の電話にかけてくる人は普通いない。誰だろう？おかーさん？
「おとーさんが安全大会の帰りに飲んでなんかあったみたい。帰れなくなっちゃってそっちに向かってるから、来たらあけてあげて。おかーさんそっちに迎えにいくから」
・・・すごい夜中なんだけど・・・どこから歩いてくるのかな・・・っていうかこんな時間に電車あったの？
待つことしばし。酔っ払いのおとーさんが現れた。もうちょっとで草木も眠る丑三つ時だってのに大きな声で大騒ぎ。・・・近所のみなさんごめんなさい。普段はいいおとーさんなんです・・・。
酔っ払いの話はよくわからない。わからないけどどうやら飲んでいて遅くなったので、駅員さんに「今から・・・まで帰れますか」と聞いたら帰れるといわれ、目的地まで切符を買った様子。ところがここまできたらもう電車がない。「帰れるって言うから・・・まで切符を買ったのに！帰れないならお金返してくれ！」といって駅で騒いだらしい。
・・・駅員さんもごめんなさい。うちのおとーさん、普段電車には乗らないんです。だからオレンジの電車が２３時前に上りはなくなっちゃうことも、出発したところから東京経由なら余裕で帰れたことも知らなかったんです。そのうえ酔っ払ってる・・・
だいだいこの時間じゃ、黄色い電車だってうごいてないし、一体何時間駅で騒いでたのかわからないけど、警察呼ばれなくてよかったよ、ホント。
ほどなく母登場。酔っ払いは連行されていきました。
・・・そんなわけで昨日は日記どころじゃない夜だった。たのむよ、おとーさん、あんまり暴走しないでね・・・